日本唯一の国際ブランド『JCB』が発行するクレジットカードうち年会費永年無料のクレジットカードはあるのでしょうか?
JCBカードは、一般カードからゴールドカードまで、クレジットカード発行会社としてJCBが直接発行するクレジットカードや、国際ブランドとしてJCBを搭載した他のクレジットカード発行会社から発行されたクレジットカードなど、いろいろな特色あるクレジットカードを発行しています。
JCBカードのうち年会費永年無料のクレジットカードはある?
JCBカードのなかで年会費永年無料のクレジットカードがJCB EIT です。
JCBから8つ(E I g h T)の価値あるクレジットカードとして、発行されました。
JCB EIT ー8つの価値あるカードー
JCB EIT はクレジットカードの年会費はETCカードも家族カードも含めて永年無料です。さらに高ポイントな還元率、充実した付帯保険と年会費が永年無料とは思えないほどの特典のあるクレジットカードです。
JCB EIT のEITの意味する8つの価値とはなにかみてみましょう。
・年会費永年無料
・Oki Dokiポイントが2倍
・最高2000万円の海外旅行保険(自動付帯)
・最高100万円のショッピング保険(国内・海外)
・ネットショッピングも安心、JCBでe安心制度
・スタイリッシュなカードデザイン
・WEB明細サービス自動登録で、紙を減らしてエコライフ
・初回手数料無料のショッピングリボ払い
の8項目が挙げられています。
JCB EITの年会費と付帯サービス
JCB EITはETCカードと家族カードを含めてクレジットカードの年会費は永年無料です。
クレジットカードの年会費は永年無料ですが、JCB EITには自動付帯で最高2000万円の海外旅行保険、最高100万円のショッピング保険(海外・国内)、ネットセーフティが付帯しています。
年会費永年無料のクレジットカードなのに、付帯保険が非常に充実しています。
海外旅行保険が自動付帯で年会費無料のクレジットカードはほとんどありませんし、ショッピング保険に加えてネットセーフティも付帯しているので、国内でも海外でもオンラインでも安心してショッピングを楽しむことができるでしょう。
JCB EITのポイントプログラム
JCB EITのポイントプログラムは、他のJCBカードと同じく『Oki Dokiポイントプログラム』が採用されています。
JCB EITのポイントプログラムの基本ポイントは1,000円利用ごとに2ポイントの付与と他のJCBカードの2倍になっています。
ポイントを1,000ポイント貯めると4,500円分のキャッシュバックできます(ポイント還元率0.9%)。
1,050 Oki Dokiポイントで5,000円分のギフトカード(ポイント還元率0.95%)と、交換できます。
500 ポイントで2,500ポイント(1ポイント1円/2,500円相当 ポイント還元率1%)のドコモポイント、auポイント、楽天スーパーポイント、Tポイントなどとと交換できます。
JCB EITのポイントプログラムは交換商品によって若干ポイント還元率が異なりますが、基本ポイント還元率はほぼ1%とで、年会費永年無料で還元率が1%なら、高還元率のクレジットカードといえるでしょう。
JCB EITのボーナスプログラム
JCB EITはまた『JCB STAR MEMBERS』の対象クレジットカードです。
ただし、JCB ORIGINAL SERIES(ジェーシービーオリジナルシリーズ)の一連のクレジットカード群(JCB一般カードなど)よりボーナスポイント付与率はよくありません。
JCB EITは前年度50万円-100万円の利用で「スターβ」メンバーとなり翌年度獲得ポイントが標準獲得ポイントの10%アップ(1,000円毎に1.05ポイント)、
前年度100万円以上の利用で「スターα」メンバーとなり翌年度獲得ポイントが標準獲得ポイントの20%アップ(1,000円毎に1.1ポイント)となります。
つまり、
スターβメンバー 年間50万円-100万円の利用で翌年度スターβメンバー 標準ポイントの10%UP 1,000円=1.05P
スターαメンバー 年間100万円以上の利用で翌年度スターαメンバー 標準ポイントの20%UP 1,000円=1.1P
となっていますので、スターβメンバーになればポイント還元率は1.05%、スターαメンバーになればポイント還元率は1.1%と、かなりポイント還元率の高いクレジットカードです。
JCB EITのカードのデザイン(券面)は6種類
JCB EITのカードのデザイン(券面)はSTRIPE(ストライプ)、CHECK(チェック)、DOT(ドット)、Black(ブラック)、Stitch(ステッチ)、Logo(ロゴ)の中から自分の気に入ったデザインを選ぶことができます。どのカードのデザインも縦型でスタイリッシュなデザインになっています。また、裏面も洗練されています。
JCB EITはこのように6種類の券面デザインの中から自分の好きなデザインを選べるのですが、ストライプ・ブラック・ステッチを選択すると電子マネーのQUICPayと一体型のクレジットカードが発行されます。他のデザインのカードを選択しても分離型カードのQUICPayなら無料発行してもらえます。またQUICPayを利用することでもOki Dokiポイントを貯めることができます。
JCB EITの支払い方法について
JCB EITが年会費永年無料なのに、高ポイント還元率と付帯保険が充実されているのはなぜでしょうか。
JCB EITは支払い自由型リボ払い専用カードだからです。おそらくJCBにとっては、高いポイントの還元と充実した付帯保険をJCB EITで提供しても、リボ払い手数料で回収できるという考えだと思われます。
JCB EITがたとえ高還元率のクレジットカードでも、JCB EITの利用者にとってJCB EITを利用することによって発生する金利や手数料を払ってはあまりメリットがありません。どうしてかというとJCB EITのポイントで還元された金額よりも手数料の金額のほうが高くなるからです。
JCB EITで損をしない支払いの方法
JCB EITは、初回支払時までのクレジットカード利用の金利・手数料は無料です。そして月々の支払額を自分で自由に設定することができます。例をあげると、クレジットカードの利用限度額が50万円であるとすると月々のリボ払いの金額も50万円に設定することができます。そうすれば、50万円までのクレジットカードの利用代金であれば、引き落とし月にすべて一括で口座から引き落とされ、クレジットカードの利用によって発生する金利・手数料は全くかかりません。これは1回払いの利用方法と全く同じです。クレジットカードの利用限度額と月々のリボ払いでの支払い金額を同じ金額にしておけば、高ポイント還元率・充実の付帯保険というメリットをうまく生かすことができます。
JCB EITで通常の1回払いと同じにする方法
JCB EITが発券されたら、カードデスクに連絡をするか、JCBのWEBサービスから毎月の返済希望額を利用可能枠と同額に設定し直します。それだけの手間で実質1回払いの利用ができます。
JCB EITを申し込むとき毎月の支払額を設定しますが、毎月の支払額の設定上限は5万円です。それ以上の支払い金額を設定するには、クレジットカードが発券された後に手続きが必要です。リボ払いでクレジットカード利用の金利・手数料を払いたくない場合は、JCB EITの月々の支払い金額の再設定を忘れないようにしましょう。
JCB EITのまとめ
JCB EITは日本唯一の国際ブランドである『JCB』が発行する支払自由形リボ払いのクレジットカードです。
JCB EITは年会費永年無料のクレジットカードなのに高ポイント還元率と充実の付帯サービスがついています。JCB EITは支払い方の発券後の再設定によって金利、手数料を無料にすることができます。JCB EITは年会費永年無料のクレジットカードであり、高ポイント還元率と充実の付帯サービスがついていることから、支払い方の工夫で金利、手数料を無料にすれば、メインのクレジットカードとしてもサブのクレジットカードとしても大変お得でおすすめできるクレジットカードであると思われます。
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