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ANAカードの年会費が高いと思っている方へ:ANAカードの年会費は本当に高いか?

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ANAカードの年会費は高いと思っている方が多いようです。ただANAマイルを貯めるためにはANAカードは必携ですし、ANAマイルを貯めることを最大の目的とすれば、年会費の高いANAカードの方がANAマイルを効率よく貯めることができます。
またANAカードの年会費は実は安くなる方法があります。今回はANAカードの年会費は本当に高いか、また、ANAカードの年会費が安くなる方法について調べてみました。

ANAカードの年会費は本当に高いか

ANAカードは、年会費だけを考えると高いかどうかよくわかりません。ANAカードを持つ目的は、ほとんどの方がANAマイルを貯めるためだと思います。
ですからANAカードの年会費とマイル移行費用は併せて総コストとして考えましょう。なぜならANA一般カードとANAワイドカードは、年会費を払っているだけではマイルに交換することができないからです。
例を挙げてみていきましょう。ANAカードの割引方法として後述しますが、「ANA VISAカード」の各グレードで「マイ・ペイすリボ+WEB明細」に登録して年会費の割引を受けた場合を比較してみましょう。

ANA VISA Suicaカード
年会費751円+移行費6,000円=6,751円
ANA VISAワイドカード
年会費6,275円+移行費6,000円=12,275円
ANA VISAワイドゴールドカード
年会費9,500円+移行費0円=9,500円

上記の通り、毎年ANAカードのポイントをANAマイルに移行する場合、VISAブランドでマイ・ペイすリボ+WEB明細を併用すると、ANA VISAワイドカードよりANA VISAワイドゴールドカードの方が総コストが安くなることが分かります。※ただし毎年ではなくポイント有効期限が切れる年だけマイルに移行するという方法であれ、マイル移行費は毎年必要ありません。

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ANAカードの年会費は高い方がお得か
ANAカードの年会費が高いかどうかは、利用金額によります。ANAカードは基本的に100円の決済利用で1マイルの還元です。ですからANAカードで年間100万円の買い物をすれば、1万マイルの還元となります。
1マイル=2円で換算すれば換算額は2万円ですのでANA一般カードの年会費2,100円と、マイル移行手数料2,100円の合計4,200円を払っても十分もとが取れる計算になります。
ただし年会費無料でポイント還元率1%のクレジットカードは、楽天カードなどたくさん発行されています。100万円利用すれば、年会費やマイル移行手数料などのコストをかけなくても1万円相当の還元を受けられる計算です。
ですからANAカードの年会費に対して還元金額として考えられるのは、
1万マイルx2円-1万円(通常のポイント還元率1%のクレジットカードの還元額)=1万円
となります。
したがって、この場合のANAカードの純粋な損益は
1万円-4,200円(年会費+マイル移行手数料)=5,800円
ということになります。
以上のように考えると、ANAカードで得をするためには、最低でも14,200円相当の還元を受ける必要があります。マイルにすると7,100マイル相当、つまり1年間に71万円以上の買い物をすればお得になると考えて良いでしょう。
またANAワイドカード、ANAワイドゴールドカードであれば、フライトマイルが加算されますので、ANAをよく利用する方であれば、年会費は高いですがANA一般カードよりANAワイドカード、ANAワイドゴールドカードのほうがお得になることもあります。
ANAカードの高い年会費を払ってもお得かどうかを考えると、
・1マイルの価値は本当に2円か
・マイルを貯めるために、高い買い物をしていないか(マイルが付与されない格安ツアーでなく、マイルが付与される高いツアーを利用するなど)
というような問題もありますので、「ANAカードを利用することが結局お得なのか」という疑問に答えることは難しいでしょう。
しかしANAマイルを貯めるということを最大の目的とすれば、ANAカードは年会費が高いANAワイドゴールドカードが最も効率よくANAマイルを貯めることができるクレジットカードといえます。

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ANAカードの年会費を安くする方法について

ANAカードの年会費が安くなる方法には2つあります。国際ブランドがVISA/MasterCardのプラチナカードを除いた三井住友カードから発行されているANAカードであれば、ANAカードの年会費が500円以上安くなります。ANAカードの年会費を安くするためには「WEB明細の登録」と「マイ・ペイすリボの登録+利用」のどちらかの条件を満たすことです。次に「WEB明細の登録」と「マイ・ペイすリボの登録+利用」について説明します。

1.WEB明細サービスへの登録
ANAカードは、毎月利用明細が紙で郵送されます。この郵送される利用明細書を停止して、web上で表示することがWEB明細サービスです。WEB明細サービスに登録するには、三井住友カードのVpassサービスに登録した後に会員専用サイトにアクセスして申し込みます。
ANAカードの利用明細書の発送を止めてもWEB上で利用明細を確認できますので、特にデメリットがなくANAカードの年会費を安くすることができますのでおすすめです。注意点としては、1年間に6回以上のクレジットカード利用による請求がある場合のみの割引ですので、最低でも2ヶ月に1回はANAカードを利用して下さい。

2.マイ・ペイすリボへの登録およびANAカードの年1回以上の利用
三井住友カード会員公式サイトからマイ・ペイすリボサービスに登録します。そして年に1回以上ANAカードを利用すればANAカードの年会費は安くなります。「クレジットカードの支払い方法にリボ払いを選択すれば、クレジットカードの年会費が割引になる」ということです。
クレジットカードの支払いをリボ払いにすると手数料がかかってしまいますが、マイ・ペイすリボは月々のリボ払いの支払金額を自分で自由に設定できます。ですので、例えばリボ払いの月々の支払金額を「100万円」と設定しておけば、通常月に100万円の支払いが発生することはないと思いますので毎月一括で利用金額の返済をすることができます。この方法で、ANAカードのリボ払い手数料を払わずにANAカードの年会費を安くすることができます。

ANAワイドゴールドカードだけは2つの割引の合計額が適用される
「WEB明細登録」と「マイ・ペイすリボ登録」の両方を行った場合「ANAワイドゴールドカードVISA/MasterCard」だけは両方の割引金額をたした金額分安くなります。
その他のANAカードで2つの条件を満たした場合には「マイ・ペイすリボ登録+利用」の割引額だけが適用されます。

ダウンロード

「ANAワイドゴールドカード VISA/MasterCard」について

ANAカードの中で年会費の割引額が最も大きく、マイルの貯まりやすいおすすめのANAカードは「ANAワイドゴールドカードVISA/MasterCard」です。
「ANA ワイドゴールドカード VISA/MasterCard」は、通常であればクレジットカードの年会費が14,000円(税別)ですが、WEB明細とマイ・ペイすリボの登録+利用で(4,500円の割引)9,500円(税別)になります。ANAカードのゴールドカード中では年会費がいちばん安くなっていて、年会費1万円以下で持てる唯一のANAのゴールドカードです。
また「ANA ワイドゴールドカード VISA/MasterCard」はゴールドカードですので、入会時と毎年のクレジットカードの継続時には2,000マイルが貰えます。搭乗ボーナスマイルもANA一般カードの2.5倍ですし、10マイル移行手数料も無料です。
「ANA ワイドゴールドカード VISA/MasterCard」にはマイル以外の特典もたくさんあります。高額補償の海外・国内旅行保険が付帯されていますし、フライト時には優先チェックインや国内主要空港ラウンジの無料利用などの特典もあります。
ANAカードの年会費が高いと思っている方も、ANAマイルを貯めることを最大の目的とされるのであれば、年会費が安くなるANAカードのなかで最もANAマイルを効率よく貯めることのできる「ANA ワイドゴールドカードVISA/MasterCard」をおすすめします。

ANAカードの種類を比較してマイルの貯まりやすいANAカードを選ぶ

ANAカード比較:ゴールドカードはVISA/MasterCard・JCB・AmericanExpressのどれを選ぶか


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