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免許ローンとはそもそもどんなローンでしょうか。免許ローンは学生でも利用できるのでしょうか。
運転免許ローン（教習所ローン）という言葉を聞いた事がありますか。実際に利用する機会がなければ馴染みのないものだと思います。
免許取得を目指している学生さんにとって、免許ローンほど便利なものはありません。

免許ローンについて

免許ローンの特徴について
免許ローンの特徴について、まずはかんたんにまとめてみましょう。

1．各免許ローンによるが、18歳以上であれば本人名義で申し込みができる
免許を取得するために自動車学校や自動車教習所に通う人の多くは、進学や就職を控えた若い人たちです。ですから免許ローンは18歳以上で保護者の同意が得られれば、未成年でも本人名義で申し込めるものもあります。

2．支払い方法を選べる・支払い方法を自分で設定できる
免許ローンの支払い回数はもちろん、支払い開始時期を遅らせること（スキップ払い）ができる免許ローンもあります。ですから「在学中に自動車教習所に入校して免許を取得し、就職してから自分の給料で返済する」などのプランを立てることもできます。

3．手続きが簡単
免許ローンにはインターネットから申し込めるローンもあります。
また免許ローン（教習所ローン）を取り扱う金融業者と提携している自動車教習所(学校）も多いので、教習所の窓口で申し込みができるローンもあります。

免許ローンの種類について
免許ローンにはたくさんの種類があります。以下免許ローンの種類についてかんたんにまとめます。

1．銀行の免許ローン
融資額が高いのが特徴で、金利も1％台～と低めに設定されています。
銀行のカードローンのような位置づけですので審査はやや厳しく、未成年の学生さんは利用は難しいでしょう。
また銀行によっては、自動車ローンを免許ローンとしても利用できるものもあります。

2．信販会社の免許ローン
免許ローンは若い年齢層をターゲットとしていますので、セゾンカードやエスポカードなど、各信販会社が免許ローンを販売しています。
ただし、金利は13.0％～と高めに設定されています。

3．大学生協の免許ローン
大学生しか利用できませんが、実質金利9.0％と大変お得な金利設定です。
ただし親権者に連帯保証人になってもらう必要があります。また指定の合宿免許にしか使えないなどの制約がある場合もあります。

上述のように免許ローンには、種類によってメリット、デメリットがあります。免許ローンを利用するときには各免許ローンの内容をよく吟味して、自分にあった免許ローンを選ぶことが大切です。

免許ローン：学生さんにおすすめの免許ローンについて

次に学生さんにおすすめの免許ローンをご紹介したいと思います。

Mr.自動車ローン（住信SBIネット銀行）

【利用条件について】
Mr.自動車ローンを利用するには以下の条件をすべて満たす個人という条件があります。
・申込時年齢が満20歳以上で、完済時満70歳未満であること
・原則として安定継続した収入のあること
・外国籍の場合、永住者であること
・保証会社の保証を受けられること
・住信SBIネット銀行の代表口座を保有していること（同時申込可）
【申し込みの流れについて】
1：インターネットより仮審査申し込み
住信SBIネット銀行口座を持っていない場合『口座開設と目的ローンの同時申込』ボタンから申し込みます。なお口座を持っていればログインしてから申し込みます。
申込み時には、収入証明書、見積書、振込依頼書等を用意します。
仮審査の結果は原則2営業日以内にEメールとメッセージボックスで連絡されます。
2：正式審査申し込み
仮審査で準備した書類を提出期限（「仮審査承認のお知らせ」メール配信日から1ヵ月以内）までに送ります。
その後、住信SBIネット銀行で正式審査が行われます。
3：契約手続き
住信SBIネット銀行にログインし「契約・振込先登録」画面から契約内容と支払先への振込内容を登録します。
Mr.自動車ローンでは、支払先に直接融資額が入金されます。
融資金額から事務取扱手数料を差し引いた金額が申込者の代表口座に入金され、振込先登録で依頼した振込先へ振り込まれます。
【支払い方法】
毎月の約定返済日（27日）に住信SBIネット銀行の代表口座普通預金より自動引落されます。
ですから忘れないように毎月の返済額を返済日までに入金しておきましょう。
住信SBIネット銀行のMr.自動車ローンは、運転免許の取得費用のためにも利用できますが、対象が20歳以上で原則安定した収入のある方になるので、未成年の学生さんは利用できません。
20歳以上でアルバイト収入のある学生さんであれば申し込み可能ですので、検討してみましょう。

エポスカードの運転免許クレジット

エポスカードの免許ローン（教習所ローン）は「どんな教習所があるのか」「自分にぴったりなのはどんなプランなのか」といったアドバイスを受けることができます。

【利用条件について】
・視力や聴力などの身体要件を満たしているか
・年齢要件（満18歳以上）を満たしているか
・入校予定日が交通違反による免許禁止期間中ではないか
どれか1つでも当てはまればエポスカードの免許ローンは利用できません。
【申し込みの流れについて】
1：電話、マルイの店舗、インターネットから申し込み
2：スタッフと相談し、教習所とプランの決定
3：窓口もしくは郵送で本契約の手続き
4：教習所へ入校、免許取得へ
電話や窓口からの申し込みであれば、どの教習所か決めていなくても申し込めます。
【支払い方法について】
・分割払い
1～36回までの分割払いができます。頭金は不要で、支払いは入校の翌月からとなります。また最長6カ月以内で支払い月が自由に選べる「学生応援スキップ払い」も利用できます。
・エポスカード払い
エスポカードのクレジットカードで支払えば、支払い金額に応じてショッピングポイントが付与されます。
・現金払い
契約手続きを行ったマルイの店舗のカードセンターで、現金で支払う方法です。振り込み手数料を節約することができます。

免許ローンの代わりにカードローンを利用する

免許ローンの代わりに、資金使途が自由なカードローンを利用する方法もあります。
カードローンは銀行や消費者金融から提供されているサービスで、決められた限度額の範囲なら何度でも借入、返済ができます。
免許ローンの場合、借りたお金を免許の取得のために使ったということを証明するために、書類の準備が必要ですが、カードローンであれば証明等の書類の準備が必要なく、さらに原則50万円以下の借り入れであれば、収入証明書も必要なくお金を借りることができます。
各金融会社のカードローンサービスによって申し込みの条件は異なりますが、概ね20歳以上で安定した収入のある人が対象です。アルバイトをしている20歳以上の学生さんであれば申込可能ですので、免許ローンと金利や返済方法などを比較してお得な方を選びましょう。
また一部銀行のカードローンの場合は、専業主婦や学生など収入がない方でも、配偶者やご家族に収入があれば利用可能なカードローンもあります。

まとめ

自動車免許は若い人のほうがスムーズに取得できると言われています。30万円は決して安い金額ではありませんが、少々無理をしてでも免許を取得しておくのは結果的にお得になります。
また学生さんにとって免許ローン（教習所ローン）は、初めて利用するローンという人も多いでしょう。アルバイト代などでやりくりしながら返済をしていくことは、良い人生経験になるかもしれません。
免許ローンにはたくさんの種類があり、申し込み方法や、利用条件、金利などにもそれぞれ違いがあります。少しでもお得に免許ローンを利用するために、いろいろな条件を比較しながらじっくりと選びましょう。