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エポスカード（EPOS CARD）は、クレジットカードの年会費が無料であるにもかかわらず海外旅行保険が自動付帯している、まれであり、またお得なクレジットカードです。海外に出かけるときは、必ず海外旅行保険に加入されることと思いますが、このエポスカードを保持していれば、海外旅行保険に改めて入る必要がなく、海外旅行の費用を節約することができます。

エポスカードの海外旅行保険について

海外旅行に行くときには、みなさん必ず海外旅行保険に加入することと思います。海外旅行保険に加入せずに、海外で病気になったりケガなどをして医療機関で診察や治療を受けたりすると、日本では考えられないような高額な医療費を請求されることがあります。ですから海外旅行保険に加入していれば、渡航先で万が一病気になったり事故にあったりしても費用の心配をせずに治療を受けることができます。

エポスカードには、海外旅行傷害保険が付帯しています（Visa付きのエポスカードのみ）。またエポスカードの海外旅行傷害保険は自動付帯ですので、出発前の届け、手続きは不要です。海外旅行時のケガや病気だけでなく、携行品の損害に対しても補償されます。【引受保険会社：三井住友海上火災保険株式会社】

海外旅行傷害保険の「自動付帯」と「利用付帯」について

クレジットカードの海外旅行保険は、そのクレジットカードを「保有していれば補償の対象となる」というわけではありません。クレジットカードの海外保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があるからです。
「自動付帯」とは、そのクレジットカードを保有していれば自動的に保険の対象になるサービスで、「利用付帯」とは、そのクレジットカードで旅費の支払いをしなければ補償の対象にならない、ということです。
エポスカードのみならず、ほとんどのクレジットカードには海外旅行保険が付帯されています。ただし年会費無料のクレジットカードの場合、付帯している海外旅行保険は「自動付帯」ではなく、ほぼ「利用付帯」です。
エポスカードは年会費永年無料にもかかわらず、海外旅行保険が「自動付帯」である、まれなクレジットカードと言えます。

医療費キャッシュレスサービスについて

医療費キャッシュレスサービスとは、海外旅行先で万が一病気やケガなどにより医療機関で診察や治療を受けたとしても、その場で現金を支払う必要がないというサービスです。クレジットカードに海外旅行保険が付帯していても、通常であれば現地での医療費は自分でいったん立て替えて支払い、後日保険会社に立て替えた医療費を請求するという形になります。
たとえば現地で手術をして300万円の請求があったとします。後日クレジットカードの海外旅行保険で返金されますが、まずは現地の通貨で建て替える、つまり自分で300万円支払っておかなくてはいけません。300万円分の現地の通貨を持っていることはまずないですし、手持ちのクレジットカードでも300万円は決済することはできないでしょう。その場合に医療費キャッシュレスサービスが重宝します。クレジットカードを持っているだけでお金を払う必要なく治療が受けられるからです。
医療費キャッシュレスサービスはゴールドカードでは付帯されていることもありますが、年会費が無料のクレジットカードに付帯されていることはまずありません。エポスカードはこの医療費キャッシュレスサービスも「自動付帯」です。エポスカードは年会費永年無料にもかかわらず、医療費キャッシュレスサービスが「自動付帯」である、まれなクレジットカードと言えます。
＊医療費キャッシュレスサービスは、渡航先によって申請方法などが変わりますので、出発前にクレジットカード会社に問い合わせておきましょう。

海外旅行傷害保険は複数のクレジットカードを保有していれば補償金額は合算される

海外旅行傷害保険について考えるときに、果たしてクレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険だけで補償金額が十分かどうか、気になることと思います。しかし傷害死亡、傷害後遺症、疾病死亡の補償金額はあまり気にする必要はないでしょう。なぜなら海外旅行中に死亡する確率は極めて低いですし、海外旅行中に突然病気になり死亡することもほとんどないと思われるからです。
ですから一番考える必要があるのは治療費用です。事故や突然の発病で医療機関を受信する場合その受診費用等が補償される金額にあたりますので、渡航先でケガをしたり病気にかかる可能性が一番高いですから、この補償金額がいくらであるかが最重要事項でしょう。
海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードを数枚持っていれば、「傷害死亡・後遺障害」以外）は複数のクレジットカードの補償金額を合算できるという仕組みになっています。
ここでエポスカードの海外旅行保険の補償について表にしてみました。

損保ジャパン日本興亜の一般的な海外旅行傷害保険（保険料3,180円）の治療・救護者費用は1,000万円となっています。このことからエポスカード1枚ではやや心もとないので、その他の海外旅行保険付のクレジットカードを1，2枚プラスして保有すれば、治療費用はまかなえるのではないでしょうか。

次にエポスカードの特徴および特典についてかんたんにみていきましょう。

エポスカードの特徴・特典について

エポスカードはマルイのクレジットカードです。エポスカードに入会すればマルイでの買い物が10％割引になったり、エポスカードの提携先のたくさんの店舗でエポスカードを提示すると割引などのサービスを受けられたり、海外旅行傷害保険の自動付帯されている、といった特典があります。

エポスカードは年会費永年無料

エポスカードはクレジットカードの入会金・年会費はいずれも無料で、エポスカードを所持しても費用は全くかかりません。また18歳以上であれば学生でもエポスカードを作ることができます（高校生不可）。

マルイでの利用とポイント還元率について

丸井グループ（店舗およびネット通販等）でエポスカードを利用すると利用代金に対するポイント還元率は、0.8％～2.0％です。クオカード・ギフトカードへの交換であればポイント還元率は0.8％、丸井商品券・iTunesギフトコード・スターバックスカード・アパホテルクーポン券へと交換すればポイント還元率は1.0％になります。
またオンリー（ONLYやThe SUPER SUITS STOREなど）の商品券との交換でしたら、2.0％と還元率がさらに大きくなります。

提携店舗での割引サービス

マルイ以外でのポイント還元率は0.4％～1.0％です。200円につき1ポイントがもらる計算です。
全国7,000店以上の店舗で優待割引が受けられます。丸井、ロイヤルホストをはじめとするレストラン各店、カラオケのビッグエコー、ぼてぢゅう、SHIDAX等での割引が特に利用価値が高いでしょう。

魚民・笑笑・白木屋・山内農場・千年の宴・福福屋・月の宴・ホルモンおいで屋・くろまる・横濱魚萬・めでた家：5倍
ノジマ、nojima online(ノジマオンライン)：5倍
SHIDAX：5倍
APAホテルズ：5倍
オンリー：5倍
The SUPER SUITS STORE：5倍
ヒューレット・パッカード：10倍
KEYUCA：5倍

家族カード・ETCカードについて

エポスカードに家族カードはありません。ですから同一家族のなかで他にエポスカードを利用したい人がいれば、その人は自分用のエポスカードを申し込む必要があります。また、ETCカードの発行手数料、年会費も無料になっています。

まとめ

エポスカードはクレジットカードの年会費が永年無料で海外旅行傷害保険が自動付帯しており、さらに医療費キャッシュレスサービスも自動付帯されているというたいへんお得なクレジットカードです。エポスカードは審査も比較的ゆるく、学生さんでも申し込むことができます。また国際ブランドのVISAは世界中で使えますので、海外での支払いで困ることはありません。海外旅行に行く予定がある人は今のうちからエポスカードを申し込んで準備しておきましょう。