ゆうちょのクレジットカードの中で学生さんにおすすめのクレジットカードにはどんなものがあるのでしょう。
ゆうちょ銀行のクレジットカードには、学生さんや若年層向けに発行されている2種類のクレジットカードがあります。どちらもキャッシュカードと一体化したタイプのクレジットカードです。
今回はその2種類のクレジットカードの「JP BANK VISA/マスターカードALente(アレンテ)」「JP BANK JCBカード EXTAGE(エクステージ)」についてみていくとともに、学生向けクレジットカード全般の、クレジットカード審査の内容、申し込みの際の注意点などについてみていきたいと思います。
ゆうちょのクレジットカードの中で学生さんが所持しやすい2種類のクレジットカードはそれぞれ国際ブランドやポイント優待が受けられる店舗などが違いますので、比較検討して利用目的や生活スタイルに合ったクレジットカードを選んで下さい。
学生向けクレジットカードについて
ゆうちょ銀行に限らず、クレジットカードのには学生が作れるクレジットカードがたくさん発行されています。
まずは一般的な学生向けクレジットカードについてみていきましょう。
なぜ学生はクレジットカードを作ることができるのか
各クレジットカード会社は学生向けクレジットカードを発行しています。学生さんに対して、各クレジットカード会社は「学生のうちから自社のクレジットカードを利用してもらえば、社会人になっても引き続き自社のクレジットカードを利用してくれる優良な顧客になってっもらえるだろう」と考えています。ですから収入のない学生さんでもクレジットカードを所持することができます。
学生のクレジットカード審査に必要なもの
学生さんがクレジットカードを申し込むときは、学生証または身元の保証ができるパスポートや保険証などの身分証と、印鑑や銀行口座関係の情報の提出をクレジットカード会社から求められます。また学生のクレジットカード審査は社会人になってからクレジットカードを作る場合よりもゆるめに設定されています。安定した収入がなくてもクレジットカードを申し込めるのは学生の間だけです。ですから学生のうちに1枚はクレジットカードを作っておきましょう。
学生向けクレジットカードの限度額について
クレジットカードには「限度額」というものがあります。限度額とは、このクレジットカードでいくらまで買い物などに利用できるかという上限の金額のことです。学生さんですから、たとえ銀行口座にたくさんお金があったとしても社会人と同じように収入があるわけではありません。ですから学生向けクレジットカードで利用できる金額(限度額)は5万円から、多くても30万円くらいと低めに設定されています。クレジットカードを使いすぎてしまうのが怖いという思う学生さんは、あえてクレジットカードの限度額を低く設定してもらうこともできます。
クレジットカードを持った時の注意点
クレジットカードを学生さんは作ることはできますが、クレジットカードの利用代金の支払いは絶対に滞らないようにしましょう。もしクレジットカードの利用代金の支払いが滞ってしまうと、クレジットカードの支払いの遅れの記録が個人信用情報機関に記載されてしまいます。結果、将来別のクレジットカードを作ろうと思ったときにクレジットカードを作れない、ということになるります。ですから学生向けクレジットカードを所持したなら利用代金の支払いの遅滞、延滞は絶対にしないよう気をつけましょう。
学生がクレジットカード審査を通過できないのはなぜか
クレジットカードの発行が簡単な学生さんでも、まれにクレジットカード審査を通過できないことがあります。それは過去に分割払いの滞納があった場合に信用情報機関に分割払いの支払いの滞納履歴が登録されているためにクレジットカードの審査に通りません。
クレジットカード審査に通過できない学生さんの多くは携帯電話の支払いを滞納しています。携帯電話の通話通信料は支払いの延滞履歴には登録されませんが、携帯電話端末の分割払いは登録対象になっています。くれぐれも携帯電話代の延滞には気をつけましょう。
ゆうちょのクレジットカード:学生向けカードについて
JP BANK VISA/マスターカードALente(アレンテ)
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,350円(税込み) ※年1回以上の利用で翌年度無料 |
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国際ブランド | VISA、MasterCard |
申込条件 | 18歳~29歳(高校生不可) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ETCカード発行 | 可能 年会費無料 |
家族カード発行 | 可能 年会費:初年度無料(2年目以降税込み432円) |
海外旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
カード利用枠 | 学生10~30万円 |
JP BANK VISA/マスターカードALente(アレンテ)は、18歳から29歳までの人が対象の若者向けのクレジットカードとJP BANKカード(キャッシュカード)の一体型のカードで、学生さんでも申込可能です。国際ブランドはVISAかMasterCardのどちらかを選択することができます。クレジットカードの年会費は2年目以降に1,350円が必要ですが、年に1回でもクレジットカードを利用すれば翌年度は無料になりますので実質年会費無料といってよいでしょう。
JP BANK VISA/マスターカードALente(アレンテ)は、満30歳になった最初のクレジットカードの更新時に「JP BANK VISA/マスターカード(一般カード)」に切り替わり、年会費1,350円が必要になります。
JP BANK JCBカード EXTAGE(エクステージ)
年会費 | 初回更新までの5年間無料 更新以降1,350円(税込み) |
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国際ブランド | JCB |
申込条件 | 18歳~29歳(高校生不可) |
ポイント還元率 | 0.5% |
ETCカード発行 | 可能 年会費無料 |
家族カード発行 | 可能 年会費:初回更新までの5年間無料(更新以降税込み432円) |
海外旅行損害保険 | 最高2,000万円 |
カード利用枠 | 10~30万円 |
JP BANK JCBカード EXTAGE(エクステージ)は、国際ブランドがJCBで、18歳から29歳までの方が申し込み可能なクレジットカードと、JP BANKカード(キャッシュカード)の一体型のカードです。
JP BANK JCBカード EXTAGE(エクステージ)の年会費は初回更新までの5年間は無料です。入会から5年後、最初のクレジットカード更新時に審査を経てJP BANK JCBカード(一般カード)に切り替わり、年会費1,350円が必要になります。
まとめ
ゆうちょ銀行が取り扱うクレジットカードの中には2種類の学生向け・若者向けクレジットカードがあります。
この「JP BANK VISAカード ALente(アレンテ)」および「JP BANK JCB カード EXTAGE(エクステージ)」をおすすめしたい学生さんは、まずは「ゆうちょをメインバンクにしている」ということです。
「JP BANK VISAカード ALente(アレンテ)」および「JP BANK JCB カード EXTAGE(エクステージ)」の利用代金の支払いの引き落とし銀行口座はゆうちょ銀行の口座になりますので、ゆうちょのATMを使えることが「JP BANK VISAカード ALente(アレンテ)」および「JP BANK JCB カード EXTAGE(エクステージ)」を便利に使うための大前提です。
「JP BANK VISAカード ALente(アレンテ)」「JP BANK JCB カード EXTAGE(エクステージ)」の2つのうち、どちらを選べばよいかと考えますと、
海外旅行へ行く機会が多い学生さんは、海外でのクレジットカードの利用でポイント付与率が高い「JP BANK VISAカード ALente(アレンテ)」がおすすめです。
またクレジットカードをおもに国内で利用するという学生さんであれば「JP BANK JCB カード EXTAGE(エクステージ)」がおすすめのゆうちょのクレジットカードです。
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