エポスカードとはどんなクレジットカードでしょうか。
エポスカードは、株式会社丸井グループの子会社である株式会社エポスカードから発行されているクレジットカードです。クレジットカードの年会費が無料の通常のエポスカード以外に、クレジットカードの年会費が必要なエポスゴールドカード(通常年会費5,000円/税込)とエポスプラチナカード(年会費20,000円/税込)があります。
エポスカードからのインビテーション(招待状)によってエポスカードからエポスゴールドカードに切り替えると通常年会費5,000円が無料になります。
また、通常のエポスカードには、クレジットカードの発行手数料として500円かかりますが、70種類以上あるデザインの中から自分好みのデザインカードを選ぶこともできます。
エポスポイントとエポスポイントの有効期限について
エポスポイントについて
エポスカードを利用して決済をすると、エポスポイントというポイントが付与されます。エポスポイントは1回払いやボーナス払いならば200円で1ポイント、リボ払いや分割払いなら2ポイント貯まります。2ポイントの方がおトクに見えるかもしれませんが、分割払いやリボ払いでは支払のときに金利手数料がかかります。この金利手数料はポイント還元率以上の高利率ですので、エポスポイント目当てで利用しないでください。エポスポイントは1回払いやボーナス払いならば200円で1ポイントなので、ポイント還元率は0.5%で、一般的なクレジットカードのポイント還元率と同等でお得感はありません。けれどもマルイ系列の店舗や、エポスカードの提携店舗でエポスカードを利用することで、よりたくさんのエポスポイントを獲得することができます。
エポスポイントの有効期限について
エポスポイントの有効期限は、通常のエポスカードは2年間、エポスゴールドカードとエポスプラチナカードではポイントの有効期限はなく、無期限になっています。またエポスゴールドカードに申し込んだ時点で所有しているポイントがすべて期限のない永久ポイントになります。
エポスカードの有効期限はエポスポイントの加算日から2年間ですが、エポスカードの有効期限の延長申請をすることによって最大4年まで延ばすことができます。
3ヶ月以内に期限切れになるエポスポイントを持っている場合は有効期限延長を申し込むことができます。この有効期限延長申請をおこなうと、全てのエポスポイントが申請した時点から24ヶ月分(2年分)の延長となります。せっかく貯めたエポスポイントを無駄にしないためにも、エポスポイントの有効期限が近づいたら必ず延長の申請をしておきましょう。
エポスポイントのボーナスポイント制度について
エポスポイントのボーナスポイント制度はたくさん用意されています。たとえば、特定の店舗でエポスカードの利用による付与ポイントの優遇制度です。マルイ系列のデパートでのショッピングでポイントが最大3倍になったり、カラオケ店のシダックスでの利用で最大5倍になることがあります。
インターネットショッピングではエポスカード専用のショッピングモールもありますので、キャンペーンなどによっては最大39倍というエポスポイントを獲得できることもあります。
エポスポイントをたくさん貯めたいのであれば、エポスカードの提携店舗でショッピングをしたりネットショッピングでは専用モールを介したり、などを重点的に行えば、よりエポスポイントをたくさん貯めることができます。
それ以外にも毎月支払う公共料金や携帯利用代など、全ての支払をエポスカードにまとめるとさらに多くのエポスポイントを貯めることができるでしょう。
エポスカードの特典およびエポスポイントについて
ここではエポスカードを所持することで付与される割引サービス、およびエポスポイントの仕組みなどをみてみましょう。
エポスカードは年会費永年無料
エポスカードは年会費永年無料のクレジットカードです。
クレジットカードで「年会費が無料」といえば、あまり使い勝手が良くないのでは、と思われますが、エポスカードは年会費無料とは思えないほど様々な機能や特典があります。
マルイ系デパートでの割引がある
マルイ系デパートであるマルイ、マルイシティ、マルイファミリー、マルイヤングなどのファッション系のデパートで割引が受けられることがは大きな特典だと思います。
また、FIELDやin the Roomなどのマルイ系専門店でも割引を受けることができるので、ファッション関連商品のみでなく家具やインテリア商品の購入でもかなりお得になります(マルイ内にあるFrancfrancやMUJIでも割引あり)。
割引になるのは年4回
けれども、エポスカードを利用したマルイ系列のデパートでの買い物がいつも割り引きになるのではなく、年に4回開催される『マルコとマルオの7日間』という期間中だけ、10%の割引特典を受けることができます。
これ以外の日は、エポスカードの利用金額に対して0.5%分のエポスポイントしか貯まらず、一般的なクレジットカードの還元率と同じなので、特にお得なことはありません。
マルイの通販サイト利用時の特典
マルイの実店舗でのエポスカードの利用だけでなく、インターネット通販店の「マルイウェブチャネル」で利用するとエポスカードはお得になります。上記のマルコとマルオの7日間開催期間中には実店舗と同じように10%オフになるだけでなく、1万円未満の買い物でも送料無料で配送してもらえます。この送料無料の特典はエポスカードならではのメリットだといえるでしょう。
通販で洋服や靴など、ファッションアイテムを購入することが多い場合は、自宅の近くにマルイ系デパートがなくてもエポスカードをお得に利用できると思います。
エポスカードで電子マネー使える?
エポスカード自体に電子マネーの機能はありません。けれども、楽天Edy、モバイルSuica、スターバックスカードへのクレジットチャージはすることができま
す。楽天Edyはエポスカードでチャージすることにより、1,000円につき5円分のエポスポイントが付与されます。また、エポスカードと紐づけした楽天Edyを利用すると、一回の精算のうち、200円につき1円分のエポスポイントを貰うことができます。ですから、楽天Edyをすでに利用しているのであれば、是非エポスカードでチャージして、エポスポイントをもらいましょう。
エポスポイントの使い方
貯めたエポスポイントの使い方についてみていきましょう。
貯まったエポスポイントは、マルイ各店でのショッピング時の割引きや、商品券・ギフトカードとの交換、他社ポイントサービスへの移行や社会貢献活動団体への寄付に利用することができます。
マルイで使う
マルイ各店・専門店やマルイの通信販売(ショッピングサイト「マルイウェブチャネル」・マルイファッション通販カタログ)でのショッピング精算時に、貯まったポイントに応じて500ポイント=500円として割引きを利用することができます。実店舗では精算前にエポスカードを提示して「エポスポイントで」と、伝えましょう。利用できるエポスポイントの範囲内で、500ポイント以上1ポイント単位で使えます。
プリペイドカードで使う
貯まったエポスポイントを「エポスVisaプリペイドカード」に移行して、国内外3,800万ヶ所のVisa加盟店で利用することができます。
※エポスVisaプリペイドカードはエポスカードから入金(チャージ)して使うこともできます。
商品券やマイルに交換する
貯まったポイントに応じて、マルイの商品券やギフトカードに交換できます。「マルイの商品券」はマルイ各店のエポスカードセンターでも交換してもらえます。
全国共通ギフト券(JCBギフトカード)や、iTunesギフトコード、スターバックスギフトカードなどの商品券やギフトカードとの交換や、ANAのマイルやJALのマイル、ドコモポイントなど他社のポイントにも交換することができます。
以上のように、貯めたエポスポイントの使い方についてみてきました。そのなかでも一番のおすすめは、エポスポイントの有効期限を気にすることなくどこででも使える「エポスVisaプリペイドカード」にチャージして使う方法です。
エポスポイントは、有効期限が無期限になる「エポスVisaプリペイドカード」にチャージして使いましょう。
エポスポイントは、マルイの店舗や通販で利用することができるのは上記のとおりです。500ポイント以上1ポイント単位で使えますが、500ポイントを貯めるには10万円程度の支払いが必要になります。エポスポイントの有効期限が2年間ということを考えると、年間5万円の支払いが必要になる計算です。(「マルイ」以外で利用する場合)。
エポスポイントの有効期限が気になる場合やギフトカードの使い道がない場合などは、エポスポイントをマルイやその他のギフトカードで消費するよりも、発行手数料や年会費が無料の「エポスVisaプリペイドカード」にチャージして利用するのがいちばんのおすすめです。「エポスVisaプリペイドカード」は「VISA」のプリペイドカードですので、「VISA」が使える店舗であれば、ほぼクレジットカードと同じように利用することができます。またエポスポイントを「エポスVisaプリペイドカード」に移行するのに、1ポイント単位で移行できますので、貯まったエポスポイントを次々に「エポスVisaプリペイドカード」にチャージしていけば、「エポスポイント」の有効期限は実質無期限になると考えてよいでしょう(エポスVisaプリペイドカード残高の有効期限はカード表面記載の有効期限となっている)。さらに「エポスVisaプリペイドカード」を利用すると、利用金額(税込み)の0.5%(200円につき1円)が利用月の翌月中旬頃に「エポスVisaプリペイドカード」にキャッシュバックされるというおまけつきです。
エポスポイントは「エポスVisaプリペイドカード」を活用すれば、有効期限を気にすることなく1ポイント単位で現金のように利用できますので、非常に使い勝手がよいポイントといえるでしょう。
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