menu

sponsored link

クレジットカードを海外利用する時の注意点まとめ

sponsored link

クレジットカードを海外利用するために知っておきたい注意点をまとめました。
海外と日本ではクレジットカード事情はいろいろ異なっていますので、クレジットカードの海外利用で慌てることのないよう、特にはじめて海外旅行に行くという方は、是非出発前に目を通しておいて下さい。

クレジットカード海外利用の注意点まとめ

1.クレジットカード海外利用での支払い方法を確認しておく

クレジットカードの海外利用では支払い方法を選べません。
日本国内でクレジットカードを利用した場合、一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いといった多種の支払い方法の中から、自分が利用したいものを選ぶことができます。しかし海外利用では基本2種類の支払い方法のみです。クレジットカードの海外利用では一括払いかリボ払いのどちらかしか支払い方法を選ぶことができません。
日本国内で発行されたクレジットカードには「海外では○払いを利用する」という設定がされていますので、その設定に基づいた支払い方法しか利用できません。
具体的に、自身の保有するクレジットカードがもし「海外ではリボ払いを利用す」という設定になっていれば、海外利用はどんな店舗やホテルで利用してもすべてリボ払いになります。同様に海外利用のすべて一括払いを利用するという設定がさているクレジットカードであれば、すべての支払いが一括払いになります。
ですから海外に行く前には必ずクレジットカードの支払いがどちらになっているのかを確認するようにしましょう。
この確認を忘れてしまった場合、すべての支払がリボ払いにされてしまうことが起きれば、帰国後に高い金利手数料を払うことになります。

eb7b027313cd2c695bba11032b13c347_s

2.海外ではできるだけクレジットカード払いを利用する

海外では極力クレジットカード払いをするようにしてください。それが節約になるだけでなく、防犯対策にもなるためです。
海外では現金を大量に持ち歩くことは稀だと言われています。理由は単純、お金を持ち歩いていると、スリや強盗などに狙われやすいためです。
たとえばアメリカ合衆国では、日本の1万円札にあたる100ドル札をほとんど見かけることはありません。小口紙幣である20ドル札(約2000円のお札)を利用している人が圧倒的に多く、合計1万円分以上のお金を持ち歩いている方も稀です。
そんな中、日本人が無防備に数万円分以上の紙幣を持ち歩いていたらどうでしょうか?簡単に狙われてしまいますよね。だからこそ、現金ではなくクレジットカードを持ち歩いたほうが安全なのです。
また、海外でクレジットカードを利用すると、為替交換手数料の節約にも繋がります。
ほとんどのクレジットカード会社も1.3~2.0%ちょっとの手数料を取る程度ですので、日本円を現地貨幣に交換するよりも圧倒的に手数料が安いのが魅力です。反面、成田空港や関西国際空港などの主要空港で日本円を外貨に両替をする、高い場合、10%近くの手数料を取られることもあります。
特にマイナー通貨への交換手数料は高額です。その点、クレジットカードの場合にはどの国で利用しても手数料がかなり低く抑えられていますので、結果的に無駄な手数料を払わずに済むのです。
またクレジットカードを利用すると家計管理もしやすいです。
海外の現地通貨に交換した後、海外でそのまま支払いに使った場合には「いったい、いくらくらいの買い物をしのか」ということがレシートを保管していても分かりにくいです。しかしクレジットカード払いをすれば利用明細書上に日本円に換算した結果の請求金額が明記されますので「免税店で○円の買い物をした」という項目がよくわかります。

3.クレジットカードは最低2枚は所持しておく

クレジットカードを海外利用する場合、必ず2枚以上持っていくようにましょう。仮に1枚のクレジットカードが使えなくなってしまった場合でも、もう1枚あれば困ったときに助かります。
・クレジットカードが利用限度額に到達してしまった
・クレジットカードを失くしてしまった
・クレジットカードを財布ごと盗まれてしまった
・クレジットカードの磁気ストライプ異常で利用できなくなった
・長期出張中、クレジットカード有効期限が過ぎてしまった
以上のような時、クレジットカードを1枚しか持っていないと非常に困ったことになります。クレジットカードを紛失しないためには、財布とは違う場所に2枚目のクレジットカードを保管するようにしましょう(スーツケースの中、パスポートケースの中など)。
では2枚のクレジットカードの内訳はどうするかというと、やはり1枚はVISAカードが良いでしょう。VISAカードは世界中のほとんどの国や地域で快適に使えるクレジットカードブランドだからです。
2枚目としてはJCBカード(世界中で日本語対応のサービスラウンジが利用できるため)、アメリカン・エキスプレス・カードなどでしょうか。

a474f47daee028708c97fab0a553eeda_s

4.海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持つ

海外では海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを所持しておくということです。
かんたんに説明すると、海外旅行傷害保険というのは海外に滞在している時の万が一の事態から守ってくれる保険のことです。急病、怪我、損害賠償、事故、盗難、遭難など、例外はありますが、そのようなトラブルで生じた損失を補ってくれる有り難い保険です。この海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードを選んで、海外に持って行くということです。
なぜ海外旅行傷害保険が大事かというと、たとえばアメリカや中国でよくある病気「盲腸(もうちょう)」になってしまった時にかかる費用は、だいだいどのくらいでしょう。
答えは300万円~500万円程度です。もしその金額を簡単に支払えれば問題はありませんが、支払うお金がどう考えてもない方は、必ず海外旅行傷害保険付きのクレジットカードを持っていきましょう。
他にもホテルで水漏れを起こしてしまって修理代として数千万円請求されたとか、高級レストランで展示してあった美術品を壊してしまったとか、そのようなトラブルは海外旅行で珍しいものではなく、そんな場合の補償も海外旅行傷害保険があれば補償してい貰えます。

さらにカメラやパソコンが盗まれてしまった時も補償してもらえますので、日本ほど治安がよくない海外だからこそ必須の保険だといえるでしょう。
ただし注意点もあります。クレジットカードを所持することで加入可能な海外旅行傷害保険の適用期間は、最大でも3ヶ月程度です。これが海外への短期滞在であれば全く問題はありませんが、海外赴任や海外留学など長期の場合には、クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険ではなく、損害保険会社から提供されている海外旅行傷害保険に加入しましょう。
市販の海外旅行傷害保険であれば3ヶ月以上の長期加入も可能です。

5.海外ではクレジットカードでキャッシングを使う

キャッシングというと、ちょっと怖いイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、海外利用では積極的にキャッシッぐをおすすめします。
では、海外ではなぜキャッシングを利用するべきなのかというと、それは単純に多額の現金を持ち歩くことが危険であるからです。日本から10万円以上の現金をスーツケースにいれて海外に持ち出す方もいますが、そのようなお金を持ち歩くこと自体がまずなにより危険であると認識しましょう。
また、持ちだした日本円をアメリカドルなどのメジャーな通貨に交換する場合であれば、まだ両替手数料は安いですが、東南アジアの通貨など、マイナーな通貨に交換する場合には非常に高額な手数料が必要になることもあります。両替手数料を20%くらい取られる可能性もあります。
その点クレジットカードでキャッシングすれば、世界中のどこの国や地域でも安い手数料で現地通貨を手に入れることができますので、両替手数料の大幅な節約になります。ですから、海外ではクレジットカードのキャッシング利用がおすすめです(キャッシングした国の通貨がATMから出金される)。

6.海外旅行前にクレジットカード利用限度額を増枠しておく

これから海外旅行に行くだがクレジットカードの利用限度額が少なくて不安、という方は、出発前に利用限度額の一時増枠をクレジットカード会社に申し込んでみましょう。
クレジットカードの一時増枠申請のやり方は簡単で、クレジットカード裏面に書いてある電話番号に連絡をし「海外旅行に行くので一時増枠をお願いしたい」と伝えます。後はクレジットカード会社が15分~半日くらいで増枠審査をしてくれて、通常よりも金額の高い限度枠が提供されます。
同様にクレジットカードの利用限度額だけでなく、キャッシング枠も一時的に増枠してもらうこともできます。こちらも簡単な審査が必要ですが、海外ではキャッシング利用できないと不便であることはクレジットカード会社の方もよくわかっていますので、審査通過しやすいと思います。

994823895904f16a0ec3097cb6a8f2fd_s

7.クレジットカードの有効期限を確認しておく

クレジットカードの有効期限は必ず確認しておきましょう。特に海外赴任や海外留学などで長期にわたって渡航する予定がある方は、忘れずにクレジットカードの有効期限を確認してください。海外では更新クレジットカードの受け取りができませんので、海外渡航中にクレジットカードの有効期限が切れてしまうと、非常に困ったことになります。
クレジットカードの送付はクレジットカード会社に登録している現住所に対してのみされますので、海外滞在時にクレジットカード更新となっても、新しいクレジットカードを受け取ることができません。
またクレジットカードは本人限定郵便で送付されますので、クレジットカード所持者本人ではないとクレジットカードを受け取ることはできません(家族や配偶者であってもクレジットカードは受け取りができない)。
それではどうすれば良いかというと、クレジットカードの有効期限よりも前にクレジットカードを更新してもらいます。
たとえば三井住友VISAカードは、有効期限到達の半年前であればクレジットカード更新を前倒ししてくれるサービスがありますので、事前にサポートセンターに相談をして有効期限の更新をします。

以上が、クレジットカードを海外利用するために知っておきたい注意点でした。もう一度ご確認の上、クレジットカードの海外利用を安心・安全に行うようにしましょう。

クレジットカードのセキュリティコードについて:VISAカードではどこにあるか?

JALクレジットカードの学生カードは「JALカードnavi」学生限定の特典で効率よくマイルを貯めよう!


sponsored link

関連記事

  1. セゾンカードのポイント交換に商品券を選ぶのはお得か?

    セゾンカードのポイント交換に商品券を選ぶのはお得でしょうか。永久不滅ポイントで有名なセゾンカード…

  2. Tポイントの使い方:ネットショッピングでお得に使おう

    Tポイントの使い方について、今回はみていきたいと思います。Tポイントは、昔から共通ポ…

  3. クレジットカードの作り方、銀行のクレジットカードって?

    クレジットカードには種類があることを知っていますか?あなたが今お手持ちのクレジットカードは、どこ…

  4. イオンカーを解約したい:解約問い合わせ先まとめ

    イオンカードは、イオンやマックスバリュ、ビブレなどのイオン系列店を利用するのに特典が満載のクレジット…

  5. デビットカードは学生も利用できる:クレジットカードの練習用カード…

    デビットカードは学生でも利用できるのでしょうか。そもそもデビットカードとはどんなカードでしょうか。…

  6. クレジットカードで学生でもキャッシングできるか:キャッシング可能…

    クレジットカードで学生はキャッシングできるのでしょうか。クレジットカードには、ショッピッグ機能と…

  7. クレジットカードランキング2016最新版

    クレジットカードの使い方は人それぞれです。街中の買い物でもポイントを貯めたいし、インターネッ…

  8. クレジットカードでTポイントを貯める:Tポイントが貯まるおすすめ…

    Tポイントとは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の共通ポイントのことです。「Tポイント」…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP