クレジットカードポータル

クレジットカードの学生の場合の作り方は、どうすればよいのでしょうか。そもそも学生はクレジットカードを作ることができるのでしょうか。

クレジットカードとは
クレジットカードがあれば現金を持っていなくてもクレジットカードを使って買い物をすることができます。また、クレジットカードで買い物をすれば、その買い物をした金額によってポイントをもらえます。海外旅行や国内旅行、高額の買い物はクレジットカードを利用した支払いが便利ですし、近頃はコンビニでちょっとした買い物をするにもクレジットカードを利用して支払いをする人が多いようです。 インターネットでは、ネットショッピングはもちろん、プロバイダ契約もクレジットカードで決済をすることが普通になってきています。商品やサービスを購入するとき、一人暮らしであれば家賃や光熱費などの固定費も、現金引き換えや銀行振り込みでは手間と手数料がかかりますし、これらの支払いをすべて現金で支払うとなると手間もかかりますし、手数料がかかることもあります。学生さんでもクレジットカードを1枚持っていれば、手間と時間とお金を節約することができます。

クレジットカードの学生の場合の作り方について

クレジットカードは学生は作れるのか、クレジットカードを持っている学生の友達はいるけどなにか特別な裏ワザを使ってクレジットカードを手に入れたんじゃないか、と考えて、クレジットカードを作ることをあきらめている学生さんも多いようです。
でも大丈夫です。学生でもクレジットカードは作れますし、学生である間にしか作れないクレジットカードさえあります。しかもその学生である間でしか作れないクレジットカードには、一般のクレジットカードにはない様々な特典があります。では、クレジットカードの学生である場合の作り方をみていきましょう。

学生でも作れるクレジットカードを探す
各クレジットカード会社の公式ホームページには、必ずクレジットカードの申し込み条件が明記されています。「クレジットカードの申し込みは18歳以上の決まった収入がある方」でしたら学生では申し込むことはできません。しかし、このクレジットカードの申し込み条件に「学生も可」と書かれていれば、このクレジットカードは学生でも申し込むことができるということです。
ただし、このようなクレジットカードは一般の人が対象のクレジットカードですので、学生さんにおすすめしたいのは「学生専用（または年齢制限あり）のクレジットカード」です。この学生専用（または年齢制限あり）のクレジットカードは、一般のクレジットカードにはない特典がたくさんあります。ですから学生の間にしか作れないクレジットカードを作って、学生専用のクレジットカードの特典を是非利用しましょう。

学生専用クレジットカードを作るときに必要なもの
学生専用クレジットカードの申し込み時に準備しなければならないものは、大学または専門学校の学生証と、普通自動車もしくはバイクの運転免許証を取得していれば運転免許証です。それから学生専用クレジットカードの利用代金の引き落としをする自分名義の銀行口座も必要です。
クレジットカードの申込書では一般の社会人でしたら勤務先を記入する欄が、学生用クレジットカードの申し込みでは、通っている学校の情報（所属大学や卒業予定年月日）などを記入する欄になっています。
また学生専用クレジットカードの申込書に年収を記入する欄がある場合には、アルバイトの収入の約1年分を記入しましょう。アルバイトをしていないのであれば0円と書き込めば大丈夫です。クレジットカード会社は、学生さんのクレジットカードの申し込みに対して収入のあるなしでクレジットカードの審査をするわけではありません。過去にクレジットカードの申し込み者自身の名義で支払いをしている携帯電話料金などに延滞、滞納があった場合には学生専用クレジットカード審査に通らないこともあります。しかし学生を「収入があるかないか」で審査することはありませので、学生専用クレジットカードの申し込みであれば収入欄を「０」にしてもクレジットカード審査は特に問題はありません。
学生専用クレジットカードを作るときに必要な情報は以下のとおりです。
【学生向けクレジットカードの申込書に必ず記入する項目】
学校名
学年
卒業年月日
年収（アルバイト）
親権者・実家の住所
親権者・実家の電話番号

学生が利用するには「家族カード」はどうか

学生専用クレジットカードを作ろうと思い、親に相談したら「学生専用クレジットカード」ではなく親が契約しているクレジットカードの「家族カード」を作るように勧められることもあるでしょう。
クレジットカードの「家族カード」はクレジットカードの利用代金が、クレジットカード契約者である家族の銀行口座（親の銀行口座）から引き落としされるため、学生さんが自分で「家族カード」を利用した代金の支払いをするときには、家族カードの利用代金を直接親に渡すか、親の銀行口座に振り込むかたちになります。
ここで注意しておきたいことは、クレジットカードの「家族カード」は親がそのクレジットカードの契約者ですので、クレジットカードの請求書が親に送られてくるということです。クレジットカードの請求書にはクレジットカードの利用明細が添付されていますので、どこでクレジットカードの「家族カード」を使ったのか、クレジットカードの「家族カード」で何を買ったのか、全てクレジットカードの契約者である親にわかってしまいます。それが困るのであれば、クレジットカードの利用請求書、明細書が自分に送られてきて、自分の銀行口座から利用代金が引き落とされる自分名義のクレジットカードを作る方がよいでしょう。

学生専用クレジットカードをすすめる理由

学生専用カードというのは、クレジットカード会社が将来の優良顧客獲得のため学生専用に発行しているクレジットカードですので「学生専用クレジットカード」の機能は普通のクレジットカードと特に相違点はありません。大学や専門学校を卒業して一般のクレジットカードに切り替えを希望するのであれば、そのまま一般のクレジットカードへ移行できます。
「学生専用クレジットカード」と一般のクレジットカードとの違いはクレジットカードの利用限度額が「学生専用クレジットカード」のほうが低めに設定されていることです。「学生専用クレジットカード」はクレジットカードの利用限度額は低いですが、学生ならではの特典が多いですので、一般のクレジットカードよりもお得に利用できます。
「学生専用クレジットカード」を学生時代にお得に利用しながら、信用（クレジットヒストリー）を貯めれば、社会人になってクレジットカード作ろうとしたときに、高ステイタスのクレジットカードを作れるなど、作ることのできるクレジットカードの幅が広がります。
「学生専用クレジットカード」で注意しておきたい点は、たとえ学生専用クレジットカードであっても支払いが遅れてよいということはありません。普段から学生専用クレジットカードの利用代金の引き落とし銀行口座にお金をある程度入れておきましょう。そして「学生専用クレジットカード」の利用代金の引き落とし日を確認して、支払いだけは毎月忘れずに行いましょう。学生のうちから信用（クレジットヒストリー）を貯めておけば将来的に自分の希望するクレジットカードを、簡単に所有することができます。

まとめ：学生専用クレジットカードの審査は緩い

クレジットカードは学生さんでも作ることができますし「学生専用クレジットカード」の審査はかなりゆるく、クレジットカードを1枚も作ったことがないという学生さんであれば「学生専用クレジットカード」審査で落ちることはまずありません。それほどクレジットカードの作り方は学生さんにとって簡単です。クレジットカードを社会人になってから申し込む場合、一般のクレジットカード審査基準が適用されますが、学生の間にクレジットカードの申し込みをすると学生向けのクレジットカードの審査基準が適用されます。
「学生専用クレジットカード」審査が不安で申し込みを躊躇している学生さんは、思い切ってクレジットカードを申し込んでみて下さい。そして学生の間だけ利用できる「学生専用クレジットカード」の特典を十分に活用してください。