銀行でお金を借りることが、学生でもできるのでしょうか?
銀行がお金を貸してくれる人というと、会社員など毎月決まった収入を得ている人というイメージですが、銀行は学生にお金を貸してくれるのでしょうか?
学生の人が自分の使えるお金が足りずに、お金を借りたいと思う場面は様々あると思います。大学での授業・ゼミなどが忙しくてアルバイトをする時間が取れずに、その月のアルバイト代が少ないのでお金と借りたいと思ったり、友達との飲み会やサークルの打ち上げの回数がその月はいつもより多くてアルバイトの給料だけではお金が足りるかどうか不安なのでお金を借りたいと思ったり、その月の親の仕送りが遅くなって支払いが間に合わなかったり、生活費が足りないなど、いろいろなお金を借りたい理由があるでしょう。
消費者金融のインターネットの公式ページには「学生・主婦でも借り入れ可能」と書かれていますが、たいへん高金利な場合が多く、学生の人が消費者金融でお金を借りてその借りたお金を返済することになったとき、アルバイトの給料からの返済だけでは一回の返済金の額が少額のため長期的な返済になる可能性があり、長期的な返済では借りたお金に対する利息の金額が大きくなるので、長い期間返済しているのに一向に支払いが終わらない、ということにもなりかねません。
ですから金利の高い消費者金融よりも銀行でお金を借りたいと思うのですが、はたして銀行でお金を借りることが学生にできるのでしょうか。
銀行でお金を借りることは、学生でもできる
銀行でお金を借りることは、学生でもできます。
ただ、銀行によっては学生に貸付を行わない銀行もありますので、学生でもお金を借りることができる銀行をあらかじめ調べてから金利、限度額、サービスなどを比較してどの銀行でお金を借りるか決めることが大切です。
学生が銀行からお金を借りる事はできますが、銀行にもいろいろなローンがあります。「教育ローン」「学資ローン」という名称の、学校に通って学業につとめるための必要な学資を貸してくれるローンがあります。この教育ローンや学資ローンは、金利が低く設定されていてお得に借りることができるローンです。しかしこの教育ローンや学資ローンは、ローンの申し込みをする時に提出しなければならない書類が多いこと、ローンの審査に時間がかかるということなどから、すぐにお金を必要としている学生の人にとっては不向きなローンだといえます。
銀行の「カードローン」はどうでしょうか。銀行カードローンという言葉を耳にすることがあるかと思います。この銀行カードローンは学生の人でも利用できますし、銀行カードローンの申請に必要とされる書類は身分証明書のみです(各銀行の審査によっては収入証明書の提出を求められる場合があります)。また銀行カードローンでしたら、指定した銀行口座に振り込まれる形でお金を借りる事もできますので、銀行口座からの支払いがあるときなどは便利でしょう。
ほとんどの銀行はカードローンの審査で、百万円までの融資の限度額であれば収入証明書の提出を不要としています。またほとんどの銀行で学生の人に融資する場合には貸付限度額を低く設定していますので、学生の人がカードローンでお金を借りる場合、学生の人本人の収入証明書の提出は不要であることが多いです。また学生の人に対して貸付限度額を低く設定しているため、学生の人が借りすぎることがなく安心だと思います。
銀行カードローンに申込みをするときには担保や保証人が必要だと思っている人も多いようですが、銀行カードローンではほとんどの場合、担保や保証人が不要となっていますので、教育ローン、学資ローンなどの目的別ローンと比較して金利は高いものの、ローンの審査に申し込みやすくお金がすぐに必要な学生に人にとって利用しやすい金融商品であると言えます。
学生でも借りることのできる銀行カードローン
学生でも借りることのできる銀行カードローンをみてみましょう。
合わせて、金利は銀行のカードローンに比べてやや高いものの学生にも融資可能な消費者金融も書いておきます。
カードローン名 金利(実質年率) 融資限度額 担保・保証人
みずほ銀行カードローン 4.0%~14.0% 10万円~1000万円 不要
楽天銀行スーパーローン 4.9%~14.5% 10万円~500万円 不要
三菱東京UFJ銀行カードローン 4.6%~14.6% 10万円~500万円 不要
じぶん銀行カードローン 2.4%~17.5% 10万円~800万円 不要
新生銀行レイク 4.5%~18.0% 1万円~500万円 不要
プロミス(消費者金融) 4.5%~17.8% 1万円~500万円 不要
アコム(消費者金融) 4.7%~18.0% 1万円~500万円 不要
モビット(消費者金融) ※ 3.0%~18.0% 1万円~800万円 不要
※モビットでは安定した収入が必要
これらの銀行カードローンは学生の人でも申し込みができます。三菱東京UFJ銀行カードローンは学生は10万円まで、楽天銀行は50万円までがカードローン融資の限度額と決められていますので、銀行カードローンを申し込む銀行を決める時には注意しましょう。
消費者金融から借り入れする場合は、総量規制(年収の3分の1を超える金額を融資することはできない)のしばりがあるので、お金を借りたい人は必ず定期的な収入がないと、消費者金融はお金を貸してくれません。総量規制は年収の3分の1までが借りることのできるお金の限度と決められている規制ですが、銀行は総量規制対象外なので銀行が貸し付できる金額は年収の3分の1までといった制限がありません。
ですから銀行カードローンはローンの申し込み時に収入の有無を問われませんので、収入のない学生や専業主婦の人でもお金を借りることができます。銀行からお金を借りることは学生の人にとっては、消費者金融でお金を借りるよりも簡単なのです。
即日融資が可能な銀行カードローン
すぐにでもお金が必要な場合、即日融資をしてくれる銀行を知りたいとおもいます。
即日融資が可能な銀行のカードローンをみてみましょう。参考に即日融資が可能な消費者金融もかいておきます。
カードローン名 審査時間 融資時間 自動契約機
みずほ銀行カードローン 最短当日 最短当日 ☓
楽天銀行スーパーローン 最短当日 最短当日 ☓
三菱東京UFJ銀行カードローン 最短30分 最短当日 ◯
じぶん銀行カードローン 最短30分 最短当日 ☓
新生銀行レイク 最短30分 最短当日 ◯
プロミス(消費者金融) 最短30分 最短当日 ◯
アコム(消費者金融) 最短30分 最短当日 ◯
モビット(消費者金融) ※最短30分 最短当日 ◯
※モボットでは申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合がある
銀行は最短で当日の融資は可能となっています。しかしカードローンの申し込み当日にお金を受け取ることがなかなか難しいこともあります。なぜなら、借りたお金を振り込んでもらうための銀行口座を作る必要があったり、カードローンの申込方法がインターネットのみの場合ではローンカードが郵送されるまで数日かかりますので、実際に自分の手元にお金が入るのは数日先のことになったりします。
けれどカードローンの申し込みに自動契約機がある銀行の場合、その場でローンカードを受け取る事ができるの、でカードローンの申し込み当日にお金が借りられる可能性が高いです。ですから急ぐ場合は自動契約機が設置されている銀行カードローンを利用するのが良いと思います。
学生が銀行からお金を借りるときの注意点
銀行でお金を借りことは学生でもできることが分かりました。銀行からお金を借りたいけれど、学生が銀行からお金を借りることができるのか心配で申し込みをためらっていた人も、安心して銀行カードローンの申し込みをして下さい。
どうしても急ぎでお金が必要だ、という人は申し込み当日に融資される可能性がたかい消費者金融を選択することもありだと思います。まだ時間に余裕のある人は銀行カードローンの方が金利が低いので、銀行カードローンを申し込みましょう。
三菱東京UFJ銀行カードローンは10万円が貸付限度額です。学生の人が生活費や交際費などにあてるのでしたら10万円くらいの理のない借り入れをするのにちょうどよいのではないでしょうか。銀行カードローンの限度額が高すぎると、不必要なお金を借りてしまうことになるかもしれません。ですから計画性を持って借り入れ出来ない人は限度額の低いカードローンを選んだほうが良いです。
学生の人でも急きょお金が必要になり、銀行あるいは消費者金融でお金をかりることもあるでしょう。
いまではかなり簡単にお金を借りることができます。
しかし、借りたお金は必ず返さなければいけません。融資は借金であることを念頭に、自分のアルバイトの給料で無理をしないで返済出来る金額を借りるように心がけましょう。
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