ANAカードのゴールドカード徹底比較：おすすめは「VISA/マスターワイドゴールドカード」

2016.12.3

ANAカードのゴールドカード徹底比較：おすすめは「VISA/マスターワイドゴールドカード」

ゴールドカード, マイルが貯まりやすいカード

ANA ワイドゴールドカードの種類について

ANAワイドゴールドカードには、発行元のクレジットカード会社によって3種類に分けられます。
ANAワイドゴールドカードは、空港ラウンジサービスや家族特約付きの付帯保険など充実したサービスが付帯しているゴールドカードです。

ANA JCBワイドゴールドカード
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAワイドゴールドカードの項目別比較

ANAワイドゴールドカードを各項目別に比較し違いをまとめました。どのANAワイドゴールドカードを選べばよいか迷っているのであれば是非参考にして下さい。

年会費の比較

ANAワイドゴールドカードの年会費は以下の通りです。

本会員の年会費

カード名	初年度の年会費	翌年度以降の年会費	割引後の年会費
ANA JCBワイドゴールドカード	14,000円＋税	14,000円＋税	－
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード	14,000円＋税	14,000円＋税	9,500円＋税
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード	31,000円＋税	31,000円＋税	－

家族カードの年会費

カード名	初年度の年会費	翌年度以降の年会費	割引後の年会費
ANA JCBワイドゴールドカード	4,000円＋税	4,000円＋税	－
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード	4,000円＋税	4,000円＋税	2,500円＋税
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード	15,500円＋税	15,500円＋税	－

「ANA JCBワイドゴールドカード」と「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」の両ANAカードの年会費は同じですが「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」はマイ・ペイすリボ＋Web明細を登録することにより年会費の割引ができます。ですから本会員も家族会員も年会費は「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」が最も安く利用できます。

またETCカードは「ANA JCBワイドゴールドカード」は無料です。「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」や「ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は初年度無料で、翌年度以降は500円（＋税）ですが、年1回以上のETCカード利用で無料になります。

ANAマイル付与率および移行手数料の比較

ANAワイドゴールドカードのマイル付与率と移行手数料は、以下の通りです。
ANAワイドゴールドカードでは10マイルコースの移行手数料が無料ですので、5マイルコースは存在しません。

カード名	マイル付与率 5マイルコース	マイル付与率 10マイルコース	移行手数料 10マイルコース
ANA JCBワイドゴールドカード	－	1～1.075%	無料
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード	－	1～1.48%	無料
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード＋ソラチカ	－	1～1.71%	無料
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード	－	1%	無料

どのANAワイドゴールドカードも移行手数料は無料ですので、ANAマイル付与を比較して選びましょう。

「ANA JCBワイドゴールドカード」スターメンバーズのメンバーランク（年間利用額）に応じてポイントが増えますので、ANAマイル付与率には多少の幅があります。
「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」は、ANAマイル付与率が高いといえるでしょう。マイ・ペイすリボによるリボ手数料が発生する場合にはポイントが2倍になりますし、V1～V3のランク（年間利用額）に応じてボーナスポイントが付与されます。通常のANAマイル付与率は1%ですが、リボ手数料が発生すると+0.3%、V1～V3ランクで+0.06～1.18%になります。さらにソラチカカードを組み合わせれば、最大マイル付与率は1.71%になります。
「ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、通常のANAマイル付与率は1%ですが、ANAグループで利用すればポイントは2倍になります。
ANAマイルの付与率で比較すれば、おすすめは「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」です。

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ANAボーナスマイルの比較

ANAワイドゴールドカードの入会時ボーナス、毎年継続ボーナス、フライトボーナスは以下の通りです。

カード名	入会ボーナス	継続ボーナス	フライトボーナス
ANA JCBワイドゴールドカード	2,000マイル	2,000マイル	25%
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード	2,000マイル	2,000マイル	25%
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード	2,000マイル	2,000マイル	25%

すべてのANAワイドゴールドカードで、ボーナスマイルは同じ付与率です。

付帯保険の比較

ANAワイドゴールドカードの付帯保険の比較は以下の通りです。

		JCB	VISA/マスター	AMEX
海外旅行傷害保険	付帯条件	自動付帯＋利用付帯
	死亡・後遺障害（自動付帯）	5,000万	1,000万	5,000万
	死亡・後遺障害（利用付帯）	1億	4,000万	1億
	障害治療	300万	300万	200万
	疾病治療	300万	300万	200万
	救援者費用	400万	500万	300万
	賠償費用	1億	5,000万	4,000万
	携行品損害	50万	50万	50万
	家族特約	あり
		JCB	VISA/マスター	AMEX
国内旅行傷害保険	付帯条件	自動付帯	自動＋利用	利用付帯
	死亡・後遺障害（自動付帯）	5,000万	1,000万	－
	死亡・後遺障害（利用付帯）	－	4,000万	5,000万
	入院費用	5,000円／日		なし
	手術費用	20万		なし
	通院費用	2,000円／日		なし
	家族特約	なし		あり
国内航空傷害保険	死亡・後遺障害	5,000万		なし
	入院費用	10,000円／日		なし
	手術費用	40万		なし
	通院費用	2,000円／日		なし
ショッピング保険	年間保証限度額 [自己負担額]	500万円 [3,000円]	300万円 [3,000円]	500万円 [10,000円]
ショッピング保険	補償期間	90日間

どのANAワイドゴールドカードでも、多少の補償額の違いはありますが、どの補償額も十分な金額と思われます。

その他のサービスの比較

どのANAワイドゴールドカードも空港ラウンジサービスが付帯しています。
「ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」のみ同伴者1名まで無料です。
「ANA JCBワイドゴールドカード」には「GOLD Basic Service」という旅行や健康面をサポートしてもらえるサービスも付帯しています。24時間365日、医療・健康・介護・育児等の相談可能なドクターダイレクト24や、海外旅行時の手荷物無料宅配サービスなどもあります。
「ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」には「リターン・プロテクション」や「キャンセルプロテクション」などの保険や、エアポート送迎サービス、手荷物無料宅配サービス等、海外旅行時に安心の優待特典が多数あります。

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まとめ

3種類の「ANA ワイドゴールドカード」を比較してみました。クレジットカードの年会費やANAマイル付与率など、どの項目を比較しても、おすすめは「ANA VISA/マスターワイドゴールドカード」でしょう。ただし、サービス面では「ANA JCBワイドゴールドカード」や「ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の方が充実しています。
「ANA ワイドゴールドカード」を選ぶ際には、この記事を参考にされて、ご自身に合った「ANA ワイドゴールドカード」を選んで下さい。