ダイナースカードに審査通過できる年収はいくらくらいでしょうか。
今回はダイナースクラブカードの審査難易度について、ダイナースカードは医者や弁護士以外は作れないのかといった疑問を初めダイナースカードの審査通過に必要な年収や年齢等をみながら考えてみましょう。
ダイナースカードとは
ダイナースクラブカードは世界のどの国においても、チャージカード(翌月一括払い専用カード)として「クレジットカード利用金額に一律の制限を設けない」(※無制限に使えるわけではなく利用枠は個別に設定される)というポリシーを貫いており、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(年会費29,000円+税)と双璧をなす「世界のステータスカード」です。またダイナースクラブカードは信頼と安心の「ダイナースクラブ・クオリティ」を提供するクレジットカードです。
ダイナースカード審査通過のための年収について
「ダイナースクラブカードは医者や弁護士などのハイクラスな職業についている人しか作れない」というイメージが未だにありますが、これからダイナースカードを作りたい方にとって気になるのは、2017年現在でも同様の状況なのかという点だと思います。
ダイナースカード審査に通過するためにはだいたいどのくらいの年収があればよいのか、ダイナースカードを持つには年齢は何歳であればいいのかみていきましょう。
ダイナースカードの審査難易度はそこまで高くない
結論から先にいえば、ダイナースカードの審査難易度はもはやそこまで高いわけではないようです。
以前は確かに医者や弁護士そして会社経営者などでなければダイナースカードを作ることができなかった時代はありました。現在では中小企業勤務の社会人、地方公務員であっても問題なく審査通過できるクレジットカードになっているようです。フリーターやパート勤務でもない限りは「自分にはダイナースカード審査通過は無理」と諦めることはありません。
ダイナースカードの審査通過に必要年収や年齢について
ではダイナースカードの審査に通過するために必要な年収や年齢はどのくらいであれば良いでしょうか。
あくまで私個人の意見とインターネット上の口コミの傾向でしかありませんが、現在ではダイナースカードの審査通過するためには、だいたい27歳以上の方で、年収500万円以上もあればよいようです。
もちろん現在お持ちのクレジットカードの利用履歴に遅滞延滞がないことや職業の安定度(公務員などが安定度が高く、契約社員などは安定度が低いとみなされる)などもダイナースカードの審査における重要な項目であることには間違いありませんが、目安としては「27歳以上の方で、年収500万円以上」にひとつの基準があるように思えます。
まとめますと「ダイナースカードが欲しいのであれば27歳以上で年収500万円が最低限必要である。職業が不安定な場合は少し年収が必要で、職業が安定している人であれば、もう少し年収が少なくてもダイナースカードの審査に通過できる」と考えられます。
【年収と手取り年収について】
しばしば勘違いすることも多いのですが、クレジットカード申込時に記入する年収は「総額の年収」で「手取り年収」ではありません。
「総額の年収」とは、社会保険料や失業保険料などが差し引かれる前の年収のことです。
例えば月額25万円程度の手取りがある場合にはボーナスを含めると総額500万円を超えていることも少なくありませんので、年収は源泉徴収票などをチェックした後に、ダイナースカード申込フォームに記入して下さい。
ダイナースカード審査は持ち家がないと通過できないか
過去には持ち家や分譲マンションを所有していなければダイナースカードは審査通過できないなどという話もありましたが、こちらも現在では緩和されて賃貸物件に住んでいてもダイナースカード審査に通過できるようになりました。
「ダイナースカードが欲しいけど、賃貸アパートだから審査通過は無理だ」と思っている方は諦めずに挑戦してみてください。
このようにダイナースクラブカードの審査難易度は低くなってきていますので、持ち家がないから作れない、とか、有限会社社長では難しいのでは、などと思わず是非ともダイナースカード審査に挑戦してみてください。
ダイナースカードの公式な審査内容は非公開ですので100%通るという保証はできませんが、あっさりとダイナースカード審査に通過してしまうかもしれません。
ちなみに最近では「年収500万円&27歳以上」というダイナースカードの審査基準でさえ緩和傾向にあるともいわれています。ですから年収400万円でも諦めなくてもよい傾向になりつつありますので年収に自信がなくても申し込んでみてください。
ダイナースカードの限度額について
ダイナースカードといえば「クレジットカードの限度額がない」ということで有名ですが、果たしてダイナースカードには本当に限度額がないのでしょうか
結論から先にいうと「ダイナースカードにも利用限度額はきちんと存在する」ということです。
かんたんな例をあげでみましょう。
年収800万円の人がダイナースカードを入手し、銀座の高級クラブを貸しきり三日三晩騒ぎ、1億円を使ってしまったとします。
このような場合、仮にダイナースカードに利用限度額がないのであれば、この1億円という支払いであってもダイナースカードで支払いができることになります。散財癖があれば、ダイナースカードで何十億円でも使えます。
しかしクレジットカードの仕組みそのものを考えても、年収が800万円の人に何億円ものお金を使わせることはできるわけがありません。
仮にクレジットカード会社が「そのお金を返済してください」と請求したところで、年収800万円の人では返済に何百年かかるかわかりません。下手をすると1円も返済されずに、自己破産されてしまう場合もあることでしょう。
こうなってしまったらクレジットカード会社は大損になります。ですからそういう損害を出さないためにも、クレジットカード会社はクレジットカードの利用限度額、Aさんは300万円まで利用できる、Bさんは50万円までしか利用できないといった限界を定めています。
クレジットカード会社は年収や返済能力に合わせてクレジットカードの利用限度額を設定しています。ですからダイナースカードだからといってクレジットカードの利用限度額が存在しないということはありえません。もしクレジットカードに利用限度額がなかったらクレジットカード会社はすぐに潰れてしまいます。
ダイナースカードに限らず、クレジットカード会社では利用者の「無駄遣い」を常にチェックしています。たとえば普段から数千円単位の支払いでしかクレジットカードを使わない人が、10万円を越える高額家電をクレジットカードで購入しようとしたら、とりあえず「本人の意思確認をする電話」を入れるクレジットカード会社もあります。
このような本人の意志確認の電話というのは「クレジットカードの不正利用を防ぐ」という意味でも有効ですので、クレジットカード会社から確認電話があった時には自分自身のためにも丁寧に対応するようにしましょう。それが自分に対するクレジットカード不正利用被害の防止に繋がります。
ダイナースカードにも限度額はある
ダイナースカードに利用限度額がないという噂がたったのは、ダイナースカードの利用限度額は「一般人がどれだけ利用しても到達しない利用限度額が設定されることが多いためにまるで限度額がないかのように利用できる」という理由からです。
ダイナースカードこは利用限度額が存在しないわけではありませんが、ゆとりのある利用限度額が必要なのであれば、ダイナースカードの所持はひとつの選択肢であるといえるでしょう。
まとめ
ダイナースカードの審査基準は以前より緩和されつつあり、ダイナースカードに審査通過するためには、年齢は27歳以上で年収は500万円以上あればよいようです。その他のダイナースカードの審査基準としては現在お持ちのクレジットカードの利用履歴や職業の安定度もありますが、以前の審査基準のように医者や弁護士などのハイクラスの職業、持ち家でなくても十分ダイナースカードの審査には通過可能です。
まとめますと「ダイナースカード審査通過可能な基準は27歳以上で年収500万円である。職業が不安定な場合はもう少し年収が必要で、職業が安定している人であれば、もう少し年収が少なくてもダイナースカードの審査に通過できる」と考えられます。この記事を参考にされて是非ダイナースカードの審査に挑戦してください。
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