バイクを買うのに学生ローンは使えるの？
学生さんが自分でバイクを買うには
バイクの免許を取るためのお金は親が出してくれてバイクの免許は取れたんだけど、バイクを買うお金がない。バイクを買ってくれと親に頼むのも気が引ける。せっかくバイクの免許を取ったのにバイクに乗れないのは嫌だ、何とかして自分でバイクを買いたいけど…。
学生でお金がない人がバイクを購入したいと思ったら、どんな方法があるでしょう？
バイクを買うのに学生ローンは使えます。
バイクまたは車を購入するときに、一般に利用されるのが、バイクローン・自動車ローン(オートローン･マイカーローン)です。学生がバイクや自動車を購入するのにバイクローン・自動車ローンを利用したいと思っても自分一人で申し込んだ場合、まず審査には通りません。学生の人がバイクローンや自動車ローンを申し込むには保証人や親の承諾が必要です。バイクローン・自動車ローンの申し込みに保証人不要という金融機関もまれにありますが、保証金が必要であったり、バイクローン・自動車ローンの申し込みの審査の結果によっては保証人をたてるように言われることもあります。学生の人で18歳や19歳の未成年の人は、バイクローン・自動車ローンの申し込みには必ず保証人をたてなければいけません。その時は、親に頼むことになりますね。
そこでバイクを買うために「学生ローン」を利用してみましょう。
学生ローンって？
学生ローンとは、「学生」を対象としたローンのことです。原則として、20歳以上の専門学校生、短大生、大学生で安定した収入があれば学生ローン利用ができます。安定した収入の基準は各学生ローン業者によって違いますが、たいていの場合、特定の職場で定期的にアルバイトをしているのなら、週5日働いていなくても安定した収入があると見なされます。（例えば1日3時間で週に3日のアルバイトでも、特定の職場で働いていれば大丈夫）しかし日雇い派遣など臨時のアルバイトの場合は、安定した収入があると見なされないことがあります。（定期的な収入がないと考えられるため）またアルバイトを始めたばかりの人やアルバイトをやっていない人、他の金融業者での借入額が多い人は審査に通るのは難しいので注意してください。
学生ローンの申込方法
学生ローンの申し込みは、基本的にインターネットで行われます。学生ローンは全国の学生を対象としたサービスですが、学生ローン専門業者は基本的に東京（高田馬場）にしか事務所がありませんので、近隣の学生以外は学生ローン業者の事務所に学生ローンの申し込みに行くことができないからです。また学生ローンの申し込みの際には、学校名、現住所、連絡先などの情報が必要になりますが、学校名、現住所、連絡先などの情報を正確に入力して伝えなければならないという理由からインターネットからの申し込みを基本としています。
学生ローンで気になること
学生ローンを利用する場合、気になる点もいろいろあると思いますので、まとめてみました。
学生ローンを利用したことが親に分かる？
学生ローンを利用したことが親に分かることはありません。学生ローン業者も、学生のほとんどは親に知られずお金を借りたい、と思っていることをわかっているので、学生ローンを利用したことが分かるような書類を実家に送ったり、実家に電話をかけたりすることはありません。この点は配慮してくれますので安心して良いでしょう。
学生ローンの審査でアルバイト先に確認の電話はかかる？
学生ローンの場合はアルバイト先への在籍を確認する電話はかかることはありません。学生ローンは、最大50万円までと融資金額も低めなこともあってアルバイト先への在籍の確認はありません。
学生ローンの利用の目的は大切？
学生ローンの利用目的は不問ですが正直に答えましょう。学生ローンの審査時にお金の利用目的尋ねられますが、車やバイクその他趣味に使う分には、それを理由に学生ローンの審査に落ちることはありません。しかし、学生ローンのお金の利用目的がパチンコやスロットなどのギャンブルの場合は、学生ローンの審査に通過しません。学生ローンの利用目的がパソコンの購入費、旅行費用の場合でも、印象をよくするために学費目的などと嘘をつかずに正直に記入しましょう。
学生ローンの返済が遅れるとどうなるの？
学生ローンで借りたお金の返済が遅れると遅延損害金が発生することになります。学生ローンの返済の遅延損害金は本来の利息とは別に支払わなければならないものなので、学生ローンの返済の負担が大きくなります。学生ローンの返済を何度も滞納すると、信用情報機関に事故情報として登録されるので、次回またお金を借りたいときに借り入れができないことになります。
学生ローンののメリットとデメリット
学生ローンのメリットとデメリットを簡単にまとめましたので、よく理解しておきましょう。
学生ローンのメリット
・学生ローンは使い道を問われないのでバイク代、パソコン本体、備品、旅行代金など趣味に使っても大丈夫です。
・学生ローンは一般の消費者金融の融資に比べて金利が低いです。
・学生ローンの契約を未成年でもしてもらえる学生ローン会社もあります。
・学生ローンを契約するのに保証人、担保は必要ありません。
・学生ローンの契約をしたことを親に分からないように配慮してもらえます。
学生ローンのデメリット
・学生ローンの返済がが遅れると学生ローン会社から親に連絡をされることもあります。
・学生ローンの返済のためにアルバイトの時間を増やさなければならなくなり、学業に差し支えることがあるかもしれません。
・学生ローンは簡単にお金が借りられるため、金銭に対する感覚が鈍ることがあるかもしれません。
学生ローン以外にお金を借りられる？
学生がお金を借りるには、これまでお話しした学生ローンを取り扱っている「学生専門の金融業者」か「大手消費者金融」から借りるという方法があります。
大手消費者金融とはアコムやプロミスなどCMで有名な大手の金融業者で、学生専門の金融業者とは東京の高田馬場にある学生を専門にお金を貸す金融業者のことです。大手消費者金融のほうが知名度があるので、お金を借りるなら大手消費者金融の方がいいように思えますが、学生がお金を借りるには「学生専門の金融業者」をおすすめします。
学生専門の金融業者をすすめる理由
「学生専門の金融業者」「大手消費者金融」にかかわらす、金融業者からお金を借りる場合には必ず審査があります。
この借入審査では、学生専門の金融業者、大手消費者金融のどちらのが通りやすいなどの優劣はほぼありません。強いていえば学生専門の金融業者の借入審査に通らない人は、大手消費者金融の借入審査にも通りません。
学生専門の金融業者をすすめるのは、大手消費者金融より金利が低いからです。
大手消費者金融と学生専門の金融業者の金利を比較してみると大手消費者金融の最高金利17.8~18.0%ですが、学生専門の金融業者はが最高金利が16.80%となっています。
最高金利を比較してみると学生専門の金融業者の方が低くなっています。
お金を借りるときは当然、金利が低い方が返済する金額が少なくてすむので、少しでも金利の低い金融業者を選んでお金を借りましょう。
バイクを買うときは、おそらく10万円以上は借りることになると思いますので、低金利な学生専門の金融業者を選びましょう。
3万円未満の低額お金を借りるのであれば金利の金額もそれほど大きくならないので気にする必要はほとんどありませんが、10万円を超える金額を借りるのであれば、それだけ金利も大きくなるので必ず返済計画を立ててから学生ローンを利用するようにしましょう。
バイクを学生ローンで購入したときの注意点
バイクを学生ローンで購入したときには、バイクの購入費用だけでなくバイクの維持費、必要経費まで計算にいれましょう。
バイクの値段は学生にとって安いものではないと思います。バイクを買うということは、バイク本体だけでなくバイクを維持していくためにも、もちろんお金がかかります。
バイクを維持していくために必要なお金は、保険料、ガソリン代、修理費などがあります。バイク本体と比較して、バイクを維持する費用は安いことと思いますが、学生ローンの返済のためのお金と同時に毎月必要になってきますので、学生ローンの返済計画に入れておきましょう。せっかくバイクを学生ローンで購入しても、バイクの維持費が思っていたよりかかりすぎて結局バイクを手放さなくてはならなくなったりしたら、とても残念ですから。
学生ローンの支払い計画をしっかり立てて、バイクを買ったら、バイクのある生活を思う存分楽しんでくださいね。
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