イオンカードは、2016/6/1からイオングループの対象店舗であればイオンカードのクレジット支払いのポイント還元率がいつでも2倍の1.0%還元になり、ぐっとお得になりました。
イオンカード・イオンカードセレクトには「イオンゴールドカード」と呼ばれるゴールドカードがあります。クレジットカードの年会費も無料のままイオンカードの特典にゴールドカード限定の特典が上乗せされますので、とてもお得なクレジットカードです。
イオンカードのゴールドカードは年会費無料で、インビテーション(招待)制のため、自分で最初からゴールドカードを申し込むことはできませんが、イオンカードを継続的に利用しているといつの間にかゴールドカードの発行条件に達していることがあります。
ただしイオンゴールドカードのインビテーション条件は住宅ローンなど一部の条件以外は非公開ですので、どうすればゴールドカードのインビテーションが届くのか今ひとつ分かりません。
今回はそんなイオンカードのゴールドカードの招待条件をゴールドカード所有者の口コミ等を参考にしてまとめてみましょう。
イオンゴールドカードの対象カードについて
まずはイオンゴールドカードの対象カードを選びます。イオンゴールドカードにグレードアップできるのはプロパー(提携カード以外)のイオンカードのみです。イオンカードには多数の提携カードがありますが、提携カードではゴールドカードにアップグレードできませんので、イオンゴールドカードを目指すのであれば以下のイオンカードを選択してください。
・イオンカードセレクト
・イオンカードセレクト(G.G機能付き)※55歳以上限定
・イオンカード(WAON一体型)
・イオンカード(WAON一体型)(G.G機能付き)※55歳以上限定
※オンカードセレクトもWAON一体型もJCBブランド限定でディズニーデザインが選べますが、こちらもゴールドカードの対象です。
VISAはゴールドカード発行時にカード番号が変わる
国際ブランドがVISAの場合、イオンゴールドカードの発行時にクレジットカード番号が変わりますのでご注意ください。クレジットカード番号が変わると、公共料金の支払いなどの手続きを変更する必要があります。
国際ブランドがMASTER、JCBであればイオンゴールドカードに移行後もクレジットカード番号はそのまま使うことができます。
ディズニー・デザインは途中から変更できない
JCB限定でディズニー・デザインのイオンゴールドカードを取得できますが、このディズニーデザインのイオンゴールドカードを発行してい貰えるのは、初めからイオンカードセレクトかイオンカード(WAON一体型)のディズニー・デザインを選んだ場合のみです。
イオンカードのゴールドカード条件について
イオンカードのゴールドカードへの招待条件は、いくつかを除いて公式には発表されていません。しかし、いくつかの条件のうち1つでも条件に達すればインビテーションが届くようです。
1.イオン銀行の住宅ローンの利用
イオン銀行の住宅ローンを利用すると「イオンセレクトクラブ」へ入会でき、特典としてイオンカードセレクトのゴールドカードが発行されます。これはイオン銀行のホームページにも明記されていますので確かな情報です。
【イオンセレクトクラブ】
このイオンセレクトクラブの特典はかなり充実しています。イオンの買い物が毎日5%OFFになる他、定期預金金利の優遇や、振り込み手数料が月3回までWAONポイントで還元されます。
肝心な住宅ローンの金利も変動金利が0.57%という最も低い水準になっていますので、現在他行で住宅ローンを利用しているという人は、一度見直してみてはいかがでしょうか。
2.イオンカードセレクトを所持してイオン銀行を利用する
イオンカードセレクトとはイオンカードとイオン銀行のキャッシュカードが一体になったカードです。イオン銀行の利用で以下の条件のいずれかを満たせばイオンゴールドカードが発行されるようです。
・定期預金残高が500万円以上
・投資信託の残高(時価評価額)が100万円以上
・個人年金保険の契約
定期預金はかなりの金額を預ける必要がありますが、投資信託や個人年金保険であれば少しはハードルが下がるでしょう。
イオン銀行の投資信託は購入時の手数料が50%分WAONポイントで還元、NISAなら100%還元と手数料も安く、扱いファンド数も240以上あります。またノーロード(手数料無料)のファンドも取り扱いがあります。
投資信託のファンドはどの銀行や証券会社で購入しても一緒ですので、手数料が安いほうがお得です。さらにイオンゴールドカードも発行されますので、投資信託に興味のある人にはおすすめです。
3.イオンカードを最大限利用する
イオンカードの利用金額に応じた条件は以下のとおりです。またWAON一体型のカードであればWAONの支払いも対象になります。
・1年間で100万円以上利用
・累計で500万円以上利用
・1年間で120回以上、かつ合計80万円以上利用
・イオングループのみで年間で60万円以上利用
公共料金や定期代、ガソリン代などにも利用すれば年100万の決済利用はそれほどハードルは高くないでしょう。ただイオンカードのポイント還元率を考えると、すべての支払いをイオンカードに集約するのはもったいないような気もします。
【イオンゴールドカードは一度発行されればずっと使える】
イオンゴールドカードが一旦発行されれば普通のイオンカードに戻ることはありません。また本人カードがゴールドカードになった場合、家族カードも同様にゴールドカードになります。
家族カードの利用金額もゴールドカードの条件になりますので、家族カードの利用金額を合算させて活用するとイオンゴールドカード取得への近道になるでしょう。
普段のお買い物でイオンを使う方ならそれほど難しい条件ではないと思いますので、上手く利用してゴールドを目指してみてください。
【イオンカードセレクトがおすすめ】
まだイオンカードをお持ちでないのであれば、まずはイオンカードセレクトに入会するのがおすすめです。すでにイオンカードをお持ちでもイオンカードセレクトへ切替ができます。
イオン銀行に口座を作ることとイオンカードの引き落とし口座がイオン銀行口座に限定されるのがやや不自由な感じもしますが、イオン銀行ATM手数料は365日24時間無料ですし、普通預金金利6倍とか、住宅ローン金利が銀行最低水準の設定など、ネット銀行の中でも利便性の高い銀行です。イオンをよく利用する人にもそうでない人にもイオン銀行の利用はおすすめできますので、是非利用してみてください。
イオンゴールドカードの特典について
イオンゴールドカードになると上乗せされる特典には以下のものがあります。
1.イオンラウンジの利用
イオンラウンジとはイオンモールやショッピングセンターに設置されたラウンジ(休憩室)のことです。イオンゴールドカードを提示することで入室でき、1枚のイオンゴールドカードで3名まで同伴できます。
飲み物やお菓子などの試供品、新聞や雑誌、イオン各社のホームページが閲覧できるパソコンなども用意されていますので、ご家族が買い物をしている間の待ち時間にも利用できますね。
2.羽田空港のラウンジの利用
羽田空港にある下記のラウンジが無料で利用できます。
・羽田空港第一旅客ターミナル内エアポートラウンジ[中央]
・羽田空港第二旅客ターミナル内エアポートラウンジ[南]
フリードリンクや新聞・雑誌なども用意されていますので、出発までの時間をくつろいで過ごす事ができます。同伴者は原則有料です。
3.海外旅行傷害保険(最高3,000万円)
海外旅行中にケガをしたり病気になって医療機関を受診した場合に適用されます。海外旅行窓外保険は自動付帯ですので、旅行代金をイオンゴールドカードで決済しなくても1回の旅行で最長30日まで補償されます。
【補償内容と支払限度額】
傷害による死亡・後遺障害:3,000万円
傷害による治療費用:200万円
疾病による治療費用:100万円
賠償責任:3,000万円
携行品損害:30万円※
救援者費用:100万円
※ 携行品損害は、1事故につき免責金額3,000円
クレジットカードの年会費が無料でこれだけの補償がつくのは非常にお得です。
4.国内旅行傷害保険(最高3,000万円)
国内旅行中にケガをした場合に適用されます。この国内旅行傷害保険は利用付帯ですので、イオンゴールドカードでの旅行や宿泊施設の支払いが補償条件です。
【補償内容と支払限度額】
傷害による死亡・後遺障害:3,000万円
傷害による入院(最高180日分):日額5,000円
傷害による通院(最高90日分):日額3,000円
5.ショッピングセーフティ保険(年間300万円まで)
イオンゴールドカードで購入した商品(1品5,000円~300万円)に対しての補償で、購入日から180日間、年間300万円まで補償されます。
宝石貴金属や自動車・自動二輪・自転車などは補償対象外です。偶然の事故による損害が条件のため、紛失などでは補償されません。
6.イオンゴールド会員限定優待パスポート
定期的に発行されているのかどうかは不明ですが「イオンゴールドカード会員さまご優待パスポート」が届くこともあります。
イオンカードで支払いをしていると毎月のように届く「サンキューパスポート」は食料品が対象外ですが、こちらのゴールドカード優待パスポートは、食料品もほとんど5%OFF、衣料品は20%OFFと割引率も高く2日間も利用できるので重宝することでしょう。
まとめ
イオンカードは、2016/6/1からイオングループの対象店舗であればポイント還元率が1.0%還元になりお得になりました。
イオンカード・イオンカードセレクトには「イオンゴールドカード」と呼ばれるゴールドカードがあります。イオンカードのゴールドカードは年会費無料で、インビテーション(招待)制です。イオンゴールドカードの招待条件は住宅ローンなど一部の条件以外は非公開ですが、今回改めて調べましたところ、1~3に集約できました。
1.イオン銀行の住宅ローンの利用
2.イオンカードセレクトを所持してイオン銀行のサービスを利用する
3.イオンカードを最大限利用する
イオンゴールドカードはクレジットカードの年会費も無料のままイオンカードの特典にゴールドカード限定の特典が上乗せされますので、とてもお得なクレジットカードです。イオンカードを利用しているのであれば、上記の条件を満たして是非イオンゴールドカードを入手して下さい。
この記事へのコメントはありません。