クレジットカードポータル

カードが作れないという学生さんのクレジットカードの審査落ちの原因はなんでしょうか。
今回はカードが作れない学生さんのクレジットカード審査落ちの原因について、またカードが作れない学生さんはとうすればクレジットカードが作れるのか、また審査を通過しやすいクレジットカードについてみていきます。

カード審査について

クレジットカードの審査は一般的に「4c」という視点から審査が行われます。
クレジットカードを発行する際、カード申込者の与信（どれくらい信用できるか）を確認し、カード発行可能か発行不可能かをクレジットカード会社がその都度判断しています。クレジットカード会社ごとに審査にかかる日数や基準は異なりますが、主に下記の4つの視点で、カード申込者の与信を見極めます。
Character（人格）
Capacity（支払い能力）
Capital（資産）
Control（自己管理）
もともと学生のクレジットカードの発行は限度額も低く設定されていますので、収入が低い学生さんであってもカード審査は通過できます。ですから「4c基準」が適用されるのは社会人が主ですか今後のために知っておきましょう。

Character・Control：人格・自己管理・返済意思・責任感
Character・Controlとは返済意思や責任感のことです。過去に支払い能力がありながら支払いの延滞・遅滞を繰り返した人は、実際にいくら高収入でも、どれだけ資産を所有していても、返済の意思がないと判断されますので、新規のクレジットカード発行は難しくなります。

Capacity：支払い能力・フローのお金・安定性
Capacityとは月々や年間の安定した支払い能力のことです。将来的な年収を正確に把握することはできませんし、カードの申込に際して申告する年収はあくまで自己申告ですので、現在の勤務先や現時点でのカード申込者の収入が安定しているかどうかが確認されます。その調査方法としてはカード申し込み時に申告された勤務先の情報を、TDB（帝国データバンク）と呼ばれる企業の信用力を調査する会社が提供するデータベースに問い合わせを行います。データベース上に企業名・住所・電話番号が該当する企業であれば、実在する会社と判断されます。また企業業績データも含まれていますので、業績が良い会社に勤めている場合は、カード審査通過ははもちろん、カードの限度額も大きな金額が与えられることが多いです。
新卒で大手企業に入社した後ベンチャー企業に転職する前、または独立起業する前には大手企業に勤務しているという与信がありますので、退職する前にクレジットカードを作るようにいわれることもあります。さらにその前の学生の間であれば、カード審査は学生対応の審査であり、審査難易度は一般のカード審査よりも緩くなっていますので、学生の間にクレジットカードを作ることはおすすめです。
また社会人の場合は勤続年数も判断材料の一つになります。同じ会社に一定期間以上勤務していると安定度が高いと判断されます。

Capital：資産・ストックのお金
Capitalとは現在の預金額や、有価証券（株式など）、不動産（持ち家・アパートマンション）の保有状況が調べられます。ただしこちらも自己申告額ですので、いくらこの評価が高くても、人格や自己管理（Character・Control）の評価が低いとクレジットカード審査には通らないでしょう。

学生のカード審査について

次に、具体的に学生がクレジットカードを申し込むとどのようなカード審査が行われるのかについてみていきましょう。
学生のクレジットカード審査は、社会人のそれと比較して緩いといわれています。それでもカードが作れない学生さんがいないわけではありません。
それでは学生のクレジットカード審査ではどのようなことが審査されるのでしょうか。
ぜひカード審査の内容について確認をし、学生さん自身がカードを申し込む際、または日々の生活で気を付けるべき点を一考していただければと思います。

学生のカード審査は親権者が審査される
学生のクレジットカード審査は、基本的に学生本人ではなく親権者の収入状況が審査されます。学生さんは例えアルバイトをしていても本業は学生ですので、本人に信用力を求めるのは難しいからです。この親権者の審査では、カード会社によっては年収欄の記入内容をカード審査結果に反映させる（親の収入が低いとカードを発行しない）ともありますが、子どもが学生であるということで、子どもを学校に通わせることのできる資産があると判断し、年収に関わらずカード審査通過とするカード会社も多いようです。ですから仮にカード申込者である学生さん本人の年収が0であっても、クレジットカード審査に通過できます。
ですから特に大きな問題がなければ、まずはカード申込者が学生であるという時点で学生のカード審査はほぼ通過できると考えてよいでしょう。

親権者の収入状況で審査されるのは1枚目のカードのみ
ただここで注意しなければならないのは、親権者の属性によって審査されるのは1枚目のカードだけであるということです。2枚目以降のカードを作りたい場合には、カード審査で親の年収は見られることはまずありません。学生さん本人がどのように1枚目のカードを利用していたかというところでカード発行可能か不可かが判断されます。
具体的には、1枚目のカードの利用履歴を重視してカードの発行を判断します。カードでの支払いの遅滞・延滞がないかという点がカード審査で確認されます。またキャッシングをしていないか、むやみな分割購入・リボ払いをしていないかという点も確認されます
また1枚目のクレジットカードを作っても全く利用していない場合には、カード発行会社側は「2枚目のカードを持っても恐らく使わないだろう」と判断し、カード審査を通過することはできません。
ですから2枚目カードを持ちたいときには、クレジットカードを利用し、きちんと支払いを重ねることが大切です。そうしていけば学生の間から複数枚のカードを持つことも可能です。

カードが作れない：学生がカード審査に落ちる主な理由について

カード申込者が学生であるというだけで、まずはカード審査通過可能といわれている学生のクレジットカードです。それなのにカード審査に落ちて、カードが作れない学生さんがいるのはなぜでしょうか。その理由はおそらく1つで、カード申込者の学生さん本人に滞納の履歴があるからです。
「そもそもカードは持ってないしローンも組んでない」と思われた学生さんもいらっしゃるでしょう。
携帯電話の本体の購入は分割で購入されている学生さんがほとんどではないでしょうか。携帯電話本体の分割購入は携帯電話利用代金と併せて毎月支払いをしている場合がほとんどです。この毎月の携帯電話料金の支払いの延滞があった場合、クレジットカード審査に通過できないことがあります。実は携帯電話の本体を分割で購入しているということは、割賦契約を結んでいることになりますので、支払い状況が個人信用情報機関に登録されます。ですから携帯電話料金支払いの遅滞延滞があれば、その記録も個人信用情報機関に登録されてしまうのです。
たかが携帯電話の支払いと軽く考えてはいけません。きちんと遅れなく支払うことが自身の信用のためには重要です。

カードが作れない学生におすすめのクレジットカード

カードが作れないという学生さんにカード審査が緩いおすすめのクレジットカードを紹介したいと思います。

ACマスターカード
ACマスターカードは一般的なクレジットカード審査と審査方法が異なりますので、カードが作れない学生さんでもせひ一度挑戦してみましょう。
ACマスターカードは、カード発行が可能かどうか公式サイトですぐに診断することができます。
また今すぐのカード申し込みで、最短30分後には審査結果がでますし、必要であれば申し込み当日にカードを受け取ることもできます。
※営業時間：9:00～21:00／年中無休（年末年始は除く）
国際ブランドは「MasterCard」ですので世界210を超える国や地域で使えます。またインターネットや携帯電話料金の支払い、公共料金の支払いにももちろん使えますので、ネット通販や日々の買い物だけ定期的な支払いもクレジットカード払いに変えれば楽々支払いが済みます。
ただしACマスターカードは一般的なクレジットカードと違ってポイント制度がありませんので、カード利用による「お得」はありません。しかしカードが作れない学生さんは、まずは審査の緩いACマスターカードを所持して適正に利用していくことによって信用力を積み上げましょう。信用力が高くなれば、次に自身が本当に所持したいクレジットカードを作ることができるようになります。