ANAカードのプレミアムカードは、ANAゴールドカードの上位カードになりますので、ANAカードのプラチナカードに位置します。
ANAカードのプレミアムカードには、国際ブランドによって3種類のANAカードがあります。それぞれ国際ブランドは、VISA、JCB、ダイナースで、特典やクレジットカードの年会費に若干の違いがあります。
■ANA VISAプラチナ プレミアムカード
年会費:80,000円+税(家族カード4,000円+税)
1,000円ごとに15マイル還元
■ANA JCB カードプレミアム
年会費:70,000円+税(家族カード4,000円+税)
1,000円ごとに13マイル還元
■ANAダイナースプレミアムカード
年会費:155,000円+税(家族カードは無料)
100円ごとに1マイル還元(1,000円で10マイル)
やはりANAカードのプレミアムカードですので3種類すべてクレジットカードの年会費は高額です。またANAカードプレミアムには各クレジットカード会社の独自特典が付きます。3種類のANAカードプレミアムとしての特典で比較すると「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」が年会費やポイント還元率で一番使い勝手の良いANAカードプレミアムであるといえるでしょう。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の特徴について
今回は「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」についてみていきたいと思います。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」はANAカードの中でも最上位に位置するプラチナカードです。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は、三井住友VISAカードでお馴染みの、三井住友カードから発行されています。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」には、8万円のクレジットカードの年会費に相当するだけの、さまざまな特典が付帯されています。
年会費は実質7万円以下になる
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の年会費は8万円+税と、やはりプラチナカードですのでかなり高額です。「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」を所持することは、敷居が高く感じるかもしれません。
しかし「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」に入会時・継続時には毎年1万マイルが継続ボーナスとしてプレゼントされますので、実質的な「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の年会費は7万円以下と考えることができます。
継続ボーナスの10,000マイルは「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」を所持している限り、毎年付与されるボーナスです。
ポイント還元率について
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」はクレジットカード1,000円の決済利用につき15マイルが貯まります。
ANAマイレージは1マイル=約1.2円相当と言われていますので「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」のポイント還元率は1.5%以上で、かなりの高還元率です。
ANA機内販売や航空券など、ANAカードマイルプラス提携店で「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」を決済利用すると、ポイント還元率は2倍になります。
さらに、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の利用で搭乗毎に貯まる「フライトマイル」は50%アップします。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」はマイルが非常に貯まりやすいANAカードといえるでしょう。
ANAラウンジが利用できる
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」を所持すれば、国内主要空港に設置されているANAカード会員だけが利用できる空港ラウンジ「ANAラウンジ」を無料で利用することができます。
また「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は、プライオリティパスも無料で発行されます。プライオリティパスを持っていれば、世界100ヶ国600ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用することができます。
「プライオリティパス」は本来は年間数万円の会費が必要な会員制のサービスですが「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」会員であれば、無料で発行してもらえます。
最高1億円の旅行保険
国内外を問わず、旅行や出張で飛行機に乗ることが多い人なら必ず入っておきたいのが旅行傷害保険です。「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」には、最高1億円を補償する旅行傷害保険が付帯されています。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は国内外ともに旅行傷害保険の補償額は最高1億円で、しっかり補償されています。
また、プレミアムカードならではの特典として、航空便遅延保険なども適用されます。
お買物安心保険(ショッピング補償)
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」を利用して購入した商品が万が一破損してしまったり初期不良にあった場合でも、年間500万円まで補償対象となります。
VISAプラチナカードの特典について
以下の内容は、VISAプラチナカードに共通する特典です。
プラチナコンシェルジュデスク
24時間365日利用できる、プラチナカード会員専用の「プラチナコンシェルジュデスク」を利用することができます。電話一本で世界中どこにいても、航空券やホテル、またはレストランの予約ができます。VISAが提携しているホテルやレストランの場合は、優待割引が利用できることもあり、プラチナコンシェルジュデスクはどんな相談にも乗ってくれます。
いつでも気軽に相談できる「コンシェルジュ」が無料で利用できますので、このサービスにプラチナカードの年会費以上の価値があると考えるプラチナカード所有者も多いようです。
グルメ関連サービス
■プラチナグルメクーポン
VISAが提携している一流レストランのコース料理を2名以上で利用した場合、1名分の食事代が無料になるプラチナカードならではのサービスです。このプラチナグルメクーポンを活用すれば、プラチナカード年会費の元はかなり取れるのではないでしょうか。
■Visaプラチナダイニング
VISAが提携するレストランで、優待割引や優待特典が受けられるサービスです。無料でコース料理のアップグレード、食前酒のサービス、お土産のプレゼントなど、「特別なお客さま」としてのおもてなしを受けることができます。
■プラチナワインコンシェルジュ
田崎真也氏によるワイン関連サービスや、ワインの販売があります。
■Visaプラチナゴルフ
国内外の名門ゴルフコースを優待価格で利用できます。また、本来ゴルフ場のメンバーしか予約できないコースでも、VISA経由で申し込めば利用することができます。
旅行関連サービス
■ホテルのアップグレード
VISA提携ホテルを優待価格で利用できるほか、ウェルカムドリンクやホテルの無償アップグレードなどプラチナカード会員限定のサービスが受けることができます。
■手荷物宅配
海外旅行の際、空港への手荷物宅配も一律500円の優待価格で利用することができます。
まとめ・取得方法について
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は年会費が8万円と高額です。しかしANAを頻繁に利用する人にとっては、ANAマイルが良く貯まりクレジットカード特典も充実していますので、8万円の年会費も元が取れるのではないでしょうか。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」は通常のプラチナカードのようにインビテーションを待つことなく、インターネットから直接申し込むことができます。しかし、ANAカードの中でも最上位に位置するプラチナカードですので「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の取得は決して簡単ではありません。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の申し込みの基本条件は「満30歳以上で安定継続収入がある人」です。
申込条件だけをみると「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の取得はそれほど難しくは思えませんが、それなりの年収やVISAの利用実績が必要になると思われます。ですから、まずはANA一般カードやANAゴールドカードを頻繁に利用し、ANAからのインビテーションを待つことが「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」の取得への近道だと考えられます。
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