クレジットカードポータル

クレジットカードの学生さんの作り方についてみていきましょう。
クレジットカードは学生向けに発行されている場合の申し込みも、社会人向けに発行された一般のクレジットカードと同様に、インターネットから簡単に申し込むことができます。

クレジットカード：学生向けカードの特徴について

学生向けのクレジットカードの特徴は、同じクレジットカード会社から発行されている一般のクレジットカードと比較すると、年会費が在学中無料であったり、ポイント還元率が一般クレジットカードの2倍以上であったり、海外旅行傷害保険が自動付帯であったりなど、一般向けのクレジットカードにはない特典が付いて、優遇されていますので、学生さんであれば学生向けのクレジットカードを作ることがおすすめです。
なぜ学生向けクレジットカードが一般のクレジットカードよりクレジットカード機能が優遇されているのかというと、クレジットカード会社としては、人生で初めて作るクレジットカードに自社のクレジットカードを選んでもらいたい、そして社会人になっても継続して自社のクレジットカードを使い続けてもらいたい、という考えがあるためです。
人は使い続けているものに親しみを感じますし、クレジットカードの利用実績を積んでくれた学生さんには、卒業後も自社の一般クレジットカードの会員として継続して貰いたいからです。学生向けのクレジットカードで利用実績がある人であれば、一般向けクレジットカードの切り替わり時もスムーズに発行されます。
また学生さんが卒業して社会人になった時に、他社のクレジットカードを申し込んでも、学生の間にクレジットカード利用実績があれば、クレジットカード発行の審査項目である与信に関する信用情報も確認できますので、クレジットカード審査も簡単に通過できます。

クレジットカードの学生の作り方：申し込み手順について

1．作りたいクレジットカードのサイトへアクセスし、クレジットカードの申し込みページで個人情報などの必要事項を入力して送信します。365日24時間、PCやスマホからいつでも申し込み可能です。
必要事項の入力時には入力間違いがないように気をつけましょう。入力間違いがあると、その時点でクレジットカード審査ができず、審査落ちということになります。

2．クレジットカードの申込必要事項送信後「申し込み受付完了メール」が届きます。
このメールは申し込み送信後にすぐ届くこともありますし、翌日以降に届くこともあり、クレジットカード会社によって異なります。
またこの「申し込み受付完了メール」は、クレジットカードの申し込みを受け付けましたという確認のメールで、クレジットカード入会審査を通過したわけではありません。

3．クレジットカードの入会審査がクレジットカード会社によって行われます。
20歳未満の学生さんは、クレジットカード審査の過程で、親権者(親など)に同意確認の電話がいく場合があります(ない場合もあります)。
一応、電話があると仮定して、親権者にクレジットカードを申し込むのでと伝えておくといいです。

4．クレジットカードの「審査結果のメール」が届きます。
クレジットカード審査にとおった学生さんには、クレジットカードが発行され、自宅に郵送されます。クレジットカード審査を通過できなかった場合には、その旨のメールが届きます。

5．クレジットカードが自宅へ郵送されます。
「本人限定受取郵便」など、受け取りがクレジットカード申込者本人でなければならない形式で送られてくる場合には、本人以外の受取はできません。またこの形式の場合には、クレジットカードの受け取りに「本人確認書類」の提示を求められます。

6．クレジットカードの受け取り後、クレジットカード裏側の署名欄に記名します。
クレジットカード裏面の署名欄にする記名は、漢字、カタカナ、ひらがな、ローマ字のどれでもかまいません。一番書き慣れているもので書くと良いでしょう。海外でクレジットカードを利用して買い物をした時に、サインを求められたら漢字でサインしても問題はありません。
署名欄に記名をしたら、即クレジットカードを利用することができます。

クレジットカードの学生の申し込みに必要なものについて

銀行口座情報
クレジットカード申込時の必要事項を入力する際、クレジットカードの利用代金を引き落とすための銀行の口座情報の入力を求められます。銀行通帳、キャッシュカード、銀行口座番号のメモなどを用意しておきましょう。

本人確認書類
クレジットカードの申し込みには本人確認書類が必要です。本人確認書類には、運転免許証・パスポート・各種健康保険証・住民票の写し・外国人登録証明書・住民基本台帳カードのうちいずれかのコピーが利用できます。また学生であることを証明する学生証のコピーも必要です。その本人確認書類をクレジットカード申し込みフォームの記入時に画像アップロードをする、またはFAX、郵送で提出します(クレジットカード会社によって異なります)。
本人確認書類をクレジットカードが自宅に届いた時に配達員さんへ提示するという場合もあります。

親権者の同意
クレジットカードを学生さんが申し込む場合、未成年の学生さんは親権者の同意が必須です。
20歳以上の学生さんであれば、親権者の同意がなくてもクレジットカードの申し込みは可能ですが、クレジットカード利用限度額が低く設定される場合もあります。
クレジットカードによっては、成人している学生さんでも、親権者の同意が必要なこともあります。

クレジットカードの学生の審査について

クレジットカードの申し込みフォームに記入して送信された情報を基にクレジットカード審査が行われます。
社会人であれば、クレジットカード申し込み本人が審査対象となりますが、学生さんの場合は親権者の職業や収入がクレジットカード審査基準になります。

学生でもアルバイト等の収入がある場合
アルバイトなどで継続的な収入があれば、必要事項入力欄に収入についての欄があれば、そのことを入力しましょう。6ヶ月以上にわたって継続的で安定的な収入があれば、クレジットカード審査にプラスの評価となる場合もあります。

学生は学生向けのクレジットカードしか作れないか
クレジットカード会社によっては、学生さんに発行を限定したクレジットカードを発行していることもありますが、特別に学生限定のクレジットカードは発行していないというクレジットカード会社もあります。
ですから学生さんは学生専用のクレジットカードにしか申し込めないのかというと、その限りではありません。一般向けのクレジットカードに学生さんでも申し込むことができます。
ただし一部の一般向けのクレジットカードには、申込者本人に収入があることが申込条件のクレジットカードもありますので、そのようなクレジットカードには、学生さんは申し込むことができません。
学生さんにおすすめなクレジットカードは、やはり付帯サービスが充実している「学生限定のクレジットカード」や「20代限定のクレジットカード」です。
ただし特定の店舗で割引や優待などがあるクレジットカードを作りたい場合は、そのクレジットカードが学生でも申込可能か確認して申し込んでみましょう。

学生専用クレジットカードは審査通過しやすいか
学生専用のクレジットカードが、特に審査通過しやすいという訳ではありません。
学生さんは基本的に収入がありませんりので、クレジットカードの入会審査対象は「親権者(親など)」になります。学生さんが、学生専用のクレジットカードに申し込んでも、一般向けのクレジットカードに申し込んでも、同じように親権者に対して審査が行われます。
ただしクレジットカード会社によって審査基準が異なっていますので、その点においてクレジットカード審査が厳しい・緩いという違いはあります。

クレジットカードを学生が作るには親権者の同意は必要か
クレジットカードを学生さんが作る場合に親権者の同意が必要かどうかは、申し込むクレジットカードによって異なります。だたし未成年の学生さんの場合には親権者の同意は必要です。基本的に成人している学生さんの場合は親権者の同意は必要ありません。しかし成年した学生さんでも、学生であるということで申し込みに親権者の同意が必要なクレジットカードもあります。
また成年した学生さんでも親権者の同意がない場合は、クレジットカードの利用限度額を10万円程度とするクレジットカード会社もあります。親権者の同意が得られれば利用限度額は30万円程度になります。
ちなみにクレジットカードを学生さんが所持する場合、基本的にクレジットカード利用限度額は30万円が最高です。海外旅行時などでクレジットカードの利用限度額が低くて不安がある場合には、一時的にクレジットカードの利用限度額を引き上げて貰える「一時増枠」を申し込みましょう。