JALカード解約で年会費は返金されるか？

2017.05.12

クレジットカードのトリビア, マイルが貯まりやすいカード

JALカードの解約で支払済の年会費は返金されない

JALカードを解約すると、残念ながら支払済の年会費は返金されません。
ただしJALカードの解約は、解約時期を選ぶことができます。通常JALカードの解約は、解約の電話連絡で即時解約、または退会届が届いた時点で即解約になります。けれどもJALカードの年会費を支払ったばかりの場合などであれば、次のJALカード会員期限終了と同時に解約になるように指定することができます。
いったん支払ったJALカードの年会費は返金されませんので、解約手続きを忘れないよう、早い時期にJALカードの解約予約をしておいてもよいでしょう。

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JALカードの解約方法まとめ

一般的にクレジットカードを解約するには、発行元のクレジットカード会社に連絡を入れます。例えば、三井住友カード、三菱UFJニコス、JCB、東急、DCなどのクレジットカード発行会社に連絡をします。提携クレジットカードを解約するにはクレジットカード発行元に連絡をするのですが、JALカードは違います。
JALカード解約の連絡先は、JALカード裏面に記載されている株式会社JALカードのJALカードサポートセンターです。各クレジットカード発行会社に解約の電話をしても受け付けてもらえません。
またJALカードの解約方法には、電話で解約する方法と、解約届を郵送して解約する方法と二通りの解約方法がありますので、都合の良い方を選んで解約してください。
次に各解約方法について詳しくみていきましょう。

JALカードを電話で解約する
JALカードは提携先によって、クレジットカードの発行会社が異なっています。通常クレジットカードの解約はクレジットカード発行元会社に連絡を入れて解約しますが、JALカードの解約は、どのJALカードでも「JALカードお客様サービスセンター」へ電話をして解約します。
※JALカード会員本人が電話をする場合のみ

【お客さまサービスセンター】
0120-747-907 ＜携帯電話・PHS/海外からは＞03-5460-5131（有料）
営業時間：月～金 9:00～18:00、土 9:00～17:00（日・祝日・年末年始は休み）
※CLUB-Aゴールドカード、プラチナ会員はJALカード裏面に記載された電話番号を利用する

音声ガイダンスに沿って「3.解約について」を選択すると、オペレーターにつながりますので、解約したい旨を伝えます。
以下は、JALカード解約に当たり電話で確認される事項です。
・JALカードのクレジットカード番号を聞かれる（マイレージ番号ではないので注意）
・氏名、住所、登録済み電話番号での本人確認
・ETCカードを発行しているかどうかの確認

以上の3点の確認ができれば、当日付でJALカードの解約が完了します。JALカードの解約は電話で即日完了しますので、急ぎの場合には電話で解約しましょう。
※一部電話では解約できないJALカードもある

JALカード解約後の注意点には以下のものがあります。
・JALカード本体にハサミを入れて破棄する
・約1週間後にハガキでJALカード解約のお知らせが到着する
・JALマイレージ番号はそのまま利用できる（JALカードを解約しても、JMBは退会にならない）
・過去のマイレージカードをそのまま利用できる
・新しいマイレージカード（JMB）も作ることができる
特筆すべき注意点として、JALカードを解約しても、JALマイレージバンク（JMB)は解約にはなりません。ですからJALマイレージはそのまま利用できるということです。

JALカードを解約届を郵送して解約する
JALカード解約は電話で即時完了しますが、日中に電話連絡が難しいのであれば、JALカード退会届を郵送することで解約手続きが可能です。
はじめに以下のJALカードHPや、資料請求ダイヤルから、JALカード解約届を請求します。

【JALカードホームページ MyJALCARD】
https://www.jal.co.jp/jalcard/

【JALカード会員専用24時間音声情報サービス】
Tel：0120-747-804　＜携帯電話・PHS/海外からは＞ 03-5460-4343
※資料コードナンバー：51513

JALカード退会届が手元に届いたら、必要事項を記入し返信用封筒で返送します。
解約したJALカードのカード本体は、返送が必要な場合と不要な場合がありますので、返送が必要なJALカードはカード本体にハサミを入れ退会届と同封して返送して下さい。

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JALカード解約時の注意点について

JALカードの解約自体は、電話または解約届の郵送で完了します。ただ、その他にもJALカード解約時の注意点がいくつかあります。

・支払い方法を変更しておく
JALカードで、毎月の利用料や年会費の支払いをしていた場合は、別のクレジットカード払いにするか、口座振替にしておきましょう。
JALカードを解約する前に、これらの支払いを別のクレジットカードに変更するか口座振替にしておかないと、未払いやコンビニ払いになり、支払いに手間がかかり、振込手数料も必要になります。
確認しておきたい支払い項目例を書きましたので参考にして下さい。
・携帯電話・プロバイダー料金
・公共料金(電気、ガス、水道など)
・会員制サービス年会費
・保険料
・新聞代、有料放送料金など
上記の支払いはクレジットカードが有効か無効かに関わらず請求されますので、支払い方法変更の手続きをしないままJALカードを解約すると、料金未払いあつかいになってしまいます。
解約する予定のJALカードで上記のような支払いをしていないか、過去の利用明細を見て確認しましょう。支払いが年に1回のものもありますので、できれば1年分はさかのぼって確認して下さい。
上記の料金の支払いは別クレジットカードか、あるいは銀行口座からの口座振替に変更しておきます。
多くの業者は未払いであっても督促状を送り、支払いを促しますのでサービス停止までには時間がありまが、それだけで済まないことがあるのが携帯電話利用金の支払いです。もし携帯電話利用料金やスマホ本体の分割払いが一時的にでも未払いになると、今後一定期間は新しいクレジットカードの審査通過が難しくなることもあります。

JALマイルは引き続き貯めることが可能
JALカードを解約してもJALマイレージバンクは退会にはなりませんので、今まで貯めたマイルもそのまま残っている状態です。ですから引き続き手元のJMBカードでマイルを貯めたり使ったりすることが可能です。JALカード以外にJMBカードを持っていない場合、JALカード解約後にJMB事務局からJMBカードが郵送されます。

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まとめ

JALカードを解約するといったん支払った年会費は返金されませんので、タイミングを計ってJALカードの解約をしましょう。またJALカード会員期限終了と同時に解約するように予め指定もできますので、上手く利用して下さい。
JALカード解約の連絡先はJALカードの種類にかかわらずJALサポートセンターです。通常クレジットカードを解約する場合は、当該カードの発行元のクレジットカード会社に連絡をしますが、JALカードは違います。JALカードの解約方法はJALカード会員本人が電話で解約するか、JALカード解約届を郵送で送るかの2通りです。電話での解約は即時完了ですので、急ぐ場合は電話で解約しましょう。JALカードを解約してもJMBは退会になりませんので、引き続きJALマイルを貯めたり使ったり、利用することができます。