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セゾンカードは永久不滅ポイントで有名で、クレディセゾンから発行されているクレジットカードです。
今回はこのセゾンカードの引き落とし日について、また引き落とし日にお金を準備できなくてセゾンカードの利用代金の引き落としができない、セゾンカードの引き落とし日を忘れていてお金はあるが銀行口座に入金を忘れていたという場合にどう対処すれば良いかみていきたいと思います。

セゾンカードの引き落とし日について

セゾンカードの締め日は毎月末で、引き落とし日は翌々月4日です。
例)10月中の利用分は12月4日の引き落としになります。
※4日が金融機関休業日(土・日・祝その他)の場合は、翌営業日の引き落としになる。
なお、セゾンカードの利用明細書は利用月の翌月20日ごろに送付されます。
一部の加盟店または海外でのセゾンカードの利用分は、集計のタイミングによって請求が遅れる(次回引き落とし分として計算)こともあります。

セゾンカードの引き落とし日は以上のとおりですが、もう少し詳しくみていきましょう。
セゾンカードの当月1～31日までの利用分が、翌々月4日の引き落としになります。
例えば10月4日に引き落としされるのは、8月1日から8月31日にセゾンカードを利用した代金です。
ただし、セゾンカードを利用した店舗がクレジットカード会社に利用代金を請求する手続きの都合で、請求月が後になる場合があります。つまり10月4日に引き落としされる分に、8月にセゾンカードを利用した分だけではなく、7月に利用した分までが含まれることもあります。
ちなみにその店がクレジットカード会社に対して請求手続きを早く行ったからといって、規定より早く行うことはありません。10月4日に支払う予定のセゾンカードの利用代金を、9月4日に支払わなければならないということは起こりません。

セゾンカードの引き落としに間に合わせる方法について

セゾンカードの引き落としが間に合わない状況とは、お金はあるが銀行口座に入金を忘れていた場合と、支払うお金がない場合の2つに分けられるでしょう。次にそのような場合、セゾンカードの引き落としに間に合わせるためにできることをみていきましょう。

1．引き落としのお金がない場合

①セゾンカードのリボ払いを利用する
セゾンカードの1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで利用になった分を買物のあとから「リボ払い」に変更できます。
この方法を上手く使えば、引落しの際 残高不足にならないよう調整できるでしょう。
例えば、9月利用分7万5,000円、が11月4日に引き落とされるとします。これらの支払いをすべてリボ払いにしてみましょう。
毎月の支払額：1万円+利息
返済方式：元金定額返済方式
金利手数料：15％
この条件でリボ払いにすると、11月4日に引き落とされるのは1万円＋利息＝1万770円のみです。これなら引き落としできるのではないでしょうか。
セゾンカードのリボ払いサービスには、その月の全部の支払いをリボ払いにする「まとめてリボ」と、その月の支払い分の中から金額の大きいい支払いを選んでリボ払いにできる「選んでリボ」の2種類があります。「まとめてリボは」月の支払い金額が確定した後でもリボ払いに変更ができます（支払明細書が届いた後でもリボ払いにできる）が、「選んでリボ」は、引き落とし月の前月14日21:00までにリボ払いに変更が必要です。
あとから「リボ」変更はNetアンサーログイン後、「お支払の変更」から手続きをします。
ただし、このあとから「リボ」のサービスは金利手数料が発生します。

②無利息サービスのあるカードローンを利用する
セゾンカードの引き落としまでにはお金を用意できないけれど、1ヶ月以内にお金が入る予定がある」そんな時は、無利息サービスのあるカードローンを利用しましょう。
大手消費者金融のプロミスや新生銀行カードローン レイクでは、初回利用者に限り30日間無利息のサービスを行っています。30日以内に返済すれば、金利ゼロでお金を借りることができます。
カードローンで必要な金額を借入れ、クレジットカードの引き落としに間に合うよう銀行口座に入金しておけば、残高不足で滞納となることがありません。
プロミスも新生銀行カードローン レイクも即日融資に対応していますので、うまく行けばカードローンの申し込み当日中にお金を受け取ることができます。
ただし、カードローンの借入れには当然ですが審査がありますので、誰でも借りられるというわけではありません。カードローソン審査によっては融資不可となることもあります。
また30日間無利息のサービスですので、30日以内に完済できなければ金利が発生します。30日以内に返済できないのであれば、カードローソンでの借入れはおすすめできません。

2．引き落し日を過ぎてしまった場合

クレジットカードの引し落し日までに必要な金額を用意できず引き落しができなかった場合、あるいはお金はあったのにクレジットカードの引き落とし日を忘れていて引き落としができなかった場合は、早急にクレジットカード会社へ連絡を入れ、指示をあおぎます。
多くの場合、下記のような案内を受けます。
・◯月◯◯日までに入金しないと遅延損害金（年14.6%）が発生する
・支払方法、振込先など
このとき「いつまでなら支払えるのか？」と聞かれますので、振り込みできる確実な日を伝えましょう。その場をやり過ごすため適当なことを言うと信用を失うことになります。

セゾンカードの対応は以下のとおりです。
実際に電話で問い合わせをして、「口座の残高不足でセゾンカード利用代金の引落しができない時はどうすればいいか」と質問をしてみました。
【セゾンカードの回答】
すぐに連絡してください。そして、できるだけ早く指定の口座に振込んでください。
また、滞納した時点で遅延損害金が発生します。さらに、クレジットカードの利用を制限させていただくことがあります。

セゾンカードの引き落し日を過ぎていなくても「今月は残高が足りないかもしれない」と気づいた時点ではやめに相談するか、上述の方法でお金を準備しておきましょう。

セゾンカードの引き落としを滞納するとどうなるか

セゾンカードに限らず、クレジットカードの引き落としができずに支払いを滞納したまま放置すると、どうなるのでしょうか。
クレジットカードの支払いを滞納したまま2～3ヶ月が経過するとクレジットカードが強制的に解約されます。
この時点で、信用情報に「滞納」「強制解約」のことが記録されます。またクレジットカードの強制解約前に支払いの滞納分を支払ったとしても、滞納記録は信用情報に残ってしまいます。
いったん信用情報にクレジットカードの支払いの滞納やクレジットカードの強制解約の記録が載ってしまうと、少なくとも5年間はその記録は抹消されません。
※滞納記録が載ってから5年間ではなく、滞納が解消されてから5年間
信用情報にクレジットカードの支払い滞納や強制解約の記録がある時点で、ほとんどの金融機関でその他のローンおよびクレジットカードの申請をしても「審査通過不可」とされます。したがって最悪の場合、5年間は新しいクレジットカードを作ったり、ローンを組むことができなくなります。
クレジットカードの強制解約後は、クレジットカード会社が利用者に対して訴訟を起こします。最終的に裁判所から滞納分を一括で支払うよう督促をうけることになります。
さらに、滞納していないクレジットカードまで強制解約される可能性があります。
利用者の信用情報をチェックした他のクレジットカード会社が「このままでは自分の会社の支払いも滞納されるかもしれない」と不安を感じて、そのような措置を取ることがあるからです。何があってもクレジットカードの強制解約だけは避けましょう。

まとめ

セゾンカードの締め日は毎月末で、引き落とし日は翌々月4日です。ですから10月中の利用分は12月4日の引き落としになります。
なお、セゾンカードの利用明細書は利用月の翌月20日ごろに送付されます。一部の加盟店または海外でのセゾンカードの利用分は、集計のタイミングによって請求が、その次の引き落とし分として計算されることもあります。
セゾンカードの引き落としが間に合わない理由は、支払うお金がない場合、お金はあるが銀行口座に入金を忘れていた場合との2つに分けられるでしょう。支払うお金がない場合は、セゾンカードの引き落としをリボ払いにするという方法、またカードローンでセゾンカードの引き落とし金額に足りるお金を借りるということで、セゾンカードの引き落としに間に合わせます。
お金はあるが銀行口座に入金を忘れていた場合は、すぐにセゾンカードに電話連絡をして支持をあおぎましょう。
セゾンカードの引き落としが間に合わず延滞したまま放置しておくと、信用情報にクレジットカードの延滞記録が記載され、新しくクレジットカードを作りたくても審査通過することができませんし、今後の自身の経済的生活が著しく不便になりますのでクレジットカードの延滞放置は絶対にしないで下さい。