イオンカードセレクトというクレジットカードはイオン銀行のキャッシュカードとイオンカード、電子マネーWAONが1枚のカードになった大変利便性の高いカードです。
イオンカードセレクトには以下のような特典があります。
①イオン銀行普通預金金利、年0.1%*上乗
②毎月20・30日の「お客さま感謝デー」はお買い物代金が5%OFF
③5のつく日は「お客さまわくわくデー」でポイント2倍
※ときめきポイントとWAONポイントが対象。
イオンセレクトカードは、イオンやマックスバリュー、ビブレなどのイオン系列店をよく利用する場合には便利なクレジットカードです。けれども何がしかの事情があって解約することを考えているのであれば、イオンカードセレクトに応じた解約手続きが必要となります。
イオンカードセレクトの解約方法
イオンカードセレクトを解約するためには、「イオン銀行コールセンター 」に連絡する必要があります。
イオン銀行コールセンター
イオンカードセレクトを解約する時には、イオンカード(クレジットカード)だけを解約するのか、あるいはイオン銀行の銀行口座も解約するのか,
によってイオンカードセレクトの解約の手続きが違いますので、必ずイオンカード(クレジットカード)だけを解約するのか、あるいはイオン銀行の口座も解約するのかを決めてから後にイオンコールセンターへ連絡をしましょう。イオンカード(クレジットカード)だけを解約する場合には、イオン銀行の銀行口座はそのまま残った状態ですので、改めてイオン銀行の所有口座のキャッシュカードを発行してもらう必要があります。イオンカード(クレジットカード)とイオン銀行の銀行口座のどちらとも解約するのであれば、イオンカード(クレジットカード)とイオン銀行の銀行口の両方の解約手続きをしてイオンカードセレクトの解約終了ということになります。
イオンカードセレクトを解約するときの注意点
イオンカードセレクトを解約するときには、いくつか注意しなければならない点があります。注意点をうっかり見逃していると後で後悔することもあるかもしれませんので、必ず確認をおねがいします。以下、イオンカードセレクトを解約するときの注意点を詳しくみてみましょう。
ときめきポイントが1,000ポイント以上残っていないかどうか
イオンカードセレクトは、解約するとこれまでに付与されたときめきポイントは失効することになります。ときめきポイントは、1,000ポイント以上からカタログ商品や電子マネーWAONとの交換が可能になりますので、ときめきポイントが1,000ポイント以上残っているのであればときめきポイントの交換手続きをした後にイオンカードセレクトの解約をしましょう。
WAONポイントが残っていないかどうか
イオンカードセレクトは、電子マネーWAONと一体化しています。ですのでイオンカードセレクトを解約するとこれまでに貯めたWAONポイントも失効してしまいます。WAONポイントが残っているときには、クレジット機能のないWAONカードを準備した後に、イオンカードセレクトで貯めたWAONポイントをクレジット機能のないWAONカードに移行させましょう。WAONポイントの移行は、「WAONステーション」で行なうことができます。WAONステーションは各イオンの店内に設置されています。
ただしWAONカードを発行するためには300円必要ですので、この先イオン、またはイオンの系列店を利用する機会が少なくなるという場合は、イオンカードセレクトを解約する前に貯めていたWAONポイントをWAONに交換してから、買い物で使いきってしまうということもできます。
イオンカードセレクトに付帯サービスをつけていたかどうか
イオンカードセレクトにETC機能をつけていた、家族カードを作っていたなどという場合は、イオンカードセレクトの解約と同時にETCカードも家族カードも使えなくなります。もしも「ETCマイレージサービス」に登録しているならば、イオンカードセレクトの解約時にこれまで貯めたETCのポイントも失効してしまいます
ETCのポイントを失効させないようにするには新規でETCカードを作り、イオンカードセレクトのETCカードのポイントを新しいETCカードに移行しておきましょう。ETCマイレージサービスのサイトに掲載されている、「登録カードの変更手続き」からETCのポイント移行の手続きをすることができます。
イオンカードセレクトの利用分の支払い残高がないかどうか
イオンカードセレクトに限らず、クレジットカードを解約する場合には、クレジットカードの決済利用分の返済、キャッシングで利用した借入金分のすべてを完済しておく必要があります。イオンカードセレクトの利用分の支払い残高がある場合は、一括で返済を求められますので、必ずチェックしておきましょう。
イオンカードセレクトを解約せずに残しておくという選択もある
イオンカードセレクトの解約後も、イオンやマックスバリュー、ビブレなどのイオン系列店を利用する予定があるという場合には、イオンカードセレクトを解約せず持っておくという選択も考えられます。
イオンカードセレクトはクレジットカードの年会費が無料ですので、イオンカードセレクトを持っているだけであれば費用が掛かることはありません。また今後もイオン系列店を利用するのであれば、「お客さま感謝デー」の特典は捨てがたいように思えます。
テレビのCMでもおなじみですが、毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」は、イオンカードを店頭レジで見せるだけで、イオンでの買い物代金が5%割引になります。イオンカードセレクトで買い物代金を支払う必要はありません。ですからイオンカードセレクトのクレジット機能を使わずにイオンカードセレクトを持っているだけで買い物がお得にできます。
イオン直営の化粧品売り場におかれているカウンセリング化粧品は、イオンカードセレクトを提示することで常に10%割引になります。さらに「お客さま感謝デー」の日にイオンカードセレクトを提示すると5%割引もプラスされるので、全部で15%割引でカウンセリング化粧品を購入できますので、非常にお得です。
今後もイオンやマックスバリュー、ビブレなどのイオン系列店を利用する予定があれば、イオンカードセレクトを解約せずに残し、イオンカードセレクトを5%割引を受けるためカードとして持っておき、買い物には別のクレジットカードを使う、という方法がおすすめです。
その他のイオンカードの解約の方法
イオンカードセレクト以外のイオンカードを解約する場合の解約方法もまとめてみましょう。
イオンカードセレクト以外のイオンカードを解約する場合には、「イオンクレジットサービス ※2」のコールセンターへ電話して手続きを依頼するか、またはオンライン(イオンスクエア)からもイオンカードの解約手続きをすることができます。オンラインで解約の手続きをするには、まずイオンスクエアのメンバー登録をしましょう。
すでにイオンスクエアメンバーになっている場合は、MyPageメニューから「資料請求→カード変更届→脱会用紙」の順番にクリックして、脱会届の郵送手続きを行ないましょう。数日後、イオンカードの脱会届が郵送されてきますので必要事項を記入し、捺印して返送して下さい。
また通常のイオンカードは、自分でハサミを入れて破棄することができますが、「イオンSuicaカード」だけは返却が必要ですので、破棄しないように気をつけてください。
イオンカードセレクトはイオン銀行のキャッシュカードとイオンカード、電子マネーWAONが1枚のカードになった大変利便性の高いカードで、イオンやマックスバリュー、ビブレなどのイオン系列店をよく利用する場合には利便性の高いクレジットカードです。しかも年会費が無料で、持っているだけでイオン系列店でお得にお買い物ができます。
イオンカードセレクトはメインのクレジットカードとして十分機能しますが、必要がなくなったときは残念ですが、上記の手順に従ってすみやかにイオンカードセレクトの解約手続きをしましょう。ただし、クレジットカード機能を使わずイオンカードとして商品代金の5%割引に利用することが十分可能ですので、イオンカードセレクトを使わなくても解約せずに所持したままにしておくという手もあることを憶えておいて下さい。
イオンカードセレクト見せて5%OFFを利用するには、現金で払わないとダメだよー。他社のクレジットカードで払うと5%OFFが無効になるよー。