イオンカードを解約すると、WAONポイントはどうなるのでしょうか。
今回はイオンカードの解約で今まで貯めたWAONポイントがどうなるのか、またイオンカードのスムーズな解約方法についてまとめました。
イオンカードを解約するとWAONポイントはどうなるか
イオンカードには、電子マネーWAONとの一体型のカードが数多く発券されています。
イオンカードの解約と同時にこれまで貯めたWAONポイントは失効します。解約したいイオンカードにWAONポイントが残っていたら、クレジット機能のないWAONカードを新しく用意して、その用意したWAONカードにWAONポイントを移しておきます。WAONポイントの移行は、各イオン店内に設置されている「WAONステーション」ですることができます。
WAONカードの発行には発行手数料として300円かかります。今後イオン系列店を利用することが少なくのであれば、イオンカードを解約する前に、貯めたWAONポイントをWAONに交換して買い物で使い切ってしましましょう。
イオンカードのスムーズな解約方法について
イオンカードは、イオンやマックスバリュ、ビブレなどのイオン系列店を利用する場合に便利なクレジットカードです。しかしさまざまな事情で解約を考えているのであれば、イオンカードの種類に応じた解約手続きが必要になります。
イオンカードには、通常のイオンカードと、イオン銀行のキャッシュカードが一体となったイオンカードセレクトの2種類があります。通常のイオンカードとイオンカードセレクトでは解約方法が違いますので、それぞれの解約方法についてみていきましょう。
イオンカードセレクトの解約方法
イオンカードセレクトは通常のイオンカードと、イオン銀行のキャッシュカードが一体となったクレジットカードです。イオンカードセレクトを解約するためには、まず「イオン銀行コールセンター 」に連絡をします。
イオン銀行コールセンター
イオンカードセレクトのクレジットカードだけを解約するのか、イオン銀行の口座もあわせて解約するのかによって、その後の手続きが違いますので、どちらにするのかを決めてからイオン銀行コールセンターに連絡しましょう。
クレジットカードだけを解約する場合は、イオン銀行の口座はそのまま残りますので、新たにイオン銀行のキャッシュカードを発行してもらいます。イオン銀行の口座も解約するのであれば、クレジットカードとイオン銀行の口座の両方の解約手続きをします。
その他のイオンカードの解約方法
イオンカードセレクト以外のイオンカードを解約するには「イオンクレジットサービス ※2」のコールセンターへ電話をします。
またはオンライン(イオンスクエア)からもイオンカードの解約ができます。オンラインで解約するには、事前にイオンスクエアへのメンバー登録が必要です。
※2 イオンクレジットサービスコールセンター
固定電話の場合
0120-223-212 (フリーダイヤル:無料)
携帯電話・スマートフォンの場合
0570-064-750(ナビダイヤル:有料)
すでにイオンスクエアメンバーに登録しているのであれば、MyPageメニューから「資料請求→カード変更届→脱会用紙」の順番でクリックし、脱会届の郵送手続きを申し込みます。後日、脱会届が郵送されますので、必要事項を記入し捺印して返送します。
通常のイオンカードは、自分でハサミを入れて処分することができますが、「イオンSuicaカード」は返却が必要ですので、ハサミを入れたら脱会届と一緒に返送しましょう。
イオンカードの解約時に注意する点について
イオンカードを解約時に、いくつか注意点がありますので必ず確認しておきましょう。
1.ときめきポイントが残っていないかどうか
どのイオンカードも解約と同時に、「ときめきポイント」は失効します。「ときめきポイント」は、1,000ポイント以上から電子マネーWAONやカタログ掲載商品への交換ができますので、1,000ポイント以上残っている場合には「ときめきポイント」の交換手続きをしてから解約しましょう。
2.イオンカードの付帯サービスも使えなくなる
イオンカードにETC機能をつけていた場合、また家族カードを作っていた場合、それらもイオンカードの解約と同時に利用できなくなります。特に「ETCマイレージサービス」に登録していたら、イオンカードの解約と同時にこれまで貯めたポイントも失効します。
ですから新規にETCカードを作り、ポイントをそちらに移行しておきましょう。ETCマイレージサービスのHPに掲載された「登録カードの変更手続き」から手続をします。
3.返済残高を確認する
イオンカードだけではなくクレジットカードを解約する場合、基本的にショッピングやキャッシングなどのクレジットカード利用分を完済しておく必要があります。支払いが残っているのであれば一括返済を求められますので、まとめて支払いができるかどうかも必ず確認しておく必要があります。
イオンを利用する場合のおすすめのクレジットカードについて
イオンカード解約後、その他のクレジットカードを作るのであれば「自分はどんなサービスを重視するのか」を考えた上で選択しましょう。
三井住友VISAカードについて
ステータスやブランド力のあるクレジットカードを所持したいのであれば「三井住友VISAカード」がおすすめです。VISAは、世界中で決済できる5つの国際ブランド(VISA・MasterCard・American Express・JCB・Diners)の中でも、売り上げシェアは全体の60%以上を占めています(第一位)。
「三井住友VISAカード」には電子マネーWAON機能をつけることもできますので、イオンを利用する人にとって便利なクレジットカードです。WAON機能をつけたい場合は、まずはじめに「三井住友VISAカード」を作ってから別途申し込みをしましょう。
三井住友WAONカードの特典について
・WAONで200円買い物するごとに1WAONポイント貯まる
WAON一体型のイオンカードと同様、WAONを使って200円買い物するごとに、1WAONポイント(1円相当)が貯まります。WAONポイントはイオン店内にある「WAONステーション」でWAONへと交換できます。
・「お客さま感謝デー」にWAONで支払うと5%割引になる
三井住友WAONカードを所持し、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」の日にWAONを利用して支払うと、買い物総額から5%割引になる特典があります。もちろんお手持ちのイオンカード提示で同様の割引が受けられますので、都合に合わせてどちらかを選ぶことができます。
・「お客さまわくわくデー」は2倍のWAONポイントが貯まる
毎月5日・15日・25日の「イオンお客さまわくわくデー」に、イオン系列店での買い物代金をWAONで支払えば、通常の2倍のWAONポイントが付与されます(200円で2ポイント)。
・クレジットカードからチャージできる
三井住友WAONカードは「WAONステーション」で手動でチャージしなくても、インターネット上でクレジットカードから直接チャージすることもできます。またWAONの残高が設定金額未満になると、クレジットカードから自動的にチャージされる「オートチャージ」が利用できます。
・ワールドプレゼントポイントはWAONへ交換できる
三井住友VISAカードの利用で付与されたポイント(ワールドプレゼントポイント)は、カタログ商品のほかにWAONポイントに交換することもできます。三井住友WAONカードを持っていると、1ポイントで5WAONポイントに交換できます(200ポイント以上100ポイント単位での交換)。
まとめ
イオンカード解約と同時にWAONポイントは失効します。解約したいイオンカードにWAONポイントが残っていたら、クレジット機能のないWAONカードを新しく用意してWAONポイントを移しておきましょう。
イオンカードを解約するには、イオンカードの種類によって解約方法が違います。
通常のイオンカードであれば、「イオンクレジットサービス 」のコールセンターへ電話をします。またはオンライン(イオンスクエア)からも解約ができます。
イオン銀行のキャッシュカードと一体型のイオンカードセレクトであれば「イオン銀行コールセンター 」に連絡をします。クレジットカードだけを解約する場合は新たにイオン銀行のキャッシュカードを発行してもらいましょう。イオン銀行の口座も解約するのであれば、クレジットカードとイオン銀行の口座の両方の解約手続きをします。
イオンカードの解約には以上のような方法がありますので、スムーズに解約手続きを行ってください。
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