クレジットカードポータル

クレジットカードは今や学生さんも必携の時代です。今回はクレジットカードを利用することが学生さんにとってどれほどお得なのかについて、またクレジットカードで学生さんにオススメなものをランキンク形式でお伝えしたいと思います。

クレジットカードを学生のうちから所持することのメリットについて

クレジットカード会社は、自社のクレジットカード保持者について、学生を含む若い層を重要視しています。なぜなら学生さんおよび若い年齢層の人が自社のクレジットカードの将来の優良顧客になる可能性を秘めていること、また自社のクレジットカードを長く使ってくれる可能性もあることからです。
それは携帯電話であれば、10代～20代の頃から利用している携帯電話のキャリアはなかなか変えづらく、結果的に長く使い続けることが多いこととちょっと似ています。
ですから学生さんを含め20代以下（18歳～29歳）の人を対象にして、クレジットカード会社は通常のクレジットカードよりも優待がたくさん付帯されたクレジットカードを発行しています。ですので年齢的に当てはまる人にとっては優待のたくさん付帯された若い人向けのクレジットカードを利用しないのはもったいないです。その年齢の間だけでしか所持することのできない高優待クレジットカードですので、学生さんを含む20代以下の方は以下にご紹介しているクレジットカードをオススメします。

クレジットカード：学生向けランキンク

第１位「三井住友VISAデビュープラスカード」

「三井住友VISAカード」のCMでおなじみの、三井住友カードから発行されている25歳以下の人に向けたクレジットカードです。2015年6月6日現在は「三井住友VISAカード」の代表的なCMとは別に「三井住友VISAデビュープラスカード」のテレビCMも放映中ですので、ご存じの方も多いでしょう。
三井住友カードは日本のVISAを代表するVISAブランドでは最も有名なクレジットカード会社であり、三井住友フィナンシャルグループに属する大手のクレジットカード会社です。

特長について
「三井住友VISAデビュープラスカード」はクレジットカード入会後3ヶ月間は付与ポイントが5倍になります。さらにそれ以外の通常時にも、通常の三井住友カードに比べて、「三井住友VISAデビュープラスカード」は常時ポイントが2倍付与されます。つまり「三井住友VISAデビュープラスカード」は常時ポイント還元率は1％で、銀行系クレジットカードの中ではポイント還元率が非常に高いと言えます。
クレジットカードの券面も、白くてシンプルでスタイリッシュです。ごちゃごちゃしたデザインよりも、このようなシンプルなデザインの方が、どこで出しても恥ずかしくなく利用しやすいでしょう。
「三井住友VISAデビュープラスカード」は25歳以下の人を対象としたクレジットカードです。26歳以降の最初のクレジットカードの更新時に、これもまた20代の人におトクな「三井住友VISAプライムゴールドカード」にランクアップします（ゴールドカードを希望しない場合「三井住友VISAクラシックカード」つまり一般カードへの切り替えも可能）。
「三井住友VISAプライムゴールドカード」も、30歳以降の最初のクレジットカードの更新時に「三井住友VISAゴールドカード」へランクアップされますので、厳しい審査を経ることでしか入手の難しいゴールドカードの取得が簡単になります。「三井住友VISAデビュープラスカード」を取得することは、いずれはゴールドカード・プラチナカードの取得を目指している学生さんに最適といえるでしょう。
前述しましたが、ゴールドカード・プラチナカードなどの上級カードに興味がない場合は「三井住友VISAデビュープラスカード」から一般カードの「三井住友VISAクラシックカード」への切り替えもできます。

年会費について
「三井住友VISAデビュープラスカード」の年会費は初年度無料、翌年度以降は1,250円+税となります。しかし年間に１回以上クレジットカードを利用すると翌年以降も年会費を無料にすることができます。年に1回のクレジットカードの利用は難しいことではありませんので「三井住友VISAデビュープラスカード」の年会費は実質無料といって良いでしょう。

申し込み対象について
「三井住友VISAデビュープラスカード」は高校生を除く満18歳～25歳までの人が対象です。大学生の人や会社員も「三井住友VISAデビュープラスカード」の対象者です。

こんな人にオススメ
「三井住友VISAデビュープラスカード」は申し込み対象は満25歳までと狭いのですが、前述の通り優待がたくさん付帯されたクレジットカードですので学生さんを含む当該年齢の人はぜひ申し込んでみて下さい。また「三井住友VISAデビュープラスカード」は日本のVISAの盟主である三井住友カードが発行しているということもあり、銀行系クレジットカードを所持していない人の1枚目のクレジットカードや、人気のあるクレジットカードが欲しいという人にもぴったりです。「三井住友VISAデビュープラスカード」は所持する人を選ばないタイプの、持ちやすいクレジットカードです。

第２位「セディナカードファースト」

流通系と信販系の両方の特長を併せ持つ株式会社セディナから発行されているクレジットカードです。

特長について
「セディナカードファースト」は全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドーでの買い物の決済利用で、わくわくポイントが常に3倍になります。また毎月第2・第4日曜日に、ダイエー・グルメシティ・マルエツ等各店で「セディナカードファースト」を利用すれば、ほとんどの商品が5%割引になります。国際ブランドはVisa/MasterCard/JCBから選べます。

年会費について
「セディナカードファースト」は初年度年会費無料、翌年以降は1,000円+税ですが、年一回以上の利用で年会費が無料になります。こちらも年1回のクレジットカードの決済利用は難しくはありませんので年会費は実質無料といってよいでしょう。

申し込み対象について
高校生を除く、18歳～25歳の学生、または収入のある人です。

こんな人にオススメ
「セディナカードファースト」は、セブンイレブン・イトーヨーカドー・ダイエー・グルメシティ・マルエツ等を頻繁に利用する人にとってはとてもオトクなクレジットカードです。逆に言えば、それらの店舗を利用しない人にとっては「セディナカードファースト」を申し込むメリットは薄いでしょう。ですから、自分にとって使い勝手がよいか判断しやすいクレジットカードです。

第３位「JCB CARD EXTAGE」

日本を代表するクレジットカード会社であるJCBの本体から発行されているクレジットカードです。

特徴について
「JCB CARD EXTAGE」は入会後3ヶ月間はポイントが3倍になります。その後は常時ポイントが1.5倍付与されます。後述しますが「JCB CARD EXTAGE」は年会費も無料です。
また「JCB CARD EXTAGE」の券面のデザインはシルバー、レッド、ブラック、ディズニーの中から、好きなデザインを選ぶことができます。

年会費について
「JCB CARD EXTAGE」の年会費は無料です。ただし前述の2枚のクレジットカードも実質無料ですので、実際のところは他の2枚のクレジットカードと同等とみてよいでしょう。

申し込み対象について
「JCB CARD EXTAGE」の申込対象は29歳以下の人です。「JCB CARD EXTAGE」は特典が前述の2枚のクレジットカードと比べやや辛い分、他の2枚のクレジットカードよりは対象年齢が広くなっています。

こんな人にオススメ
「JCB CARD EXTAGE」をおすすめするのは、JCB本体発行のクレジットカード(プロパーカード）が欲しいけれど、できるだけ特典の多いクレジットカードが欲しい人に対してです。JCBカードは日本国内では問題なく使えますが海外ではVISA/MasterCardとは異なり、あまり日本人が行かないマイナーな場所であると使えないこともありますので、「JCB CARD EXTAGE」1枚だけというよりは、クレジットカードの複数枚所持が可能であれば、国際ブランがVISA/MasterCardなどの補助となるクレジットカードを併せて所持した方が良いでしょう。

まとめ

今回はクレジットカードを利用することが学生さんおよび若い年齢層の人にとってどれほどお得なのかについて、またクレジットカードで学生さんにオススメなものをランキンク形式でお伝えしました。クレジットカードを利用することは、現金で支払うよりも利用代金に対してポイントが還元されますので確実にオトクです。また学生さんを含む若い年齢層対象のクレジットカードは一般のクレジットカードよりも審査も緩く、ポイント還元率も優遇されており、また特典もたくさん付帯されています。ですから学生さんおよび若い年齢層の人は、オトクな学生向け、あるいは若い年齢層向けのクレジットカードを所有して、自身の経済生活を豊かで便利なものにして欲しいと思います。