クレジットカードの審査落ちをする理由にはどんなものがあるのでしょうか。
クレジットカードを新しく作るときには、自分自身はもちろんクレジットカード審査に通過できると思って申し込みをします。けれどもクレジットカード審査結果は「審査落ち」、このような経験がある人は少なくないでしょう。意外かもしれませんがクレジットカードの審査落ちをする人は多いのです。
そこで今回はクレジットカードの審査落ちをする理由およびその解決方法について考えてみましょう。
クレジットカードの審査落ちの理由を教えてくれるクレジットカード会社はありませんので、おそらく以下の理由のいずれかに該当したため、クレジットカードの審査を通過できなかったと考えられます。
1.クレジットカードの申込書の不備
クレジットカードの申込書の不備が、クレジットカードの審査落ちの最も多い理由の一つです。
クレジットカードの申込書の記入内容を間違えたり、記入した文字が汚すぎたりすることも審査落ちの理由になります。
クレジットカードの発行に電話確認があるクレジットカード会社の場合であれば、電話番号が間違っていた時点で「虚偽の内容」になりますし、住所が間違っていればクレジットカードは自宅に届きません。クレジットカードの申込書の文字が汚すぎて読めなければ、クレジットカード審査担当者からすれば対処のしようがありませんので、当然審査落ちになってしまいます。
またクレジットカードの申込書に空欄が多すぎることも審査落ちの理由です。年収や勤務先など、あまり書きたくない個人情報の記入を求められますが、空欄が多いとクレジットカードの審査自体ができません。
勤務先を偽ったり、年収を水増ししたりすることもやめましょう。後述する信用情報によってある程度の個人情報はクレジットカード会社は把握していますので、正直な内容を記入することが大切です。
【解決方法】
①申込み内容に間違えがないか必ず確認する
②審査担当者が読むことができる綺麗な字で書く(インターネットからの申込みがおすすめ)
③年収や勤務先など、書きたくない個人情報も必ず記入して記入項目を埋める
④年収の水増しなどをせず、正直に書く
2.クレジットカードの申込基準を満たしていない
そもそもクレジットカードの申込み条件を満たしていなければクレジットカードの審査落ちの理由になります。クレジットカードによっては申込み条件を明記してククレジットカード利用対象者を制限しているカードもあります。
例えば、年齢や年収、定収入の有無などの条件です。条件を満たしていない人が対象クレジットカードを申し込んでも、もちろん審査落ちしてしまいます。
アルバイトやフリーターの人が上位カードであるゴールドカードやプラチナカードに申し込んでも、クレジットカード審査は通過できないでしょう。
【解決方法】
クレジットカードの申込前に、自身がクレジットカード申込み条件を満たしているかどうかを確認してから申し込みをする
3.クレジットカードの審査基準を満たしていない
クレジットカードの申込み条件は満たしているが、クレジットカードの審査基準を満たせていない場合というのが、クレジットカードの審査落ちの最も多い理由です。
具体的に審査されるポイントは以下の3つです。
・収入面
年収は多い方が良いですが、金額よりも定収入があるかどうかが重要視されます。
職業は会社員かフリーターか、勤務先は大企業か中小か、正社員か派遣か、そして勤続年数は長いか短いか、という点をみることで、クレジットカード申込者の支払能力が判断されます。
・住居
住んでいる家が持ち家か賃貸か、結婚しているかどうか、などを審査されます。
賃貸よりも持ち家の方が支払能力があると考えられますし、結婚していたり、学生であれば親がいる方が、支払いが滞っても親や配偶者が立て替えてくれると考えて支払能力があるとみなされます。
また電話番号は、クレジットカード審査には携帯電話よりも固定電話の方が圧倒的に有利です。最近は携帯電話だけ利用していいる家庭も多いので重要視されにくくなってきています。
・個人情報
年齢や家族構成、そして個人の信用情報が個人情報に該当します。
家族に借金がある場合でもクレジットカード審査に影響はありませんが、クレジットカード申込者が連帯保証人になっている場合はクレジットカードの審査落ちの理由になります。
【解決方法】
ゴールドカードなどのステイタスの高いクレジットカードでなく一般のクレジットカードであれば、フリーターの人でも定収入があればクレジットカードを作ることができます。しかし職業が無職であればクレジットカードの審査落ちの理由になりますので、「仕事をやめる予定がある時は、クレジットカードは辞める前に申し込む」のが審査通過のコツです。
また自宅に固定電話があるなら、携帯電話の番号よりも固定電話の番号をクレジットカードの申込書に記入しましょう。
4.クレジットカード会社が発行数を制限している
景気や社内事情によって、クレジットカード会社自身がクレジットカードの発行枚数を制限している場合があります。
このようなクレジットカードの発行枚数の制限は、ゴールドカードなどのプレミアムカードに多いのですが、社内戦略によって「会員数を増やしたい時期」と「会員数を増やしたくない時期」があります。クレジットカード会員の獲得に積極的な場合はクレジットカード審査も緩くなりますが、逆にクレジットカード会員数を制限したい時には、よほど良い条件の人しかクレジットカードの審査に通しません。
【解決方法】
クレジットカード会社がクレジットカード発行枚数に制限をかけている場合は、こちらでは対処法がありませんので、しばらく期間を置いてから再度申し込んでみましょう。
また新規に発行されたクレジットカードに申し込むことはクレジットカードの審査通過のための有効な手段です。新しくクレジットカードを発行した場合はクレジットカード会社は会員数を増やすために、新規入会キャンペーンをたくさん打ち、そしてたくさんのクレジットカードの申込みに対して審査も甘くなります。ですから新規に発行されたクレジットカードに申込むと、クレジットカード審査に通りやすくなります。
5.クレジットカード申込者の信用情報に事故情報がある
いわゆる「ブラックリスト」に載っているかどうかです。
信用情報は、クレジットカードヒストリー(通称クレヒス)とも呼ばれ、所持しているクレジットカードの支払いを着実に続けていくことで、自身の経済的な信用力が高まっていきます。
またCIC(シー・アイ・シー)や全国銀行個人信用情報センターなどの信用情報機関を通じて、クレジットカードだけでなく、キャッシングや住宅ローン、銀行取引まで、自分のあらゆる金融取引情報が管理され、その情報はクレジットカード会社にも共有されます。
よくある例は、携帯電話の支払い遅延やクレジットカードの支払い遅延です。1、2度支払いが遅れても問題はありませんが、慢性的に支払いが遅れているような場合は信用情報に事故情報として登録されている可能性があります。
ですから携帯電話の支払いを何度も遅れたことがある人は、信用情報に金融事故情報として登録されているため、クレジットカードの審査落ちの理由になります。
【解決方法】
現在所有しているクレジットカードをの支払い遅延をなくし、その他に借入などがあれば忘れずに返済しましょう。
信用情報に一旦事故情報が登録されても、時間が経てばその情報は抹消されますので、しばらく時間を置いてから、再度クレジットカードを申し込めばクレジットカード審査に通過できる可能性はあります。
クレヒスを積み上げるのに最適なクレジットカードとして「ACマスターカード」が審査基準も緩く所持しやすいといわれています。このように消費者金融系の審査の緩いクレジットカードを所持していクレジヒスを積み上げるという方法もあります。
6.借入が多い
クレジットカードやその他の借入の支払いや返済を遅滞延滞なく行っていても、借入があまりにも多すぎる場合は、クレジットカードの審査落ちの理由になります。
住宅ローンやキャッシング、自動車ローンなど、借入金額があまりに多い場合、「いずれ返済不可能になるのでは」と思われて、クレジットカード審査を通過することができません。
現在の借入状況も、信用情報機関を通じてクレジットカード会社に共有されていますので要注意です。
【解決方法】
借入があまりに多すぎるのは問題です。一旦借金を整理して、借入金額を少なくしてからクレジットカードに申込みましょう。
もしくは、キャッシング機能なしでクレジットカードを申し込んでみることもおすすめです。
まとめ:クレジットカードの審査落ちしても申し込めるクレジットカード
以上、クレジットカードの審査落ちの理由とその解決方法いついてみてきました。クレジットカードの審査に通過するために上述した内容を再度ご確認の上、クレジットカードの審査に臨んで下さい。
またクレジットカードの審査に通りにくい人は「ACマスターカード」に申し込むこともおすすめです。
「ACマスターカード」は、審査が速い・即日発行・年会費無料のクレジットカードで、審査基準が厳しくないことで人気があります。
「ACマスターカード」はアコムから発行されています。アコムというと消費者金融会社であり、金融商品はカードローンのイメージがありますが、キャッシングありのクレジットカードと、キャッシング機能を持たない通常のクレジットカードの2種類がありますので「キャッシングが怖い」という人でも安心してクレジットカードを申し込むことができます。「ACマスターカード」はクレヒスを積み上げるためにも有効なクレジットカードとして有名ですので、クレジットカードの審査に通りにくい人は申し込みの検討をしてみてはいかがでしょうか。
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