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イオンカードは年会費無料で、学生さんにもおすすめのクレジットカードです。
イオンカードは年会費無料のクレジットカードで、イオン系店舗で毎月20日、30日は5％割引の「お客様感謝デー」、毎月5日/15日/25日はポイント2倍になる「お客様わくわくデー」が開催されますので、学生さんのみならずイオンを利用する方であれば必ず持っておきたいクレジットカードです。
イオンカードはクレジット利用で通常は200円で1ポイント貯まるりますのでポイント還元率0.5％ですが、ポイント2倍の日にはポイント還元率は1％になります。このようにイオンの利用でお得になるイオンカードですが、収入がない学生さんでもイオンカードの審査に通過できるのでしょうか。
そこで今回はイオンカードを学生さんが申し込む方法と審査基準、収入がない学生さんの場合のイオンカードの利用限度額についてみていきましょう。

イオンカードの学生の申し込み条件について

イオンカードの申し込み条件は「18歳以上（高校生不可）で電話連絡可能な方。未成年の場合、親権者の同意が必要です。」となっています。クレジットカード会社によってはクレジットカード申し込み条件に「安定した収入が必要」と記載されていますが、イオンカードには収入に関する記載がありませんので、学生さんでも問題なく申し込みができます。
イオンカードの申し込みフォームに記入する際、職業選択の項目で「学生」を選択すれば、クレジットカード会社は申込者が学生であるとわかりますので、学生に適したイオンカード入会審査が適用されます。

イオンカードの学生の申込書の記入方法および必要書類について

申込書の記入項目
イオンカードの申し込みには、紙の申込書の記入とインターネット申し込みの2つの方法があります。どちらの申し込み方法でも申告しなければいけない項目は同じで、必ず申告しなければいけない項目は以下の通りです。
・氏名
・住所
・電話番号
・職業（「学生」を選択）
・学校名
・年収（0と記入して問題ありません）
・親権者の氏名と住所・電話番号（未成年の方のみ）
・無担保借入残高
・取引を行う目的
・銀行口座情報
未成年の学生さんはイオンカードの申し込みに親権者の同意が必要ですので、親権者欄で記入した電話番号に、親権者が同意しているかどうか確認の電話がかかることがあります。ですから必ず事前に親御さんにイオンカードの申し込みの同意をしてもらっておきましょう。

必要とする書類
イオンカードを申し込む際には、運転免許証・保険証・パスポート・住民票など、公的な本人確認書類のコピーの添付が必要です。イオンカード会社では本人確認書類と申告内容が一致しているか確認しますので、申告した氏名・住所が確認できる部分のコピーが必要です。
一人暮らしの学生さんなど、住民票を移していないため公的な本人確認書類と現住所が一致しない場合は、申込者の氏名と住所が記載されている水道代や光熱費の領収書などの書類も必要になります。イオンカード会社が「本当に申込者は存在するか」を確認するために必要な書類でイオンカード審査結果の可否に関わりますので、必ず用意しておきましょう。

イオンカードの審査方法：収入がない学生の場合について

学生さんであれば安定した収入がないのにイオンカードの審査に通過できるかどうか不安に思われる方も多いと思います。しかし職業を「学生」としてイオンカードを申し込めば、社会人ほどの厳しい審査はなく、年収が0円でもイオンカードを所持することができます。
ただし携帯電話本体の料金を分割払いにしており、過去にその料金を滞納してしまった学生さんや、短期間に何枚も他のクレジットカードを申し込んでいる学生さんは、個人信用情報機関に支払いの滞納情報やクレジットカードの多重申し込みの記録が記載されていますので、イオンカードの審査に落ちる可能性があります。
クレジットカードや分割払いの滞納があったり、短期間に何枚もクレジットカードを申し込む「多重申込」を行うと、個人信用情報機関にマイナスの記録が残り今後のクレジットカード審査やローン審査に影響しますので注意しましょう。

イオンカードの学生のショッピング枠とキャッシング枠について

クレジットカードにはショッピング機能とキャッシッぐ機能があります。ショッピッグ機能とはクレジットカードで買い物ができる機能のことで、キャッシング機能とはクレジットカードでお金を借りることができる機能です。ショッピング機能とキャッシング機能にはそれぞれ利用限度額が決まっていて、その金額をそれぞれショッピッグ枠、キャッシング枠と呼びます。ショッピッグ枠とキャッシング枠を合わせてクレジットカードの利用限度額と呼ぶこともあります。
ではイオンカードの学生さんのショッピッグ枠とキャッシング枠（利用限度額）について確認してみましょう。利用限度額は、信用力があるほど高額に設定されます。

学生の利用限度額は低額に設定される
イオンカードの学生の審査は社会人の審査よりも緩いため、利用限度額も低く設定されます。イオンカードの利用限度額は学生さんの場合、カード会社の判断によりますので一概には言えませんが、一般的には最も低い金額の10万円になるでしょう。
クレジットカードは一度でも支払いの延滞してしまうと信用情報に傷が付き、今後クレジットカードを作ることが難しくなってしまいます。クレジットカードを利用する際は利用限度額ぎりぎりまで使うのではなく、確実に返済できる分だけ利用するようにしましょう。
イオンカードは利用代金をリボ払いで支払うこともできます。リボ払いとは、毎月一定額を返済していく支払い方法で、月々の支払いは楽ですが手数料がかかります。イオンカードのリボ払いは実質年利15.0％ですので、高額商品の購入など、どうしても必要があるときにだけ返済計画を立てて利用すると良いと思います。もちろん通常の一括払いであれば手数料は必要ありません。

学生のキャッシング枠
イオンカードは、カードの申し込みの際にキャッシング枠の希望の有無や、キャッシング希望額を申告する項目はありません。キャッシング枠が付与されるかどうかは、イオンカード側の審査によって決定されます。
学生さんは安定した収入がありませんのでキャッシング枠が付与されないと思われている方も多いですが、学生さんでもキャッシング枠は付与される可能性があります。三井住友カードやJCBカードなどのクレジットカード会社が発行するクレジットカードの場合は、収入がない人にはキャッシング枠は付与されませんが、イオンカードの場合は収入がなくてもキャッシング枠が付与される可能性があるのです。これは、「総量規制」を受けるか受けないかの違いです。
「総量規制」とは「貸金業法」という法律で定められている規制です。総量規制は「貸金業者は個人顧客に対しての貸付けを年収の3分の1以内にしなければならない」という法律で、収入がない人にはキャッシング枠を付けることができません。この「貸金業者」が何を指すのかということがポイントで、クレジットカード会社は貸金業者に含まれますが、銀行は貸金業者には含まれません。
イオンカードを発行しているのはイオン銀行ですので、貸金業者に含まれず、総量規制の対象になりません。ですから総量規制の対象外ですので、イオンカードの場合は、収入がないので絶対にキャッシング枠は付与されない、とは言い切れないのです。収入がなくてもキャッシング枠が付与されるとも言えませんが、イオンカード審査の結果、キャッシング枠を付与してもらえる可能性もあります。キャッシング枠が付いた場合は、イオンカード申込者に信用力があると判断されたということになります。