クレジットカードのセキュリティコードとは?
クレジットカードのセキュリティーコードが何かということを簡単に説明します。
クレジットカードのセキュリティーコードは、クレジットカードを使って決済をしようとするときの、その処理の際に使用されます。
クレジットカード番号とは別の番号であるセキュリティコードという番号を入力することで、クレジットカードを他者から不正に利用されるというリスクを避けるために使用されます。
特に近年では多くの方がインターネットショッピングをされることと思いますが、そのインターネットショッピングの際に、
カード情報のセキュリティーを高めるためにカード番号や有効期限に加え、セキュリティーコードを入力する場合が多くなりました。
なお、クレジットカード会社から加盟店へ利用者のクレジットカード決済に際にはセキュリティーコードの使用を推奨することも多くなったと聞きます。
クレジットカードのセキュリティーコードの詳細
1.クレジットカードのセキュリティコードは、お手持ちのクレジットカードの裏面もしくは表面に記載された3桁あるいは4桁の番号です。
2.またクレジットカードのセキュリティコードは、各々のクレジットカード会社によって表示されている場所やその名称が違っています。
3.お手持ちの各クレジットカード会社のクレジットカードのセキュリティコードは、クレジットカードを利用した際に受け取る利用伝票や、後日口座引き落とし等の支払いの際に送付される利用明細書に記載されることはありません。
4.クレジットカードのセキュリティコードは、実際にクレジットカードを所有し使用しているクレジットカードのカード会員の方だけが認知し、利用することができます。
よってオンライン上でクレジットカードを使用して決済をする時に不正に利用されることを避けるための対策効果を高めることができ、非常に有効であるとされています。
代表的なクレジットカードのセキュリティーコードの場所
VISA
VISAではクレジットカードのセキュリティコードはCVV2(Card Verification Value)という名称です。
お手持ちのVISAのクレジットカードをご覧になってください。クレジットカードの裏面にある署名欄に記載されているクレジットカードの番号の後ろに記載された3桁の番号がVISAカードのクレジットカードのセキュリティーコードであるCVV2を指しています。
Masterカード
MasterカードではクレジットカードのセキュリティコードはCVC2(Card Validation Code)という名称です。
お手持ちのMasterカードのクレジットカードをご覧になってください。クレジットカードの裏面にある署名欄に記載されているクレジットカード番号の後ろに記載された3桁の番号がMasterカードのセキュリティーコードであるCVC2を指しています。
JCBカード
JCBカードではクレジットカードのセキュリティコードですが、お手持ちのJCBカードのクレジットカードをご覧になってください。
クレジットカードの裏面にある署名欄に記載されているクレジットカード番号の後ろに記載された3桁の番号がJCBカードのセキュリティーコードです。
Dinersカード
Dinersカードではクレジットカードのセキュリティコードですが、お手持ちのDinersカードのクレジットカードをご覧になってください。
クレジットカード裏面にある署名欄に記載されているクレジットカードの番号の後ろに記載された3桁の番号がDinersカードのセキュリティーコードです。
American Express
American ExpressではクレジットカードのセキュリティコードはCID(Card Identification Number)という名称です。
お手持ちのAmerican Expressのクレジットカードをご覧になってください。クレジットカードの表面にあるクレジットカード番号の右上に記載されている4桁の番号が、American ExpressのクレジットカードのセキュリティーコードであるCIDを指します。
クレジットカードのセキュリティーコードについての注意点
現在ご使用中のクレジットカードにセキュリティーコードが印字されていない場合や、印字がかすれて見えなくなっている場合は、
お手元にカードを用意したうえで、クレジットカードの裏面に記載されているクレジットカードの発行会社まで、連絡をして速やかに対応して貰ってください。
このように他者からのクレジットカードの不正利用対策として普及してきているクレジットカードのセキュリティーコードですが、
残念なことに、現在日本国内の全てのクレジットカード発行会社が、クレジットカードのセキュリティコード対策を実施しているというわけではありません。クレジットカードの発行年月や種類などによって、セキュリティーコードに対応していない場合があります。
他者からのクレジットカードの不正利用の対策、または個人情報の流出の対策として、今お使いのクレジットカードを確認し、
もしセキュリティーコードに対応していない場合は、現在お使いのクレジットカードの早めの見直しをお勧めします。
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