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JALカードの年会費は一般のクレジットカード比較して高いといわれますが、JALカードには年会費の割引はあるのでしょうか。
結論からいえば、残念ながらJALカードの年会費は割引がありません。
JALカードの年会費はクレジットカードのランク別、発行クレジットカード会社によって2,100円～32,550円です。JALカードの年会費が高いか・安いかの判断はJALカードの利用の仕方によっても変わってきます。
JALカードの年会費はクレジットカードのランクによって異なりますが、それぞれのJALカードよって受けられるメリットやサービスもまた違いますので、JALカードの年会費が高いか安いかの判断は、金額だけでなく特典やサービスとのバランスで判断しましょう。

JALカード年会費一覧

JALアメリカン・エキスプレス・カードの年会費

JALカードの年会費は割引がない

JALカードの年会費の割引は残念ながらありません。
対してANAカードには年会費の割引があります。何故ANAカードに割引があるのかといえば、JALカードとANAカードでは、カードの発行元が違うからです。
ANAカードはカード発行会社が(株)三井住友VISAカードや(株)JCB、アメリカンエキスプレス社など各クレジットカード会社です。
対してJALカードはカード発行会社が(株)JALカードですので、VISAやJCBなど、カードブランドが異なっていても、すべて(株)JALカードで申込み、JALカードの発行を行います。
つまりANAカードは各クレジットカード会社が発行元ですので、入会キャンペーンや年会費割引キャンペーンなど、各クレジットカード会社が顧客獲得のために様々なキャンペーンを展開するのですが、JALカードは（株）JALカードがクレジットカード発行を一括で行っているために、顧客獲得のためのサービスが必要ないからです。

年会費無料のイオンJMBカード（JMB WAON一体型）を持つ

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）について
JALカードでマイルを貯めたいが、JALカードの年会費を払いたくない、という場合には年会費無料のイオンJMBカード（JMB WAON一体型）を持つという手もあります。

JMBとは
JMBとはJALマイレージバンクの通称で、搭乗や宿泊・ショッピングなどでためたJALマイルを、航空券や電子マネーなどの多種多様な特典と交換することができるJALのマイレージプログラムのことです。
JALマイルの貯め方はJALグループはもちろん提携航空会社の飛行機に乗ることでも、JALマイルを貯めることができます。

「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」は、JALとイオンカードの提携によって発行されているクレジットカードで、この「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」は、クレジットカードの年会費が永年無料であり、電子マネーの「WAON」も搭載されている利便性の高いクレジットカードです。

「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」の利用でJALマイルを貯める
「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」を決済利用すると、支払金額に応じてJALマイルを貯めることができます。
「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」は利用金額200円につきJALマイルが1マイル貯まります。また電子マネー「WAON」が搭載されているJMBとも一体型のクレジットカードですので、WAONで支払いをした場合にも200円ごとにJALマイルが1マイル貯まる仕組みになっています。
「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」のクレジットカード機能を使ってWAONへチャージすることではJALマイルは付与されませんが、クレジットカードを利用して購入することのできるあらゆる商品がJALマイルの付与対象ですので、JALマイルを貯めるためには都合が良いと思われます。

JALカードの年会費の考え方について

ではJALカードの年会費は高いのでしょうか。
近年では年会費無料のクレジットカードが数多く発行されているのにもかかわらず、JALカードは年会費が最安値のJAL一般カードでも年会費2,100円が必要です。ですからJALカードの年会費は高いと感じるかもしれません。しかし実際にはどうでしょうか。
以下、JALカードの年会費について考えてみましょう。

JALカード年会費をマイルを貯めるという点で考える
JALカードは、JAL一般カードでも2,100円の年会費がかかります。しかしJALカードを利用する方は「マイルを貯める」という明確な目的を持っていると思います。例えば1マイル＝1円の換算率でみていくと、年間2,100マイルを貯めることができれば、JAL一般カードの年会費は相殺できるということになります。
この年間2,100マイルを貯めるのに、JALカードの利用200円で1マイル貯めることができるショッピングマイルで貯めようとした場合には、年間420,000円分のJALカードの利用が必要で、月に換算すると35,000円のJALカードの決済利用です。これくらいの金額であれば実現可能な数字と思えますので、簡単に相殺できるでしょう。さらにJALカードで公共料金や携帯電話料金を支払えば、年会費分の元を取るのはあっという間だといえます。

JALカードのボーナスマイルもあわせて年会費を考える
JALカードではさまざなボーナスマイルが付与されますが、中でも入会ボーナスと継続ボーナスは大きな特典です。
JALカードに入会すると1年目の年会費が無料になるのが入会ボーナスです。さらに2年目以降も継続してJALカードを利用する場合、JAL普通カードであれば1,000マイルの継続ボーナストがもらえます。1マイル＝1円とすると「年会費2,100円–1,000マイル(円)」となりますので、JALカードの2年目以降の年会費は実質1,100円となります。これで上記の「JALカードの決済利用でマイルを貯めて相殺する」という方法のハードルも下がります。
ただし前述の方法はJAL一般カードの年会費を相殺するためのJAL一般カードの利用金額ですので、それ以上のマイルを貯めるためには工夫が必要です。
次にJALカードのマイルの貯め方をみていきます。

JALカードのマイルの貯め方について

ショッピングマイルプレミアムを登録しマイルを2倍獲得する
前述のように、JALカードは利用すればするほどJALマイルが貯まっていきますが、欠点もあります。
それはJALの国内往復航空券と交換するためには最低でも12,000マイルが必要ですので、単純計算するとJALカードで240万円分の買い物をしないと無料で飛行機には乗れません。1年間という期間で考えても、クレジットカード決済で年間240万円の利用というのはかなり難しいように思えます。これではJALカードを持つ意味などないことになってしまいます。
そこで利用するのが「ショッピングマイルプレミアム」というサービスです。JALカードにはこの「ショッピングマイルプレミアム」という年間3,240円（税込み）の有料サービスがあり、この「ショッピングマイルプレミアム」サービスに登録すると通常200円の利用で1マイルしか付与されないのが、200円の利用で2マイル付与されるようになります。つまり「ショッピングマイルプレミアム」に登録すれば100円の利用で1マイル付与されますので、通常よりも倍のスピードでJALマイルを貯めることができるということです。
この「ショッピングマイルプレミアム」サービスに登録すれば、12,000マイルを貯めるために必要なJALカードの決済利用金額は120万円になりますので、月に換算すると1ヶ月あたり10万円をJALカードで決済利用すれば、貯めたマイルを特典航空券と交換することができるようになります。「月20万円のJALカードの決済利用」というと難しいですが「月10万円のJALカードの決済利用」であれば、固定費の支払いに使うなど工夫すればそれほど難しくないと思います。
JALカードを決済利用する機会が少ない人が「ショッピングマイルプレミアム」の利用登録をすると、貯まるマイル数よりもJALカードの年会費のほうが高くなってしまいます。ですからJALカードの年間利用金額が60万円よりも少ない場合は「ショッピングマイルプレミアム」に登録せず、JALカードを利用したほうがよいでしょう。

まとめ

JALカードの年会費の割引は、残念ながらありません。JALカードの年会費を払うことなくJALマイルを貯めたいのであれば、年会費が永年無料である「イオンJMBカード（JMB WAON一体型）」の利用を考えてみましょう。
またJALカードの年会費については、高いか・安いかはJALカードの利用の仕方によっても変わってきますので一概には言えません。
JALカードは一般のクレジットカードと比較して年会費の金額は高いのですが、年会費分のマイルはすぐに獲得できます。JALカードは年会費がかかりますが、最もJALマイルを貯めやすいクレジットカードですので、まずはご自分の年間のJALカードの利用金額を確認し、年会費分が十分相殺されたうえに、さらにマイルをお得に貯められるのかを考えましょう。