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セゾンカードを解約すると年会費はどうなるのでしょう。
セゾンカードは株式会社クレディセゾンから発行されているクレジットカードで、複数の企業と提携して提携クレジットカードを多数発行しています。
このセゾンカードは、一般カードはほぼ年会費は永年無料ですが、ステータスの高いゴールドカードなどは年会費が必要です。これらの年会費が必要なセゾンカードを解約すると年会費は戻ってくるのでしょうか。
今回はセゾンカードを解約すると年会費はどうなるのか、またセゾンカードの種類別の解約時連絡先についてまとめました。

【セゾンカードの種類別年会費】
一般カード：永年無料または次年度以降条件付き無料（AmericanExpressは1,000円～3,000円）
ゴールドカード：10,000円～15,000円
プラチナカード：セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード20,000円
MileagePlusセゾンプラチナカード36,000円

セゾンカードは一般カードであれば、年会費はほぼ永年無料ですが、ステータスカードになるとやや高額の年会費が必要です。

セゾンカードを解約しても年会費は返金されない

セゾンカードを解約しても年会費は返金されません。
セゾンカードに限らずクレジットカードの年会費は、基本的には途中で解約しても月割りで返金されたり、請求取り消しを行うことはできません。セゾンカードを解約するときにはあらかじめ年会費の支払い月を確認しておきましょう。

年会費支払時期をクレジットカードの見直しのタイミングにする
年会費のかかるクレジットカードは、年会費引き落としの前に必要なクレジットカードかどうか、見直しをおすすめします。使わないクレジットカードであれば更新前に解約してしまいましょう。
その時に注意したいのが解約時期です。タイミングによっては解約しても翌年度の年会費を支払う義務が発生してしまう場合があるので気を付けましょう。例えば「年会費の支払いが4月のクレジットカードでも、その年会費の適用期間は1月～12月である」という場合があります。この場合、年会費が引き落とされる前の月の3月中にクレジットカードを解約しても、すでに次年度の年会費適用期間に入っていますので年会費を支払う必要があります。
セゾンカードの場合は、4月にセゾンカードに入会した場合、次の年会費の支払いは翌年の4月です。4月に入会したセゾンカードを解約するのであれば、3月に電話またはセゾンカウンターで解約の申し込みをします。そうすれば年会費を支払わずに解約することができます。

セゾンカードの解約方法について

セゾンカードの解約方法は2種類あります。

1．インフォメーションセンターへ電話して解約する
インフォメーションセンターへ電話をするだけでセゾンカードを解約することができます。ただし電話がつながりにくいことが多く、通話料金はほとんどの場合自己負担になります。
ただし「Viber」というアプリで固定電話（03または06から始まる）の番号に電話をかければ、通話料無料でセゾンカードを解約することができます。

セゾンカード解約の電話番号について
セゾンカードを電話で解約するにはそれぞれのセゾンカードに合った電話番号に電話をかけましょう。
営業時間はすべて9時00分〜17時00分で、1月1日以外は年中無休です。
電話がつながったら、以下のように数字ボタンを押していくとセゾンカードの解約手続きが順調に進みます。

クレジットカード番号＃
↓
同カードの4桁の暗証番号＃
↓
6＃（オペレーターにつながる）
↓
本人確認のために訊かれるので生年月日（19**年**月**日）を答える
↓
参考までに解約理由（使う機会が減ったため等）を答える

【セゾンカード解約の電話番号】

一般のセゾンカードはインフォメーションセンターへ
03-5996-1111（Viberでかければ10分間無料）
06-7709-8000（Viberでかければ10分間無料）
0570-064-133（有料）

JMBローソンPontaカードVisaの場合、セゾンインフォメーションセンター ローソンデスクへ
03-5996-1016（Viberでかければ10分間無料）
06-7709-8014（Viberでかければ10分間無料）
0570-064-766（有料）

ゴールドカードはゴールドインフォメーションセンターへ
03-3565-7030（Viberでかければ10分間無料）
0120-300-989（固定電話からかければ無料）

セゾンアメリカンエキスプレスカードはセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードデスクへ
03-5996-1123（Viberでかければ10分間無料）
0120-399-930（固定電話からかければ無料）

2．セゾンカウンター（実店舗）へ来店して解約する
セゾンカウンターでセゾンカードの解約ができます。買い物など出掛けたついでにセゾンカウンターへ立ち寄れば、かんたんに解約することができます。ついでがなければわざわざ店舗に出向くことになりますので、労力が必要です。
最寄りのセゾンカウンターは公式サイトで検索できますので、確認してから出かけましょう。
またセゾンカウンターで解約するには必要なものがありますので、準備しておきましょう。
【持参する必要のあるもの】
・解約したいセゾンカードの現物
・運転免許証などの身分証明証

セゾンカードの解約時の注意点について

セゾンカードを解約するとクレジット機能はもちろん、netアンサーもセゾンカード解約直後から一切使えなくなります。
セゾンカードの解約は簡単に行えますし、携帯電話の解約時のような違約金もありません。しかしセゾンカードの解約時には注意したい点がいくつかあります。

1．ポイントを使い切っておく
セゾンカードを解約してしまうと、せっかく貯めたポイントが無効になってしまいます。ポイントをすべて利用してから解約するようにしましょう。
ただし解約するセゾンカードとは別に、同一名義の永久不滅ポイント対象のセゾンカードを所持いていれば、ポイントは合算されますので、ポイントが残っている状況で解約しても問題ありません。

2．家族カードやETCカードも使えなくなる
セゾンカードに付随している家族カードやETCカードなどがある場合、親カードであるセゾンカードを解約するとそれらも利用できなくなります。

3．公共料金等の毎月の支払いの変更をしておく
解約したいセゾンカードで公共料金や通信費、携帯電話料金など毎月の支払いをしている場合には、解約する前に別のクレジットカードで支払うように変更しておきましょう。
支払方法が解約したセゾンカードのままになっていて、長期的に支払いがされない状態になると「延滞」扱いになり、数年間CICなどにブラックとして延滞記録が残ってしまう可能性があります。他のクレジットカードの申し込みや各種ローンが組めなくなったり、思わぬ影響を及ぼしてしまうこともあります。

4．利用残高を確認しておく
利用残高が残ったまま解約しても、セゾンカードの場合は今まで通りの支払いを継続できます。解約時に一括で残金を支払う必要はなく、リボ払いを継続できるということです。
ただし引き落し用の銀行口座の残高には注意しておきましょう。解約したクレジットカードでも、引き落しがされずに支払いが滞れば延滞になり、他のクレジットカードの申し込みやローン利用に影響してしまいます。

5．作ったばかりのセゾンカードは解約しない
作って間もないクレジットカードを解約するのはクレジットカード会社の心象を悪くしてしまう可能性があります。将来的にまたセゾンカードを利用することがあるかもしれませんので、最低でも1年間は利用してから解約した方がよいでしょう。