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セゾンカードのポイントは「永久不滅ポイント」という名称で、ポイントの有効期限がありません。このセゾンカードのポイントは、家族が所持してるセゾンカードの永久不滅ポイントの合算はもちろん、本会員名義のセゾンカードであれば、何枚でも永久不滅ポイントを合算することができます。このポイント合算のシステムをよく理解してポイントを上手に貯めましょう。

「永久不滅ポイント」について

クレディセゾンから発行されているクレジットカードの月間利用額に応じて付与されるポイントを「永久不滅ポイント」といいます。現在この永久不滅ポイントが付与されるのは、セゾンカードをはじめとするクレディセゾン発行のクレジットカード利用者、UCカード会員、そして「永久不滅.com」というポイントサイトに登録をしている登録メンバーです。
UCカードは、もともとは別のクレジットカード会社でしたが、2006年にクレディセゾンが吸収合併したため、現在ではUCカードの発行をクレディセゾンが行っていますので、ポイントプログラムもセゾンカードと同じ永久不滅ポイントになっています。

セゾンカードのポイントは合算できる

クレディセゾンでは主流のセゾンカード以外に、ロフトや無印良品、三井アウトレットパーク、パルコ、ららぽーとなどとの提携クレジットカードを発行しています。提携のセゾンカードは加入すると駐車場が1時間無料などのサービスもありますので、よく利用す店舗ごとにセゾンカードを作っている人も多いようです。それらの提携カードのポイントをひとまとめにする事ができるのが「セゾンカードのポイント合算」です。
一般的なクレジットカードによくあるサービスが「クレジットカードの本会員のポイントに家族カードのポイントを合算できる」というものですが、セゾンカードのポイントの場合は家族カードでなくても「原則同一住所、同性」であれば、ポイントの移行・合算が可能です。
例をあげると、ご主人がセゾンカードを所持していて、奥さんがどこかのショッピングモールのセゾンカードを持っている場合には、ご主人のセゾンカードのポイントを奥さんのセゾンカードに移行することができますし、逆に奥さんのセゾンカードのポイントをご主人のセゾンカードに移行することもできます。
セゾンカードのポイント合算で注意する点は、すべてのセゾンカードが合算の対象というわけではないことです。例外になるセゾンカードやサービスがありますので、事前に確認しておきましょう。
永久不滅ポイントを採用しているセゾンカードでしたら基本的に合算できますし、自動合算です。しかしながら複数枚セゾンカードを所持していると、全てのセゾンカードが同一名義と特定できていない場合がたまにあります。（例えばAのセゾンカードとBのセゾンカードの登録住所が違う、など）
そのような場合はセゾンカードの登録情報を最新のものに訂正して、クレディセゾンに電話またはカウンターに行って一つにまとめてもらいましょう。
セゾンカードは永久不滅ポイント以外のポイントを採用しているクレジットカードもたくさん発行ていますので、明細書などで確認するのも大切です。

セゾンカードとUCカードのポイント合算について

この永久不滅ポイントには実は2種類あります。
1つはセゾンカードの「セゾン永久不滅ポイント」もう1つはUCカードの「UC永久不滅ポイント」です。
どちらも1,000円毎に1ポイント付与され、1ポイント＝1円としてギフトカードや電子マネーなど各種サービスに交換することができます。
ただしセゾン永久不滅ポイントとUC永久不滅ポイントは、それぞれ独立したポイントプログラムです。ですから貯めたセゾン永久不滅ポイントとUC永久不滅ポイントで、相互のポイントを合算・移行することはできません。
まずは自分が持っている永久不滅ポイントがセゾンカードのポイントかUCカードのポイントかを確認しましょう。またポイントを効率よく貯めるなら、セゾンカードかUCカードのポイントのどちらかに統一した方がよいでしょう。
では、セゾンカードのポイントとUCカードのポイントのどちらがお得に貯まるのかみていきましょう。

セゾンカードのポイントとUCカードの獲得ポイントの比較

セゾンカードのポイントは複数枚で使い分けをする
セゾンカードは、ウォルマートやパルコ、ローソンなど様々な会社と提携していますので、各店舗で利用できるボーナスポイントや割引などのサービスが豊富です。
セゾンカードは年会費が基本無料ですので、各提携店舗で特典の異なるセゾンカードを複数枚所有している人も多いでしょう。
セゾンカードのポイントは自動的に合算されますので複数枚で使い分けましょう。どのセゾンカードを使用してもお得になります。
ロフトではロフトカード、無印良品ではMUJIカードなど、店舗ごとに使い分けることをおすすめします。

UCカードのポイントは家族で合算する
UCカードは、UC永久不滅ポイントの対象クレジットカード34種類のうちで、年会費無料のカードはわずか8種類ですのでサブカードとして使用しにくいというデメリットがあります。
もちろん同一名義で複数のUCカードを持っている場合、ポイントは自動的に合算されますし、家族カードのみでなく家族名義のUCカードのポイントも合算できるというメリットもあります。
※セゾンカードのポイントは同一名義・家族カードのみ合算対象となっている

「永久不滅.com」の利用はUCカードがお得になる
クレディセゾンのポイントサイト「永久不滅.com」を経由してネットショッピングをするとポイント倍率が高くなりますが、セゾンカードのポイントは最高20倍であるのに対し、UCカードのポイントは最大30倍になるというメリットがあります。
また「永久不滅.com」で行われるキャンペーンもUCカードを対象にしたものが多く、ウェブ検索やアンケート、CM視聴、「食べログ」への口コミ投稿などでもポイントが獲得できます。

複数枚を使い分けるならセゾンカード／ネットショッピッグはUCカード
セゾンカードとUCカードの違いをまとめると、複数枚持ちのメリットがあるのはセゾンカード、ブランド価値とポイントの貯めやすさを重視するのであればUCカードがおすすめです。
UCカードは1969年に誕生した銀行系クレジットカードとしての伝統があり、クレディセゾンが発行元となってもUCギフトカードやショッピング枠の限度設定など、従来の伝統が色濃く残っています。
セゾンカードとUCカードは、ポイントプログラムだけでなくクレジットカード自体も別物であると考えた方がよいでしょう。

セゾンカードのの解約とポイントの合算について

クレジットカードの解約時には、これまで頑張って貯めてきたポイントが気になりますが、セゾンカードのポイントは合算ができるというメリットがありますので、解約の際にポイントの使い道に悩まずにすみます。
つまり5枚も6枚もセゾンカードを持っている、最近あまり行かなくなったモールのセゾンカードを解約したい、そのよな場合、気軽にセゾンカードを解約することができます。同一会員であるということで、その解約するセゾンカードのポイントは他のセゾンカードに合算されて残すことができます。
極端な話、1枚セゾンカードを残しておけば、残りのセゾンカードをすべて解約してしまっても、ポイントは合算されますので、うっかりポイントを捨ててしまった、というようなこともありません。
ですからセゾンカードを解約するからと、慌ててポイントを交換する必要もないでしょう。
新たに作ったセゾンカードでは、以前のセゾンカード利用時に貯めていたポイントと合算されて、スタートする事ができます。
なおセゾンカードのポイントが、セゾンカード解約後にも「有効である」と思いがちですが、セゾンカードを解約するとポイントは、あくまでも「失効」の状態である事には変わりありません。
セゾンカードを解約した後にポイントの存在を思い出して、何かの商品と交換をしたいとしてもそれはできません。どうしても解約後のポイントを捨ててしまうのがもったいない場合は、もう一度クレディセゾン発行の何かのセゾンカードに加入して、ポイントを復活させて下さい。