クレジットカードポータル

楽天カードを学生さんが作りたくても、クレジットカードの審査のことはよくわからないし、学生なのでほとんど収入もないので楽天カードの審査に審査に通るのかわからない、と楽天カードの申込を躊躇している学生さんもいらっしゃると思います。
楽天カードはインターネット上で、クレジットカードの審査が緩いとの口コミをよく目にしますので、初めて作るクレジットカードとして興味を持っている学生さんも多いでしょう。
楽天カードは、学生さんでも審査に通るのでしょうか。今回は楽天カードは学生さんでもクレジットカードの審査を通過できるのか、みていきましょう。

楽天カードの審査について

楽天カードの入会条件
楽天カードの入会条件を確認すると、楽天カードは学生さんでも、審査を通過できることが分かります。
楽天カードの入会条件は以下のように書かれています。
「満18歳以上の方（学生・アルバイト、パート、主婦も可能）※高校生は除く」
ですから、高校を卒業した満18歳以上の人であれば楽天カードの入会条件を満たしていますので、学生さんでも楽天カードを所持することができるということです。
学生なので「収入の面で楽天カードの審査に通るかどうか心配だ」と思っている人は、楽天カードの入会条件に学生・アルバイト・パート・主婦と書かれており、収入面はそれほど重要ではないことがわかりますので、安心して下さい。
楽天カードは幅広い層を対象としているクレジットカードですのでクレジットカードの審査はそれほど難しくありません。

申し込みフォームの記入時に注意する点
楽天カードは幅広い層を対象としているクレジットカードですのでクレジットカードの審査はそれほど難しくないと説明しましたが、だからといって必ずしも楽天カードの審査を通過できるということではありません。
楽天カードに申込みするときには楽天カードの申込フォームへ申込者の情報を記入しますが、ここで注意して欲しい点がいくつかあります。

１．申し込み者本人の情報を正確に記入する（割賦販売法で定められている）
２．預貯金額について（クレジットカードで利用する金額の予想）
３・キャッシング枠について（最初は0円の方が審査を通過しやすい）
４．固定電話の電話番号を記載する（固定電話は連絡手段として最も信頼が高い）

１．申し込み者本人の情報を正確に記入する
楽天カードの申し込みフォームに「お申し込み本人について」という項目があります。この項目では世帯人数や世帯年収、居住状況・居住年数などを入力するようになっています。個人情報ですので、本当に入力してもいいのだろうかと不安に思うかもしれませんが、この家族に関する入力内容は割賦販売法に定められていて、入力が義務付けられています。
クレジットカードの利用限度額は、計算式「（年収 – 生活維持費 – 1年間にカードで使える金額） × 0.9」で求めます。ですから同居の世帯全員の年収から生活費を差し引いても、生活に支障がでないようにクレジットカードの利用限度額が決められます。

２．預貯金額について
楽天カードの申込フォームの入力事項の右側にヘルプとして「銀行口座にある貯金額をそのまま書くのではなく１年間にクレジットカードで利用する金額を入力してください。」と書かれています。
つまり「預貯金額」は楽天カードの利用限度額を決める際の計算式で「1年間にクレジットカードで使える金額」ということです。学生さんの収入はアルバイト代がほとんどだと思いますので、自分のアルバイト代ので支払える範囲の金額を記入しましょう。

３．キャッシング枠について
キャッシング枠とは、楽天カードを利用してお金をATMから借りることができる限度額の事です。もちろん楽天カードをキャッシング利用すると利息も付きますので、キャッシングを利用する予定がないのであれば0円にして申し込みましょう。
キャッシング枠を0円として記入すると「本当にいいの？」とポップアップが出ますが、気にしなくて大丈夫です。クレジットカード会社はキャッシングの利息が儲けになりますので、ポップアップを出しているだけです。
キャッシング枠を0円にして楽天カードの申込をする方が、楽天カードの審査を通過しやすくなります。どうしてもキャッシング枠が必要だという学生さんは楽天カードを作った後にキャッシング枠を申し込んだほうがよいでしょう。
いったんクレジットカードの審査に落ちると、クレジットカードの申込情報が６ヶ月間信用調査機関に残っていますので、次に楽天カードの申込ができるのは半年後になります。
なおキャッシング枠は収入の3分の1以下と賃金業法によって定められています。

４．固定電話の電話番号を入力する
楽天カードの申し込みフォームに、自宅の固定電話の電話番号を入力せずに、携帯電話の電話番号の入力だけで済ませようとする人がいます。自宅に固定電話がないのであれば仕方がありませんが、個人情報を記入したくないという理由で固定電話の電話番号を入力しないのは避けましょう。
クレジットカード会社はもしものときの連絡手段として固定電話を好みます。郵送で連絡は時間と経費がかかりますので固定電話の電話番号は重要です。ですから固定電話の電話番号の記入をする方が、楽天カードの審査に通過しやすくなります。

未成年の学生の場合、親権者の同意が必要
楽天カードを未成年の学生さんが申し込みをすると、親に「親権者の同意」を確認するため楽天カード会社のほうから必ず電話があります。
この電話の内容は至って簡単で、親権者である親に「未成年の子どもが楽天カードの申し込みをしましたが、楽天カードを所有するのを許可しますか？」と尋ねるだけです。
楽天カードからの確認の電話では、「親権者の同意」以外何も聞かれませんので、時間にして20秒程度ですぐに終了します。親権者の同意の確認が終わり次第、楽天カードの発行に入ります。
この「親権者の同意」は最終的なチェックとして行われますので、「親権者の同意」の確認があれば楽天カードの審査を通過できたことがわかります。逆に「親権者の同意」の確認の電話がない場合は、残念ながら審査を通過できなかったということです。

親権者の同意とは
「親権者の同意」とは、未成年の子どもが契約行為を行うときに必要ですので、よく保証人と間違われるのですが、「取り消し権」を行使させないための確認作業です。アルバイト（雇用契約）や賃貸アパート（賃貸契約）で独り暮らしするときも親の承諾が必要です。
学生さんは未成年の場合、どんなに優秀でも法律的には「社会経験や判断能力が乏しいため本人だけで契約行為はできない」と定められています。ですから民法で、未成年者のクレジットカード契約は親が取り消す権利を持っている、と定められています。
ですから楽天カード会社は、事前に親へ「子どもがクレジットカードを持つこと」を確認しています。
未成年の学生さんであれば親権者の同意が100%必要です。ですから楽天カードを申し込む前に、クレジットカードを持つことを了承してもらうこと、楽天カードに申し込みをしたら、「楽天カードの確認の電話がある」と伝えておきましょう。

まとめ

楽天カードを学生さんが作る場合、クレジットカードの審査はそれほど厳しくないので特に不安に思うことなく楽天カードを所持することができると思います。ただし楽天カードの申込時に記入する申し込みフォームには、必ず事実を正確に記入しましょう。また未成年の学生さんの場合には親権者への確認の電話が必ずありますので、事前に楽天カードの申込をすることを伝えてクレジットカードを所持することの許可をもらっておきましょう。